歯医者への「ちょっと行きづらい」を、“かわいい”で変える。歯のプロダクトブランド「HA-BOY」がスタート。
ブランドの開発背景をインタビュー

矯正中の歯が、旅をしている。──そんな設定の、ちょっと気の抜けたキャラクターがいます。
その名前は「はぼーい」。歯科のプロダクトを中心とするブランド「HA-BOY(https://ha-boy.com/)」の主役です。
見た目は、かわいいキャラクター。歯ブラシやステッカー、トートバッグなど、暮らしのあちこちに顔を出します。けれどその誕生背景には、ある思いがありました。それが「歯医者さんに、また行きたくなって欲しい」というもの。
歯の治療において、気づいたときには大きな治療が必要になっていたという話は珍しくありません。予防のために定期的に通えていたら、きっとそれがいちばんいい。でも、歯医者さんは子どもの時から苦手でどうしても足が向きにくい。
その「ちょっと行きづらい」を、はぼーいのかわいさでほどいていけないか。プロダクトブランド「HA-BOY」が見つめているのは、歯科医院と、患者さんとの新しい関係でした。ブランドの立ち上げを記念して、代表の伊藤優汰さんに話を聞きました。


入り口はカジュアルに。着地は歯の関心へ。 ── 患者さんとの、新しい接点のつくりかた
── HA-BOYとは、どのような事業なのでしょうか。
伊藤: 端的に伝えると、歯ブラシなどのオーラルケアを中心としたプロダクトブランドです。歯医者さんも、歯を大切にしたい患者さんも、HA-BOYを接点に広がりが生まれたらいいな、と思い立ち上げたブランドです。
── 第一弾として歯ブラシを発売しましたが、これからどのようなプロダクトを出していくのですか?
伊藤: そうですね。オーラルケア用品に限定せず、Tシャツ、ステッカー、トートバッグなどさまざまな商品を出していきたいです。そのような日常生活で気軽に楽しめるグッズを入り口にして、最終的な着地は、やっぱりオーラルケアに目を向けてもらいたいです。
── ブランドの顔である「はぼーい」は、どのようなキャラクターなのでしょうか。
伊藤: 「はぼーい」は矯正中の歯をモチーフにしたキャラクターです。矯正が終わるまでの旅を楽しんで歩いている存在なのです。ただ彼はそんなに一生懸命だったり難しいことを考えたりしている訳ではなくて、今日が楽しければいい、みたいなスタンスですね。
── 意外と、頑張ってはいないんですね。
伊藤: 全然頑張ってないです。でも、マイペースさが、はぼーいらしいところです。そんなキャラクターなので、気づいたらそこにいるくらいがちょうどいいんじゃないかなと思います。

毎日のオーラルケアを、ちょっと楽しくする一本から
── 様々な候補がある中で、なぜ最初が歯ブラシだったんでしょうか。
伊藤: 歯ブラシっていちばん多くの人が毎日使うものだからですね。最初の商品だからこそ、すべてメイドインジャパンで安心して使える、シンプルで使いやすい歯ブラシを作りました。先行販売限定のパッケージでは商品の箱を開けるとはぼーいのイラストも飛び出してくるちょっとした遊び心も忍ばせています。オーラルケアの時間がちょっと楽しくなる。その日々の積み重ねを大事にしてほしいという思いがあります。
── コンセプトの「Go Out With HA-BOY」というのは?
伊藤: はぼーいと一緒に外に出かけよう、というメッセージです。その延長線上に「歯医者さんに行こう」というのもあって。矯正中や歯の治療中って外に出るのが億劫になるのですが、一歩出れば毎日はちゃんと楽しいよね、と背中を押せたらと思っています。

ほんとうにやりたいのは、歯医者さんへの橋渡し
── 歯科の現場で、HA-BOYはどんな役割を果たしたいですか。
伊藤: 患者さんに歯医者さんを好きになってもらえると、いちばんいいなと思っています。歯医者さんって、どうしても治療と痛みのイメージが先行して、足が向きづらい印象がありますよね。そこにHA-BOYの雰囲気を持ち込むことで、空気をやわらかくしたいんです。
── なるほど。具体的にはどんなふうに使われるイメージをしていますか?
伊藤: まず入り口として、HA-BOYの歯ブラシやグッズを通じて「歯って大事だな」と関心を持っていただく。その先に予防歯科に行ってもらう。そういった流れをつくれたらいいなと思っています。
例えば、来てくれた患者さんにHA-BOYのグッズを渡してもらうとか。
ちょっとした接点が積み重なると、患者さんも「また来よう」と思ってくれるはずなので。デジタルでも、来院時でも、お見送りのときでも、様々な機会でコミュニケーションのきっかけが増えると良いなと思っています。

歯ブラシ一本で、できることは限られている
── HA-BOYが歯科業界との協業を重視するのはなぜでしょうか。
伊藤: 歯ブラシ一本で僕らができる健康への貢献って、とんでもなく限られています。最終的なゴールは、みんなが歯医者さんに行きやすい環境をつくること。そして予防歯科の考えが日本で広く一般に普及すること。具体的には現在30〜40%程度と言われている定期検診の受診率を、海外と同水準の80% まで引き上げることです。
予防歯科って、何かが起こらないために行きましょうねということ。HA-BOYをきっかけに歯医者さんに足を運んでもらって、いざというときも頼れるかかりつけがある状態をつくる。それがすごく大切だと思っていて。
── 定期的に診てもらっていない人は、確かに多いかもしれませんね。
伊藤: 定期的に歯を歯医者さんに診てもらっていないって、実はとても危険なことです。気づいたら歯が大変な状態になっていて、治療に何十万もかかってしまうみたいな話もあります。それなら、年に数回通うだけで、健康を維持できるしお金もそれほどかからないですよね。いつまでもおいしいものを、おいしく食べられる人を増やしたい。その入り口にHA-BOYがなれたらいいなと思います。
「歯医者さんに通う口実」になりたい
── 予防歯科を広めるために、歯医者さんと一緒にどんなことをしたいですか?
伊藤: まだまだアイディア段階ですが、歯科全体を盛り上げるためのキャンペーンはどこかで実施したいです。たとえば3ヶ月の間に歯医者さんに通ってスタンプをもらって、HA-BOYのInstagramにDMしてくれたらプレゼントをあげる、など。HA-BOYの商品やグッズを歯医者さんから患者さんに渡してもらう。そういった経験を通じて、患者さんにとって歯医者さんがもっと身近な存在になったらいいなと。「まちの駄菓子屋さん」みたいな存在かもしれませんね。通う口実があること自体が大事で。その口実に、HA-BOYがなれたら嬉しいです。
── 治療以外で、立ち寄れる理由をつくるということですね。
伊藤: そうです。たとえば歯医者さんの軒先にHA-BOYのガチャガチャを置いてもらえたら楽しそうです。治療以外で歯医者さんと患者さんの接点ができて、気づいたら歯医者さんに好感を持っている。「HA-BOYのグッズを買いに来ました」みたいなことが起きたら素敵です。

歯科医院のみなさんへ
── 最後に、この記事を読んでいる歯科医院の方へ、メッセージをお願いします。
伊藤 HA-BOYは、歯科業界のみなさんと一緒に広げていきたいブランドです。「いいな」「かわいいな」と思っていただけたら、気軽に声をかけてください。一緒にHA-BOYを推してもらえたら、はぼーいもきっと喜びます。歯ブラシの卸売もやっていますし、まずは現物を見たいという医院さんにはサンプルをお送りします。「うちでこんなことできないかな」というご相談も、大歓迎です。
お問い合わせ・サンプルのご請求
HA-BOYサンプル提供をご希望の方は以下メールアドレスもしくはHA-BOY公式Instagramまで、お気軽にDMください。
[ Instagram:@haboy____ / お問い合わせ先:https://ha-boy.com/pages/contact]
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