医療コミュニケーション支援アプリ「よりそい」、訪問診療所全体の情報連携力向上に貢献

情報の行き違いを防ぎ、患者・家族へ確実に”正しく”伝わる体制を構築

株式会社メディキャンバス

2025年12月23日 10時00分

株式会社メディキャンバス（所在地：大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル12-12、代表取締役：副田渓）は医療者と患者・家族の情報共有を支えるコミュニケーション支援アプリ「よりそい」を提供しています。よりそいは、診察中の会話記録、文字起こし、AIによる要約作成、院内確認、家族共有までを一貫して行える仕組みとして、導入医療機関が増えています。アプリ「よりそい」は、地域医療の現場、特に訪問診療において“情報を正確に届けるためのインフラ”としての活用が進んでいます。現場で蓄積される会話・説明・判断を、患者やご家族に確実に届ける仕組みとして、地域医療に貢献しています。よりそいが訪問診療のプロセスでどのように機能しているのか、以下に具体的な流れを紹介します。

訪問診療での実際の使用例

訪問現場では、患者本人・ご家族との会話量が多く、説明内容や判断の整理が難しい場面が少なくありません。
よりそいを活用することで、訪問時の会話内容が正確に残り、院内での情報共有やご家族への説明がより整理された形で行えるようになります。スタッフだけでなく、患者・ご家族も同じ情報を共有しやすくなるため、関係者全員の認識が揃いやすくなり、結果として診療所全体のサービス向上につながります。

訪問時：会話を記録し、自動で文字起こし
医師・看護師が、患者やご家族との会話をアプリ上で録音します。
その場で自動文字起こしが行われ、重要な説明の抜け漏れを防ぎます。
診療所での確認：AI要約を修正・加筆

訪問後、院内スタッフ全員が録音データと文字起こしを確認できます。
AIが生成した要約を参考に、医療者が内容を修正・追記します。
ここが、「医療機関側で内容をチェック・修正してから患者へ届けられる」という最大の強みです。
家族へ共有：正確で整理された情報を届ける

最終的に医療者が確認した内容のみをご家族へ配信します。
訪問時に聞き逃した説明や治療方針、アセスメントの要点をご自宅で落ち着いて読み返すことができます。

よりそいが現場にもたらすメリット

よりそいの導入により、診療所全体の“情報連携力”が高まり、患者・ご家族に届けるサービスの質が大きく向上します。

診療所内の情報連携力が向上

文字起こしと要約により、関係スタッフが情報をすぐに確認できます。
忙しい現場でも、説明や判断の背景が共有されやすくなります。

サービスの質が高まる

院内の認識が統一され、どのスタッフが対応しても一貫した説明と支援が可能になります。
患者・家族にとって「伝わり方のムラ」が減り、安心感が高まります。

患者・家族の理解度向上

聞き逃しが減り、家族が同席できないときでも正確な情報を受け取れます。

トラブル予防

情報の行き違いが減り、不安やクレームが生じにくくなります。

よりそいが目指すもの

よりそいは、医療者・患者・家族が同じ情報を共有できる環境を整えることで、説明の質や安心感を高め、地域医療の現場に寄り添うことを目指しています。
訪問診療のように限られた時間と環境で行われる医療においても、情報が正確に届く仕組みは大きな安心につながります。
よりそいは、こうした日々の診療を支える“見えない基盤”として、現場の負担軽減とサービス向上に貢献していきます。