LGT、2026年上半期に力強い純資産流入と大幅な増益を達成
ファドゥーツ、2026年8月20日。リヒテンシュタイン公爵家が所有する国際的なプライベートバンキングおよびアセットマネジメントグループであるLGTは、厳格なコスト管理を維持しながら、2026年上半期の収益を大幅に拡大しました。グループ利益は前年比17%増の2億8,160万スイスフランとなりました。純資産流入額は123億スイスフランに達し、これは年率換算で6.4%の力強い成長率に相当します。2026年6月30日現在の運用資産残高は4,126億スイスフランとなり、LGT史上最高水準に達しました。LGTは近年実施した成長投資を踏まえ、既存市場におけるプレゼンスの強化に引き続き注力しています。地政学的な環境や金融市場の状況は依然として予測が困難であるものの、グループは通期見通しについて自信を深めています。
2026年上半期の世界の金融市場は、地政学的緊張や経済の不確実性が続く中、ボラティリティが高まったものの、総じてプラスのリターンをもたらし、底堅く推移しました。こうした急速に変化する市場環境下において、LGTは確立されたグローバルなプレゼンス、慎重な成長アプローチ、そしてコスト規律を背景に、非常に良好な業績を達成しました。なお、2025年6月に買収したオーストラリア・コモンウェルス銀行のプライベート・アドバイス事業の数値は、前年同期の業績には反映されていません。
LGTの収益の中で最大の割合を占めるサービス部門の収益は、資産基盤の拡大とお客様の堅調な取引活動を背景に、2025年上半期比7%増の10億スイスフランとなりました。トレーディング収益・その他営業収益は1%増の3億2,590万スイスフラン、純金利収益は2%減の1億5,660万スイスフランとなり、いずれも概ね安定して推移しました。グループの総営業収益は、全体で5%増の14億9,000万スイスフランとなりました。
2026年上半期の総営業費用は、2%増の10億9,000万スイスフランと緩やかな増加にとどまりました。人件費は2%増の8億6,700万スイスフランでした。グループの社員数は、2025年末比で62人増加しました。事業費・事務所費は1%減の2億2,160万スイスフランとなりました。減価償却費・引当金は5%減の6,070万スイスフランでした。その結果、費用収益比率は、2025年末時点の76.8%から、2026年6月末時点で73.3%へと改善しました。
2026年上半期のグループ利益は17%増加し、2億8160万スイスフランとなりました。2026年6月30日時点でのLGTの普通株式等 Tier1 自己資本比率は18.0%と非常に強固な資本基盤を維持しており、高い流動性を有しています。
運用資産残高、初めて4,000億スイスフランを突破
2026年上半期のLGTへの純資産流入額は、オーガニックベースで123億スイスフランとなりました。これは、年率換算で6.4%の力強い成長率に相当します。この成長には、プライベートバンキングとアセットマネジメントの両部門が貢献しました。運用資産残高は2026年上半期に7%増加し、LGT史上最高となる4,126億スイスフランに達しました。この増加は、純資産流入に加え、堅調な市場パフォーマンスや運用実績、さらに為替によるプラス効果によるものです。
今後の展望
地政学的な動向や金融市場の状況は引き続き予測が困難であるものの、LGTは本年残りの期間の見通しについて自信を深めています。
LGTは、世界の既存市場における地位の強化・確立に加え、成長およびテクノロジーへの投資から生じる相乗効果や規模の経済の実現に引き続き注力しています。ヨーロッパ、オーストラリア、アジアの既存市場および成長市場における近年の事業拡大施策は順調に進展しており、LGTの業績に寄与しています。LGTが最大級のプライベートバンクの一つである香港では、今年で設立40周年を迎え、また、日本ではLGTプライベートバンキングが進出してから5年を迎えました。LGTキャピタル・パートナーズはこのたび、サファイアパートナーズの中核チームを迎え入れることでベンチャーキャピタル・プラットフォームを強化するとともに、米国でのプレゼンスも拡大しました。
グループはまた、本拠地であるリヒテンシュタインへの投資も継続しました。2026年4月には、240台のワークステーションを設置可能な新オフィスをファドゥーツに開設しました。木造フレーム構造のこの建物は、国際的な最高レベルの環境認証基準 (LEEDプラチナおよびSNBSゴールド) を満たしています。
LGT会長のマックス・フォン・ウント・ツー・リヒテンシュタイン公子は次のように述べています。「2026年上半期に非常に良好な業績を達成したことで、LGTは成功の軌道を継続しています。近年実施してきた戦略的な成長投資に続き、当社は世界の既存市場におけるプレゼンスの強化に注力するとともに、国際的なプラットフォームの利点を最大限に活用していきます。ファミリービジネスである当社は、次世代を見据えて戦略を立てています。この長期的な視点より、引き続きアドバイザリーおよび資産運用に関する専門性、デジタル機能、優秀な人材、そしてお客様のための革新的かつサステナブルなソリューションへの投資を継続してまいります。」
LGTについて
LGTは、リヒテンシュタイン公爵家が90年以上にわたりオーナーを務める国際的なプライベートバンキングおよびアセットマネジメントグループです。2026年6月30日現在、LGTは富裕層や金融機関のお客様から4,126億スイスフラン(5,114億米ドル)の運用資産残高 (AUM)を管理しています。ヨーロッパ、アジア、米国、オーストラリア、中東の40以上の拠点に 約6,000名の従業員を擁しています。詳細はwww.lgt.comをご覧ください。
お問い合わせ先
Daniela Zulauf-Bruelhart
Head Group Marketing & Corporate Communications
Tel. +423 235 16 57
lgt.media@lgt.com
2026年6月30日現在の主要財務指標

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2026年1月1日 ~6月30日 |
2025年1月1日 ~6月30日 |
前年比 (単位:%) |
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連結損益計算書 (単位:100万スイスフラン) |
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純金利収益・貸倒損失 |
156.6 |
159.5 |
-2 |
|
サービス収益 |
1,002.5 |
933.9 |
7 |
|
トレーディング収益・その他営業収益 |
325.9 |
321.7 |
1 |
|
総営業収益 |
1,485.1 |
1,415.1 |
5 |
|
人件費 |
867.0 |
848.4 |
2 |
|
事業費・事務所費 |
221.6 |
222.8 |
-1 |
|
総営業費用 |
1,088.6 |
1,071.2 |
2 |
|
減価償却費・引当金 |
60.7 |
64.2 |
-5 |
|
税・少数株主持分 |
54.1 |
39.0 |
39 |
|
グループ利益 |
281.6 |
240.6 |
17 |
|
純資産流入額 (単位:10 億スイスフラン) |
12.3 |
5.9 |
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|
買収による資産増加額 (単位:10 億スイスフラン) |
0 |
2.9 ※1 |
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2026年6月30日 |
2025年12月31 日 |
||
|
運用資産残高 (単位:10 億スイスフラン) |
412.6 |
386.1 |
7 |
|
総資産 (単位:10 億スイスフラン) |
59.6 |
56.4 |
6 |
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グループ自己資本 (単位: 100万スイスフラン) |
5,671 |
5,489 |
3 |
|
各種比率(単位:%) |
|||
|
費用収益比率 |
73.3% |
76.8% |
|
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自己資本比率(CET1)※2 |
18.0% |
19.2% |
|
|
流動性カバレッジ比率(LCR) |
212.5% |
219.4% |
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社員数 |
5,953 |
5,891 |
1 |
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格付け ムーディーズ/スタンダード・アンド・プアーズによるLGT Bank Ltdの格付け |
Aa2/A+ |
Aa2/A+ |
※1 2025年6月、オーストラリア・コモンウェルス銀行のプライベート・アドバイス事業を買収
※2 LGTのCET1比率は、Tier1自己資本比率および総自己資本比率と同等
半期財務諸表は監査の対象外です。
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- 銀行・信用金庫・信用組合
- キーワード
- LGTリヒテンシュタイン公爵家
