不登校の子どもたちに「社会との接点」をつくる実践モデル地域企業と連携した流通×食育プログラムを実施
食育と流通学習で、実社会に触れる機会を広げてる機会を作りました。
NPO法人マナビダネ(埼玉県入間市)は、株式会社福島食品(埼玉県毛呂山町)の協力のもと、不登校の子どもたちを対象に「流通×食育プログラム」と「疑似経済マルシェ」を実施しました。
学校外で学ぶ子どもたちにとって、社会との接点は限られがちです。
本取り組みは、その課題に対し、地域企業と連携して実社会に触れる機会を提供するものです。
こうした実践は、学校外で学ぶ子どもたちの社会参加の可能性を広げる取り組みです。

不登校の子どもたちは、日常の中で社会や仕事に触れる機会が限られがちです。
マナビダネでは、教科学習に限らず、体験を通して社会とのつながりを感じられる学びの機会を大切にしています。
こうした背景から、教室外でも社会との接点を持てる実践的な学びの機会が求められています。
流通×食育プログラム(3月5日)
株式会社福島食品を招き、流通の仕組みや地産地消について学ぶ講義と調理実習を実施しました。
同社は、農産物の一括買取から、加工、流通までを担う仕組みを持ち、子どもたちは「食がどのように届くのか」を実感をもって学びました。
また、埼玉県西部の特産である「のらぼう菜」や、狭山茶うどんや里芋コロッの調理を行い、地域の食材への理解も深まりました。
終了後は、社員の方々との交流の時間も設けられ、仕事だけでなく「人との関わり」を感じる機会にもなりました。



疑似経済マルシェ&cafe(3月17日)
子どもたちが商品を企画・制作し、仮想通貨「SEED」を用いて販売するマルシェを開催しました。
売上は「子ども7割/団体3割」で分配され、実際の経済活動に近い形での体験となりました。
当初は「売れなかったらどうしよう」と出店をためらう子どももいましたが、当日は多くの商品が売れ、完売する場面も見られました。
マルシェ開催前に店長による朝礼をしています。

自分の作ったものが評価される経験は、子どもたちの自信につながっています。
とくに、仲間からの賞賛は大きな力に育っていくのだろうと感じます。


昼食をはさんで、cafeを開店しました。
ホール係とキッチンに担当を分けて、ドリンクと福島食品から提供いただいた「ポロールのロールケーキ」を提供しました。
お客さんは、保護者さん、親族の方とボタンティアできてくれていた大学生です。
普段、家族以外の人とリアルに会うことがあまりないこともあり、接客担当はとても緊張していました。また、家族であっても「お客様」への対応は、敬語で礼をつくした振る舞いをつたえたり、自ら心がける場面もあり、こうした機会を通じて得られるものを目の当たりにしていました。



精算・学びの定着(3月23日)
売上の精算では、「7:3」の割合を具体物を使って説明し、それぞれが自分の方法で計算に取り組みました。
販売記録と照らし合わせながら、計算・確認・受け取りまでを自分で行うことで、より実感を伴った学びとなりました。


今後の展望
学校に通っていない子どもであっても、社会との接点を持つことは重要です。
マナビダネでは、日常の活動の中で、将来の社会参加をやんわりと感じられる機会を今後も提供していきます。
今回の取り組みをもとに、今後は地域企業との連携機会をさらに広げ、同様のプログラムの実施や外部への展開も視野に入れています。
ご関心のある企業・団体の方は、ぜひご連絡ください。
特定非営利活動法人マナビダネ について
埼玉県入間市で、不登校や学校に馴染みにくい子どもたちが安心して学べる「フリースクール いろいろダネ/いろいろダネ+」を運営しています。
また、不登校支援ガイドの制作・配布や、支援者向けシンポジウムの開催などを通じて、地域に“学びのセーフティネット”をつくる活動を行っています。
どんな困りごとを抱える子どもも、自分らしい未来を描ける地域社会を目指しています。
マナビダネでは、お仲間として支えてくださる賛助会員を募集しています。
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