廃棄物から「国産ナフサ」を製造 エナウム株式会社、WTEシステムで輸入依存ゼロへ。ケミカルリサイクル事業の共同開発・出資パートナーを募集

特許取得済みWTE技術が「都市の油田」を実現。ゲートフィーで原料コストがマイナスになるケミカルリサイクルの完成形へ

エナウム株式会社

エナウム株式会社(本社:千葉県木更津市、代表取締役CEO:早川 昇)は、廃棄物を投入してナフサを製造するWTE(Waste-to-Energy)システム活用プロジェクトにおいて、共同開発・出資パートナーとなる企業・投資家を募集します。特許取得済みの二段ガス化システムとFT(フィッシャー・トロプシュ)合成を組み合わせることで、廃プラスチック・都市ゴミ等の廃棄物から化学産業の基幹原料であるナフサを国産化し、輸入依存という日本の構造的リスクを解消します。廃棄物処理手数料(ゲートフィー)により原料コストがマイナスからスタートする「ダブルインカムモデル」は、原油価格・円安リスクから切り離された事業構造を実現します。

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■ 背景:「ナフサ輸入依存」という日本の構造的リスク

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プラスチック・合成繊維・塗料・医薬品──現代の生活を支えるあらゆる化学製品の起点となるナフサは、日本が消費する量のほぼ全量を輸入原油に依存しています。中東情勢・OPEC政策・為替変動という複合リスクに常にさらされ、エネルギー地政学が激変する現代において、その脆弱性は産業界全体の構造的課題として認識されています。

一方、日本国内では年間約4,000万トンの一般廃棄物に加え、それを上回る産業廃棄物が毎年排出されています。廃プラスチックをはじめとする有機系廃棄物の多くは依然として埋め立て・単純焼却に頼っており、ケミカルリサイクルの実用化が国策として急務となっています。

「廃棄物からナフサを作る」──この課題を25年の実証実績と特許技術で解決するのがエナウムのWTEシステムです。日本中の廃棄物置き場が「都市の油田」へと変貌する日が、現実として近づいています。

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■ エナウムWTEシステムの技術的優位性(三本柱)

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エナウムの技術基盤は、CTOの橋本芳郎が25年以上の歳月をかけて研究・実証してきたシステムです。徳島県での実証設備で30時間連続運転を達成し、製造したBTL燃料は国の長期検証試験において軽油相当の性能が確認されています。この技術が世界的に他に類を見ない性能を発揮する根拠は、以下の「三本柱」にあります。

【1】世界に比類なき生成ガス品質を生む「3つの革新」

革新① 1,000℃以上のロータリーキルン電気炉による高精度制御

第二段階のガス化炉に電気炉を採用し、炉内温度を1,000℃以上に精密制御。廃棄物の組成が変動しても炉内環境を均一に保ち、安定した生成ガス品質を支えます。

革新② 過熱水蒸気が水素の供給源(空気不使用)

水性ガス反応(C + H₂O → H₂ + CO)において、水蒸気そのものが水素供給源となります。空気を使わないため窒素の混入がなく、生成ガスの純度を極限まで高めます。

革新③ H₂約60%・CO約30%・タールほぼゼロ

従来炉の最大の課題であったタール含有量を「13〜14mg/Nm³」という桁違いの低水準に抑制。窒素混入5%未満、水素と一酸化炭素の比率(H₂:CO≒2:1)というFT合成のゴールデンレシオを直接実現します。

【2】FT合成との統合による「ナフサの選択的製造」

当社の合成ガスは、ナフサ・SAF・水素・メタノールなど多様な化学品へ変換可能です。現在、SAF(炭素数C10〜C16)に加え、ナフサ(炭素数C5〜C12)の選択的製造を実現するため、ASF(アンダーソン・シュルツ・フローリー)分布を制御する触媒最適化が次の鍵となります。本プロジェクトでは、この触媒の共同開発を担うパートナーを強く求めています。

【3】事前分別を最小化する「廃棄物処理の柔軟性」

廃プラスチック・廃タイヤ・食品残渣など、炭素を豊富に含む有機系廃棄物はすべて高純度の合成ガスへ変換されます。金属やガラス等の無機物が混入していても、最終的に無害なスラグとして排出されるため(路盤材等へ再利用可能)、事前の精緻な分別コストを大幅に削減できます。

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■ 「原料コストがマイナスになる」二重収益モデルの経済合理性

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廃棄物を受け入れる際に発生する「ゲートフィー(廃棄物処理手数料)」により、原料調達コストがマイナスからスタートします。そこに製品販売収入が加わる「ダブルインカムモデル」は、原油価格に左右されない強靭な収益基盤です。

収益① ゲートフィー:廃棄物受入時に発生(原料コストがマイナスに)

収益② 製品販売  :製造したナフサ・SAF・水素等の販売収入

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■ 募集する協業パートナーと連携のメリット(競合なし)

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エナウムはガス化とFT合成プロセスの設計・運用を担います。各パートナーは自社の強みをそのまま活かして参画いただけます。

【対象①】FT合成触媒・精製技術の専門機関・大学(特に優先)

担う役割:ナフサ留分選択性を高める触媒の設計・開発・評価

メリット:世界最高水準の高純度シンガス(H₂:CO≒2:1)を用いた理想的な実証環境の獲得。共同特許・論文の発表、競争的資金獲得の実績化。

【対象②】石油化学・化学メーカー

担う役割:製造された国産ナフサの引き取り・原料利用

メリット:為替や地政学に左右されない安定調達ルートの確保。自社のカーボンニュートラル目標(Scope3削減)への貢献とESGスコア向上。

【対象③】廃棄物処理・産業廃棄物リサイクル事業者

担う役割:廃棄物(廃プラ・有機系産廃等)の安定供給

メリット:処理コストが「ゲートフィー+製品販売収益」へと転換。既存インフラをそのまま活かした高付加価値リサイクル事業への参入。

【対象④】商社・エネルギー会社

担う役割:国産ナフサの流通・販売インフラの構築と市場開拓

メリット:新たな商材「国産ナフサ」の優先的流通権の確保。一気通貫のサプライチェーン構築による新規事業創出。

【対象⑤】VC・CVC・事業会社(出資側)

担う役割:資本参加・経営支援・ネットワーク提供

メリット:25年の実証と国採択実績による技術リスク低減。「原料コストマイナス」構造による市場環境に左右されにくい安定投資。

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■ 代表取締役CEO 早川 昇 よりメッセージ

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「日本の化学産業は長年にわたり、その根幹を支えるナフサを輸入原油に依存してきました。地政学リスクと円安が重なる今、この構造を変えなければならないという危機感は産業界全体で共有されています。

エナウムのWTEシステムは、廃棄物という『マイナスの価値』から出発し、原料コストがゼロを下回る状態でナフサを製造するという、化学産業の常識を根底から変える技術です。1,000℃を超える電気炉と過熱水蒸気が生み出すタールほぼゼロの合成ガスは、世界のどの技術とも一線を画しています。

CTO橋本が25年磨いたガス化技術と、CVO深萱の触媒技術を掛け合わせ、サプライチェーンをいよいよ社会実装する段階を迎えました。化学メーカー・研究機関・廃棄物事業者・投資家の皆様、ぜひ一度私たちの技術とビジョンをご覧ください。」

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■ 会社概要

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会社名  :エナウム株式会社(ENAUM Co., Ltd.)

設立   :2025年10月16日

本社所在地:〒292-0825 千葉県木更津市八幡台4-4-7

代表者  :代表取締役CEO 早川 昇

事業内容 :廃棄物ガス化システムの開発・製造・販売、ナフサ・SAF製造、

水素エネルギー事業、カーボンクレジット事業

ウェブサイト:https://enaum.jp/

経営陣

早川 昇(CEO):事業運営・マーケティング・グローバル事業提携交渉

橋本 芳郎(CTO):25年以上の実績を持つWTE技術開発者

深萱 正人(CVO):FT合成・触媒技術専門家、産学連携担当

長谷川 透(CFO):エネルギー事業開発・資金調達・エグジット戦略

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会社概要

エナウム株式会社

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https://enaum.jp/
業種
製造業
本社所在地
木更津市八幡台4-4-7
電話番号
050-3390-8166
代表者名
早川 昇
上場
未上場
資本金
-
設立
2025年10月