マンション売却に関する意識調査：金利上昇・維持費負担増で売却意向が顕在化、3割以上が直近半年で関心高まる【Room Match調査】

デシセンス株式会社

2025年9月18日 11時11分

デシセンス株式会社（所在地：大阪市北区、代表取締役：大野広達）は、自社運営する不動産情報サービス「Room Match（ルームマッチ）」において、2025年9月17日に分譲マンション居住者を対象としたアンケート調査を実施しました。

本調査は、2025年1月および4月の住宅ローン金利引き上げや、近年のマンション管理費・修繕積立金の値上げ動向が売却意向に与える影響を探ることを目的に行ったものです。

その結果、直近半年間でマンション売却への関心が高まった人が3割以上にのぼり、現在の管理費・修繕積立金に「負担」を感じる人も過半数（54%）に達することが明らかになりました。以下に主な調査結果をまとめます。

■ 調査結果ハイライト（n=65）

【住宅ローン金利上昇の認知度】

2025年1月・4月の金利引き上げについて、「詳しく知っている」32%、「なんとなく知っている」54%で、計86%が金利上昇を認識。

【直近半年で売却関心が増加】

2025年4月以降の半年間で「売却への関心が高まった」29%、「売却を真剣に検討し始めた」8%で、計37%が売却意向を強めました。

【管理費・修繕積立金の負担感】

「かなり負担」20%＋「やや負担」34%＝54%が負担感を訴えました。

【2025年秋～年内の売却計画】

「この秋（9～11月）に売却の相談・査定を受ける予定」21.5%、「年内には動きたい」16.9%で、約4割が年内に何らかの売却アクションを予定しています。

【売却への"焦り度"】

「今売らないと損する」と強く感じる7.7%／やや感じる24.6%（計33%）。一方で「あまり感じない」28%、「全く感じない」6%で、売り時判断は二極化しています。

【売却検討の主な理由】

最多は「ライフスタイルの変化」32%。次いで「老後資金の確保」18%、「今が価格のピークだと思う」15%、「管理費・修繕積立金の値上げ」14%、「金利上昇で住宅ローンの負担増」9%が続きました。

【知りたい情報ニーズ】

「売却のベストタイミング」35%が最多。次いで「自分のマンションの最新相場」23%、「今後の価格予測」17%、「信頼できる不動産会社情報」12%、「同じマンション内の売却事例」11%の順でした。

■ ユーザーの声（自由回答より一部抜粋）

「いつがいいのか、どこに相談したらいいのか悩む」

「自宅を売却した後の住まいの確保が課題」

「高く売れるかどうか不安」

※原文の趣旨を損なわない範囲で要約・表記調整

■ Room Matchが提供する価値

Room Matchは、国土交通省の公開データを活用し、全国の市区町村単位で中古マンションの売却相場や近隣の取引事例を分かりやすく可視化。誰でも地域の最新相場や価格推移を確認でき、「いつ・いくらで売れるか」の判断材料となる情報を提供します。

■ 調査概要

調査対象者：全国の分譲マンション居住者（20～69歳の男女）
調査方法：インターネットアンケートによる自主調査
調査実施日：2025年9月17日
有効回答数：65サンプル（男性45名、女性20名）
注記：回答は小数点以下を四捨五入しています

■ Room Matchとは

「Room Match（ルームマッチ）」は、デシセンス株式会社が2025年9月にローンチした不動産情報サービスです。「不動産の意思決定を、データで速くかんたんに。」をコンセプトに、国土交通省の公開データを活用し、中古マンション売却相場を市区町村単位で可視化。地域ごとの平均価格やm2単価の推移など、誰でも簡単に相場を確認できます。

サービスURL：https://room-match.jp/