弁護士業務の「書く」が変わる。llamadrive、AI誤字脱字チェックとカスタムテンプレート入力で、書面作成の常識を刷新

法務文書の精度を高め、ルーティンワークから弁護士の創造性を解放するAIサポート

llamadrive株式会社

2025年6月19日 10時00分

llamadrive株式会社（代表取締役：森田裕也、世良英誉／本社：福岡県福岡市）は、弁護士・法律事務所向けAI裁判文書管理システム「llamadrive」に、書面作成の最終工程を効率化する「誤字脱字チェック」機能と、多様な定型書面へのデータ入力工数を削減する「テンプレート入力」機能を新たに搭載し、本日より提供を開始いたします。これにより、弁護士の皆様は、煩雑な校閲作業や定型的なデータ転記作業から解放され、本質的な法務判断や戦略立案に一層集中できるようになります。

法律業務における「書く」の再定義：AIによる次世代の効率化

法律文書の作成は、弁護士業務の根幹をなすものであり、その正確性と品質は、依頼者の権利保護、ひいては事件の結果に直結します。しかしながら、日々の業務においては、多くの法律事務所が以下の共通の課題に直面しています。

文書品質の確保における高負荷とリスク: 誤字脱字、文法上の瑕疵、不統一な表記は、作成した書面の信頼性を損ない、弁護士としての専門性に対する疑念を生じさせかねません。精緻な校閲は不可欠であるにもかかわらず、その作業は膨大な時間と精神的集中力を要し、人的ミスのリスクも常に内在しています。
定型作業に費やされる膨大な時間: 多様な資料から定型フォーマットへのデータ転記は、ルーティンワークでありながらも、正確性が生命線となるため、多くの時間を拘束されます。従来の「ファイル生成」機能は一定の評価を頂戴しておりましたが、個々の事務所や案件固有の複雑な定型業務への対応には、依然として手作業が多く残されていました。

新機能紹介

1. 新機能：「誤字脱字チェック」機能

書面作成における最終確認プロセスを革新する「誤字脱字チェック」機能は、AIが弁護士の皆様の強力なパートナーとして機能します。Wordファイルや任意のテキスト情報をアップロードいただくだけで、AIが瞬時に内容を解析し、以下の観点から法律文書の品質を飛躍的に向上させます。

誤字脱字の網羅的検出: 人間が見落としがちな細微な入力ミスも確実に補足します。
高度な文法・表現チェック: 日本語の法的なニュアンスや論理的整合性を踏まえ、不自然な表現や曖用を指摘・改善提案することで、書面全体の説得力を高めます。
表記揺れの自動提案・統一: 同一事件内で多用される固有名詞や専門用語の表記不一致を検出し、一貫した表現を促します。
句読点・記号の規律化: 文書全体における句読点や記号の利用ルールを統一し、読みやすい書面作成を支援します。

本機能の導入により、弁護士の皆様は、これまで校閲に費やしていた膨大な時間と精神的負担から解放され、法的論点の深掘りや戦略的思考といった、より高度な業務に集中することが可能となります。

2. 強化された「テンプレート入力」機能

強化された「テンプレート入力」機能（旧称：「ファイル生成」機能）は、財産目録など、これまで「ファイル生成」機能としてご好評いただいておりました各種定型書面への自動記入機能を、さらなる精度向上とともに拡張したものです。この機能により、AIが様々な定型書面へのデータ転記を代行し、対応範囲は順次拡大されます。また、将来的にユーザーの皆様が独自の書面テンプレートをllamadriveに自由に登録できる機能を実装いたします。

※従来の「ファイル生成」機能は、陳述書作成支援をはじめとする、より高度な法的文章のドラフト作成や推敲を支援する「ライティングCo-pilot」機能として、その役割を深化・拡張してまいります。