株式会社 timespace、みらいコンサルティンググループと資本提携

〜感性を起点としたAIナビゲーションで地域観光を変革〜

一般社団法人 Tomorrow Never Knows

2025年12月18日 10時00分

株式会社 timespace（本社：京都府京都市、代表取締役：井口尊仁、以下 timespace）は、この度、みらいコンサルティンググループ（本社：東京都中央区、代表：久保光雄、岡田烈司）と資本提携を締結したことをお知らせいたします。

本提携は、timespaceが開発する「”感性”を起点とした次世代AIナビゲーション」と、みらいコンサルティンググループが長年培ってきた地域創生・観光・インバウンド支援の知見および国内外ネットワークを融合させ、地域観光の質的転換と持続的な地域価値創出を実現することを目的としています。

■ 提携の背景

現代の観光・移動体験は、検索ランキングでの露出、ソーシャルネットワークでの拡散、効率最適化を前提とした情報設計によって、「どこへ行けば正解か」「失敗しない選択は何か」を求め続ける構造に陥っています。その結果、本来都市・地域に存在する多様な魅力や偶然性が十分に体験されないという、とても根深い課題が顕在化しています。

timespaceは、こうした課題に対し、LLM（大規模言語モデル）を活用し、人の嗜好・感性・その場の文脈を読み取って「行き先そのものを生成・編集する」AIナビゲーションという新しいアプローチを開発・提供してきました。これは単なる効率的ナビゲーションではなく、人と場所との意味ある関係性を再構築するための体験及び情報基盤になります。

みらいコンサルティンググループは、地域創生を重点テーマの一つとして掲げて、観光・インバウンド事業・地域企業支援を通じて、地域経済の持続的な成長に長年取り組んできました。両社は、「地域の価値は、情報ではなく、独自の”体験”として立ち上がる」という価値認識を共有し、本資本提携に至りました。

■ 資本提携の内容と今後の取り組み

本資本提携を通じて、両社は以下の領域で事業連携を進めていきます。

都市・地域観光、まちづくりプロジェクトにおけるAIナビゲーションの導入・実証

インバウンド向け感性ナビゲーション体験の高品質化と全国への普及

地域事業者・自治体・地域金融機関と連携した新たな観光事業モデルの設計

感性・行動データを活用した地域価値の可視化とデータ循環モデルの構築

みらいコンサルティンググループの国内外拠点および地域ネットワークと、timespaceのAI・LLM技術を組み合わせることで、地域観光を従来の単なる「消費」から、「関係性の形成」と「地域の事業者との共存共栄」へと進化させることを目指します。

■ 代表コメント

株式会社 timespace 代表取締役　井口尊仁

timespace はこれまで、「どこへ行くか」よりも、「なぜ、そこへ行き、その体験がどのように記憶されるのか」を問い続けてきました。みらいコンサルティンググループ様は様々な地域や企業と長期的視点で向き合い続けてきたパートナーであり、今回の資本提携は、timespaceの製品哲学を社会実装へと進める大きな一歩だと考えています。

人の「感性」を起点としたAIナビゲーションを通じ、様々な地域と人との新しい関係性を共に創っていきたいと思っています。

◆ 株式会社timespace 概要

会社名：株式会社 timespace

代表取締役：井口尊仁

本店所在地：〒600-8846 京都府京都市下京区朱雀宝蔵町34

設立年：2025年 09月 18日

事業内容：LLMを活用した次世代AIナビゲーションアプリの開発と普及

ウェブサイト：https://shorturl.at/oCPeP