美空ひばり 戦後80年平和祈念コンサート − 沖縄 未来に紡ぐ歌 −

2025年4月29日17時より、沖縄県の【那覇文化芸術劇場 なはーと 大劇場】にて戦後80年平和祈念コンサートが開催されます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

戦後 80 年。焦土と化した日本を映画と歌で励ました美空ひばり。復興と繁栄の象徴と言っても過 言ではありません。節目となる今年、激戦の地沖縄で10回を超えるチャリティー公演で想い を伝えた本人の姿を辿り、本公演を企画いたしました。この度は多くの皆さまにご覧いただけ るよう、4月27日はうるま市での美空ひばりフィルムコンサート。4月29日は那覇市で、ご賛 同くださった沖縄出身アーティストの皆さまと美空ひばりフィルムでの出演による平和祈念コ ンサートの2回を実施いたします。

2025/4/27/(日)フィルムコンサート チラシ

◾️4月27日(日)うるま市で美空ひばりのフィルムコンサート

北部の皆さんのお声にお応 えし開催させていただきます。加藤和也がナビゲートいたします。オープニングアクトには地 元でご活躍のソプラノ歌手 宮平真希子さんに務めていただきます。15:30 の開演に先立ちまし ては、はなまる別館さんのご協力により11 名の皆さんによる「美空ひばりカラオケ大会」も 14:30 より開催されます。こちらの美空ひばりフィルムコンサート「不死鳥は永遠に」は、ひ ばり誕生から逝去までの 52 年間を、当時の世相を下敷きにして人々を歌と心で励まし続けた彼 女の貴重なフィルムで綴った映像コンサートになります。中では加藤和也による素顔の母 加藤 和枝との思い出秘話もお楽しみにしていただければと思います。


2025/4/29(火・昭和の日)「美空ひばり 戦後80年平和祈念コンサート -沖縄 未来に紡ぐ歌-」チラシ

◾️4月29日(火・昭和の日)「美空ひばり 戦後80年平和祈念コンサート -沖縄 未来に紡ぐ歌-」

ひばりの沖縄と平和への想いをヒット曲と共に紹介し、平和の大事さを改めて歌うコンサートです。

第一部は、ひばりに賛同する沖縄出身のアーティストによる、ひばりのカバーソング・今歌うべきオリジナルソングで構成。それぞれの平和への想いやひばり観が聞けるのも貴重なこと。

第二部は、数え切れないヒット曲を熱唱するひばりの貴重映像で綴るメモリアルコンサート。

沖縄のおじーおばーのリクエストにお応えし、特別編集で公開いたします。


【ひばりと沖縄資料】

~ひばり初めての沖縄公演~

ひばりが初めて沖縄を訪れたのは、終戦から11年たった昭和31年8月。ひばりは19歳でした。早くから公演の依頼はありましたが、映画の撮影に、コンサートとスケジュールが過密で調整がつかずにいところ、映画の予定が変更になり15日ほどスケジュールが空いたのです。ひばりは、「是非、沖縄公演を」と熱望し、急遽初の沖縄公演が決まったのです。

この昭和31年、日本政府は経済白書に「もはや、戦後ではない」と記しましたが、

戦争の傷跡が色濃く残る沖縄はアメリカの政権下におかれ、日本本土から行くには専用のパスポートが必要でした。

公演が行われたのは沖縄屈指の映画館、国映館で、1日3回のステージで7日間でおよそ50000人が詰めかけました。ひばりの映画はでは焦土からの復興を目指す人々を映画と歌で励まし、生きる勇気を与えたひばりは、沖縄の人たちにとっても夢と希望だったのです。 

ステージでは、「リンゴ追分」「お祭りマンボ」「ひばりのマドロスさん」「女船頭さん」「わたしゃ糸屋の器量よし」など、ヒット曲を歌いました。

19枚で「ひめゆりの塔」を初めて訪れた美空ひばり

公演の合間には、多くの命が失われた「ひめゆりの塔」や「沖縄師範健児の塔」を訪れ、手を合わせました。ひばりは、生まれ故郷、横浜で大空襲を体験。父は徴兵で海軍に入隊。

こうしたこともあり、沖縄には、特別な思いを抱いていたのです。

沖縄戦の犠牲者は、日米合わせて、およそ20万人。沖縄県民全体では12万2千人以上、県民の4人に1人が亡くなったといわれていることも、ひばりは知っていました。この時の思いを手記にこう記しています。「いまさらのように、戦争の恐ろしさ、悲しさをしみじみと感じました。」

このどうくつの中で親を思い、子を案じ、兄弟やおともだちのことをどんなにか心残りにして死んでいったのであろう。「同胞のご冥福を再び心から祈ります。」「戦争はもう決して起こさないでくださいと、世界の人たちに呼びかけたい気持ちです。」

~その後の沖縄公演~

ひばりは、この後も、沖縄へ想いを寄せ続けます。

昭和33年には、2回目の沖縄公演を開催。会場は、沖縄を代表する映画館、グランドオリオン劇場。芸能生活10周年を記念してのステージで「身体障がい者厚生施設基金募集 特別慈善公演」でした。身体障がい者厚生施設は、戦争で傷ついた沖縄の人たちの施設です。

公演は9月7〜12日1日3回公演の計18回に及ぶチャリーティー興行でした。

3回目は、昭和49年「全国縦断リサイタル」を那覇市民会館で開催。   

昭和57年、「返還10周年記念、救ライチャリティー 美空ひばりオン・ステージ」を沖 縄市民会館と那覇市民会館で開催。

昭和61年、「芸能生活40周年特別記念公演」を沖縄市民会館で開催。

~ひばりと沖縄テーマの作品~

47年1月の日劇公演 「返ってくる琉球」の一場面
72年に東京・日本劇場で行った公演「返ってくる琉球」で沖縄の民謡「安車屋ユンタ」を歌った美空ひばり

昭和47年、アメリカの施政権下にあった沖縄がようやく、日本に返還されました。この年、1月に行われた日本劇場公演で、ひばりは「返ってくる琉球」と題し「谷茶前」を踊り、沖縄の最もポピュラーな民謡「安里屋ユンタ」を歌い踊ったのです。

今回のイベントに際し、リサーチをしていたところ、ひばりが「安里屋ユンタ」を歌う音源が見つかりました。まさに、幻の歌声!音源をクリアにし、この2公演で本邦、初公開します。

1972年6月新宿コマ劇場公演で「島の娘」を演じた美空ひばりのポスター
1972年6月新宿コマ劇場公演で沖縄返還を記念した舞台でぶた「島の娘」を演じた美空ひばり

同年 6月 ひばりは新宿コマ劇場公演で沖縄返還を記念した「琉球秘話・島の恋唄」に主演します。 

内容は、琉球の王子と島の娘のラブロマンス。ひばりは、島の娘、栗塚旭が琉球の王子を務めました。後に、栗塚は「本当に琉球の踊りを見事にね、紅型を着て踊る姿、今でも目に焼き付 いています」と語っています。

昭和48年5月、ひばりのライフワークであるアルバム「歌は我が命 第7集 ~ふるさと~」が発売されました。全国各地の風情を歌ったこのアルバムで、ひばりは「花風の港」(作詞・西沢 爽 作曲・猪俣公章)を歌いました。「花風の港」は沖縄に古くから伝わる男女の物語を歌ったも ので、ひばり唯一の沖縄をテーマにしたオリジナル曲です。

現在、「がじゃんびら公園」にその歌碑が沖縄のファン有志によって建てられています。歌碑の 前に立つと、ひばりの歌声が流れて来ます。

【4月27日(日)フィルムコンサート 演目の一部を公開】

夏川りみ

花風の港

島袋寛子

われとわが身を眠らす子守唄

かりゆし58

愛燦燦

喜納昌吉

お話し「わたしと美空ひばり」

徳光和夫

司会

夏川りみ ♪花風の港(ひばり唯一のオリジナルソング)

島袋寛子 ♪われとわが身を眠らす子守唄(ひばりが「東京ドーム不死鳥コンサート」で歌唱したことで知られる隠れた名曲)

かりゆし58 ♪愛燦燦(晩年に愛を優しく歌ったひばりの名曲)

喜納昌吉  お話し「わたしと美空ひばり」

徳光和夫 (司会…日本テレビ在籍中から、ひばりに指名され多くの「ひばり特番」の司会を担当) お話し「わたしだけが知っているひばりさん」


【4月29日コンサートチケット申し込み情報】

日時:2025/4/29(火・祝) 17:00 開演 (16:00 開場)

会場:那覇文化芸術劇場 なはーと 大劇場

出演:美空ひばり(映像出演) /喜納昌吉 / 夏川りみ / 島袋寛子 / かりゆし58 

司会:徳光和夫

料金:6,000円(税込)

◼︎イープラス

https://epuls.jp/

ファミリーマート店頭

◼︎ローソンチケット

https://l-tike.com/

ローソン店頭 (Lコード:83723)

◼︎チケットぴあ

https://t.pia.jp/

セブンイレブン店頭(Pコード:293-194)

◼︎デパートリウボウ

チケットカウンター4F

TEL:098-867-1171


【4月27日フィルムコンサートチケット申し込み】

日時:2025/4/27(日) 15:30 開演 (13:30 開場)

会場:うるま市民芸術劇場 響劇場

出演:美空ひばり(映像出演) /オープニングアクト/ 宮平真希子(ソプラノソリスト)

進行:加藤和也

併設イベント:第1回 沖縄カラオケ大会 -歌い継ぐ美空ひばりの世界-   開演14:30~終演15:30

協力:はなまる別館ひばりの会

料金:3,500円(税込)

◼︎イープラス

https://epuls.jp/

ファミリーマート店頭

◼︎ローソンチケット

https://l-tike.com/

ローソン店頭 (Lコード:82150)

◼︎チケットぴあ

https://t.pia.jp/

セブンイレブン店頭(Pコード:293-231)


美空ひばり公式HP【http://www.misorahibari.com/

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会社概要

URL
http://www.misorahibari.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都目黒区青葉台 1-4-12
電話番号
03-5422-3358
代表者名
加藤 和也
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1968年12月