法律事務所ZeLoと株式会社Herixが資本業務提携・生成AIを活用したデューデリジェンスサービスを提供開始

生成AIを活用したデューデリジェンスサービスを提供開始～膨大な作業は生成AIを活用し効率化、重要判断は弁護士が確認～

このたび、法律事務所ZeLo（所在地：東京都江東区、代表弁護士：小笠原匡隆、以下「法律事務所ZeLo」［https://zelojapan.com/］）と、株式会社Herix（本社：東京都中央区、代表取締役社長：中村丞、以下「Herix」）は、戦略的資本業務提携を締結し、生成AIを活用したデューデリジェンスサービス（以下「AI DD」）の提供（β版）を開始いたしました。

Herixは、生成AIを活用したデューデリジェンスの効率化ツールの開発・運用を行っており、本提携を通じて、法律事務所ZeLoの専門知見と連携しながら、法務デューデリジェンスの迅速化・高度化を目指します。これにより、M&Aや投資における意思決定の精度とスピードを飛躍的に向上させることを目指します。

生成AIを活用した法務デューデリジェンスサービスに関して

従来の法務デューデリジェンス（法務DD）は、契約書や議事録など大量の資料を確認・整理する必要があり、非常に時間と工数がかかっていました。

今回β版として提供を開始するAIDDでは、法律事務所ZeLoにおいて、Herixが開発・提供するAIデューデリジェンス効率化SaaS「Aidligence（アイデリジェンス）」を活用し、生成AIにより一定の作業を自動化。リスクの判断や論点整理は弁護士が行うことで、専門性を担保しつつ、効率的かつスピーディに幅広いリスクを確認できる体制を目指します。

本サービスにより、より効率的かつ精度の高いデューデリジェンスが可能となり、M&Aや投資の意思決定を力強くサポートします。

（現時点でAI DDを活用した法務DDを実施可能な範囲には限定があり、個別にお問い合わせください。今後順次拡大を予定しています。）

お申し込みはこちら：

https://aidiligence.ai/DueDeligence

法律事務所ZeLoと株式会社Herixについて

法律事務所ZeLoは、2017年3月、法務に関するソフトウェアを開発・提供する株式会社LegalOn Technologies（旧：株式会社LegalForce）と共に創業された、企業法務を中心に取り扱う法律事務所です。その背景を活かしてリーガルテックやITツールを積極的に業務に取り入れ、スタートアップから中小・上場企業まで、企業法務の幅広い領域でリーガルサービスを提供しています。

株式会社Herixは生成AIを活用したDD効率化サービス「Aidiligene(アイデリジェンス)」を開発・運用を行うスタートアップです。さまざまなデューデリジェンスの効率化だけでなく、IMやレポートの作成、投資候補先の一時的なスクリーニングなどを特化した生成AIを活用してサポートします。

代表コメント

法律事務所ZeLo 代表弁護士 小笠原匡隆

法律事務所ZeLoは、リーガルテック・スタートアップの株式会社LegalOn Technologiesとの共同創業以来、積極的にテクノロジーの活用に取り組んで来ました。

M&Aや投資に際して実施する法務DDは、大量の資料を調査する必要があり、多くの弁護士の工数を要する業務となっています。他方で、生成AI技術との親和性がある領域でもあり、リーガルテックによる業務効率化が期待されていたところです。

この度、株式会社Herix様と共に、新たなソリューションの開発・提供に取り組む機会を得られたことをとても嬉しく思っております。今後、サービス内容の向上や提供範囲の拡大に取り組み、法務DD業務の効率化と、コストパフォーマンスの高いサービスの実現を目指していきます。

株式会社Herix 代表取締役 中村丞

M&Aをはじめとした重要な投資判断の場面において、デューデリジェンスは極めて重要なプロセスです。しかしながら、これまでこの領域ではテクノロジーの導入が進まず、多くの作業がアナログで行われてきました。こうしたアナログな業務は、デューデリジェンスを実施する企業にとって大きな負荷となるだけでなく、スピード感が求められる取引においても意思決定を妨げる要因となっていました。

このような背景のもと、法律事務所ZeLo様と共に、生成AIを活用した先進的な取り組みを実現できたことに深く感謝しております。本サービスが、法務デューデリジェンスにおける新たな選択肢となり、より多くの企業の迅速かつ的確な意思決定を支えるソリューションとなるよう、引き続き尽力してまいります。

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