伊勢志摩における高付加価値旅行者向けの観光タクシーの需要拡大を目指したテストマーケティングを開始しました

 伊勢志摩観光コンベンション機構(以下、本機構)は、1月24日から高付加価値インバウンド旅行者(以下、高付加価値旅行者(※))向けに伊勢志摩地域での観光タクシーの需要拡大を目指し、WEBサイトを開設するなどテストマーケティングを開始しました。これにより、これまで電話予約が中心だった伊勢志摩地域内のインバウンド向けタクシーサービスのDXを目指し、訪日旅行前(旅マエ)や東京、京都などの都市圏への滞在中(旅ナカ)でのタクシー利用の獲得や、伊勢志摩地域の認知獲得と誘客を図ります。

(※)高付加価値旅行者: 着地消費100万円以上/人の訪日外国人旅行者。観光庁によれば、訪日旅行者全体の約1%(約32万人)に過ぎないが、消費額は約14.0%(約6,700億円)を占めている(令和元年時点)。観光庁は、同旅行者の地方部への誘客を図るため、集中的な支援を行うモデル観光地に伊勢志摩を含む全国14地域を選定している。


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サイト名  (英語)  The Ise-Shima Taxi Service /(日本語)伊勢志摩タクシーサービス

公開日 2025年1月24日 / 言語  英語、日本語

URL  https://iseshima-taxi.jp/

 WEBサイトは、ラグジュアリーホテルが多く、伊勢志摩から2~3時間圏内の京都、大阪からの需要を見込んだワンウェイタクシープラン(伊勢志摩までの片道送迎)と、伊勢志摩で滞在するホテルを起点としたラウンド観光タクシープラン(伊勢志摩での観光周遊)を用意しています。地域での連携タクシー会社は、株式会社三交タクシーと野呂自動車有限会社の2社で、今後も連携タクシー会社を拡大する予定です。

 本機構が、令和6年度に実施している二次交通の拡充に向けた調査によると、高付加価値旅行者の受入に先進的な域外のタクシー会社では、ゲストに対する外国語対応やコミュニケーションなど乗務員個人のスキルだけではなく、乗務員に対するモチベーションの醸成やスキルアップの基盤づくりなどマネジメントのスキルも求められていました。

 また、令和5年度のモデル観光地の選定を受けて、高付加価値旅行者の誘致や受入に向けてマスタープランを策定し、それに基づきウリ(高付加価値旅行者のニーズを満たす滞在価値)、ヒト(ガイディング、ホスピタリティ)、コネ(高付加価値旅行者とのネットワーク、情報発信)などの拡充を目指して実証事業に取り組んでいます。

 このテストマーケティングの実施に伴い、令和7年度以降も高付加価値旅行者の受入に向け、本機構は伊勢志摩地域のタクシー会社の乗務員やマネジメントのスキルアップをサポートしていきます。


公益社団法人 伊勢志摩観光コンベンション機構

公益社団法人伊勢志摩観光コンベンション機構は行政区域の枠を超えた伊勢志摩広域で、かつ官民が一体となってさまざまな観光振興事業を展開することで、地域経済の活性化及び文化の向上に寄与することを目的としています。

・観光情報の発信事業
・観光客及びコンベンションの誘致促進及び受入体制の整備に関する事業
・インバウンド推進事業、伊勢志摩情報発信プロモーション事業、VISIT伊勢志摩事業、MICE誘致事業、誘客促進事業
・観光情報の調査研究及び観光客の満足度の向上に関する事業
・観光産業及び観光文化の振興と人材の育成に関する事業
・伊勢志摩フィルムコミッション事業
・伊勢志摩学生団体誘致委員会

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会社概要

URL
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
三重県伊勢市二見町茶屋111−1 伊勢市二見生涯学習センター
電話番号
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代表者名
橋爪政吉
上場
未上場
資本金
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設立
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