ロケット廃材から生まれたロケットタンクスピーカー「DEBRIS(デブリ)」誕生
6月27日に日本橋「CITAN」にてリリースパーティー開催!トラックメーカー/DJ GONNOによるオリジナル楽曲演奏も
この度、&SPACE PROJECTは、乃村工藝社グループが進める素材=地球資源をテーマとしたR&Dプロジェクト「noon by material record」との共同プロジェクトにおいて、ロケット廃材で制作したロケットタンクスピーカー「DEBRIS(デブリ)」をリリースいたします。
また今回の制作にあたり、ロケットタンクが作られた北海道大樹町でフィールドレコーディングを行い、GONNOがオリジナル楽曲を制作しました。6月27日CITAN(日本橋)で行われるリリースパーティーでは、GONNOが出演し、オリジナル楽曲の演奏もいたします。
「DEBRIS」特設サイト DEBRIS | ROCKET TANK SPEAKER

DEBRIS(デブリ)とは
宇宙産業の開発過程で生まれたロケットの廃材をさまざまな宇宙家具にアップサイクルし、宇宙をより身近に感じられる取り組みをおこなう&SPACE PROJECTと、資源と音をテーマとした乃村工藝社のR&Dプロジェクトnoon by material record。廃材はその資源の終わりではなく、新たな可能性のはじまりと考える両者が出会い共に新たなプロダクトが誕生しました。それが、ロケットタンクスピーカー「DEBRIS」です。
北海道東部に位置する宇宙産業が盛んな「宇宙のまち」大樹町から、開発の過程で試験使用されていたロケット燃料タンクを調達し、noon by material recordがデザイン・設計したスピーカー「DEBRIS」。360°に音が広がる無指向性構造は「宇宙は重力が無く上下左右という概念が存在しない」というところから着想を得ています。
頂点に浮かぶ球形のオブジェは、金工作家の外山和洋氏の制作協力によるもの。
鉄・銅・アルミなど地球の元素である無機質な金属を一度完全に溶かし、有機的な形に再構築することで、素材の記憶を表現。宙に浮かぶ架空の鉱物を想起させ、ロケットが夢見たロマンを描いています。


DEBRISが奏でる楽曲をGONNOが制作
これまで他資材でも音響装置(ハード)を制作してきたnoon by material recordが今回初めて&SPACE PROJECTと共に音楽制作(ソフト)にもチャレンジすることになりました。そこで、ロケットの燃料タンクが生まれた場所の空気や風景をそのまま音楽にできないかと、世界で幅広く活躍するトラックメーカーGONNO氏に楽曲制作を依頼。GONNO氏と共に北海道大樹町でフィールドレコーディングを実施、風や波の音、ロケット発射台のビーコン音などを収集し作り上げた音楽は、スピーカーDEBRISの構造と響きに合わせて綿密に構成されています。

GONNO
ジャパニーズ・ハウス/テクノを代表するDJ/プロデューサーとして国内外で活躍。海外のレーベルを中心に数々の作品を発表している。JUNYA WATANABE MAN FALL/WINTER 2022のコレクションムービーで使用された瀧見憲司との Jamiroquai”Virtual Insanity”のリエディットワークも話題を呼んだ。2024年に自身が主宰するレーベル“Sanka”を始動し話題を集めている。
DEBRISリリースパーティー開催
DEBRISが誕生するまで、宇宙や北海道という「場所」や「時間」を巡ってきたロケット燃料タンク。その過程を「旅」と位置付け、DEBRISが旅した軌跡を目と耳で楽しんでいただくリリースパーティーを開催いたします。場所は、「旅多き世界の為に」を理念にホテルやキャンプ場等の企画やプロデュースを行うBackpackers’ Japanが運営するホステルCITAN。DEBRISが視覚と聴覚に響かせる旅の記録を、来場される皆さまとともに味わいます。
noon by material record × &SPACE PROJECT presents
「DEBRIS」release party
開催日 6月27日(金)
場所 CITAN(東京都中央区日本橋大伝馬町15-2)
時間 18:00〜 メディア・関係者向け視聴会/トークセッション(開場17:30)
19:30〜 一般向け視聴会
20:00〜 DJ PLAY
出演: GONNO、増村和彦
ロケットタンクスピーカー「DEBRIS」プロジェクトチーム

宇宙ロケットの開発資材を活用し、新しいプロダクトを生み出すアップサイクルプロジェクト。宇宙産業が活発な北海道を舞台に、道内のものづくり企業や道内外のクリエイターが力をあわせ、宇宙をもっと身近に感じられるプロダクトを開発している。これまで「宇宙タンクベンチ」(大阪・関西万博に展示中)や「宇宙シェルフ」など“人々の暮らしに宇宙を”をコンセプトにさまざまなプロダクトを生み出し、宇宙ビジネスを盛り上げ、現代における新しい産業の創出を目指している。
※本プロジェクトにおいて、企画、ロケット素材の調達、webサイト・ロゴデザイン、映像制作を担当

乃村工藝社グループが進める素材=地球資源をテーマとしたR&Dプロジェクト。大量の資源を消費する建築・内装業界において、素材を起点に様々なサステナブルな研究・開発を行っている。「noon by material record」は、建築廃材、食品廃棄、自然素材などのサステナブル・マテリアルでスピーカーを制作し、音響体験を通して素材の新しい価値観を生み出すことにチャレンジしている。
※本プロジェクトにおいて、企画、スピーカーのデザイン/設計/制作、楽曲制作を担当
本リリースに関するお問い合わせはこちらまで
&SPACE PROJECT 広報担当
andspaceproject@gmail.com
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