【家計簿調査】1年以上続けている人の42.2%は「アプリ派」 ── 負担に感じる要因1位は「カテゴリ分類」41.7%、選ぶべきは「シンプル設計」
家計簿経験者300名調査── 1年以上続く人の最多シェアはアプリ派、求められるのは「機能の多さ」より「簡単な入力」

家計簿アプリの普及により、お金の管理は紙からデジタルへと大きく変化しています。しかし、機能が増える一方で「入力が続かない」「カテゴリ分類が細かすぎる」と感じる人も少なくありません。
かつては「紙のノートと電卓で月末にまとめる」のが家計簿の定番でしたが、今や記録方法は多様化し、続けやすさを求めて方法を乗り換える人も増えています。
家計簿を長く続けている人は、どのような方法を選び、何を負担に感じているのでしょうか。
そこで、家計管理アプリ「お小遣い帳 ポケマネ」を開発・運営する株式会社NilCraft( https://nilcraft.jp/ )は、家計簿経験者の記録方法・継続実態・負担・ツールへのニーズを明らかにするため、全国20歳〜59歳の男女300名(直近5年以内に家計簿をつけた経験がある方)を対象にインターネット調査を実施しました。
本調査の結果、1年以上家計簿を続けている人で最も多かったのは「スマホアプリ派(42.2%)」でした。一方で、アプリ派が最も負担に感じる瞬間の1位は「支出カテゴリの細かい分類」41.7%にのぼり、手書き派(22.1%)の約1.9倍に達することがわかりました。求められているのは「機能の多さ」ではなく、「簡単な入力」だといえそうです。
【本調査における主な結果】
・1年以上家計簿を続けている人のうち、最多シェア42.2%は「スマホアプリ派」── 手書き(30.8%)、PCの表計算ソフト(21.6%)を上回る
・アプリ派が最も負担に感じる瞬間1位は「支出カテゴリの細かい分類」41.7%、手書き派(22.1%)の約1.9倍
・「これから家計簿を始めるなら」アプリを選ぶ人が59.0%、現在のアプリ利用率(50.3%)より約8.7ポイント増
・家計簿ツールに求める条件1位は「簡単な入力のみができる」24.0%、「機能の多さ」より「手軽さ」を求める実態
・アプリ派の 83.4%が「何らかの負担」を抱えており、「特に負担なし」は16.6%にとどまる
・1年以上続いた継続者(185名)のうち、アプリ派が最多シェア(42.2%)
・ただし方法別の継続率は手書き74.0%、アプリ51.7%と母集団の規模により傾向が異なる
※調査方法や対象者などの詳細については、後述の「調査の実施概要」をご覧ください。
主な調査結果
1.1年以上続けている人の42.2%は「アプリ派」── 2位は「手書き派(30.8%)」、3位は、「PCの表計算ソフト(21.6%)」
直近で家計簿(またはお小遣い帳)をつけたことがある全国300名のうち、「1年以上続けている/続けていた」と回答した方は185名(61.7%)にのぼりました。この継続者を記録方法別に集計し、それぞれが占めるシェアを算出しました。

最も大きなシェアを占めたのは「スマホアプリ」で、1年以上の継続者のうち42.2%(78名)がアプリ派でした。次いで「手書き(ノート・市販の家計簿帳)」が30.8%(57名)、「PCの表計算ソフト(Excel・Googleスプレッドシート等)」が21.6%(40名)、「銀行・クレジットカードの自動連携機能のみ」が4.9%(9名)と続きます。
注目すべきは、家計簿経験者全体(300名)ではアプリ派が50.3%、手書き派が25.7%と約2倍の差だったのに対し、1年以上続いた継続者層(185名)では42.2%対30.8%と差が縮まる一方、依然としてアプリが最多シェアを占める点です。スマホアプリは「気軽に試せる入り口」であると同時に、長期的に家計を支える「主役の道具」としても機能していることがうかがえます。
2.アプリ派の負担に感じる要素1位は「支出カテゴリの細かい分類」41.7% ── 手書き派(22.1%)の約1.9倍、「細かさ」がアプリ派を悩ませる
家計簿をつけている/つけていた際に「負担に感じた」「続けるのがつらい」と思った瞬間について、記録方法別にクロス集計しました。

スマホアプリ派(n=151)の負担トップは「支出カテゴリ(食費・日用品等)の細かい分類」で41.7%、手書き派(22.1%)と比較すると約1.9倍に達します。次いで「毎日の入力作業そのもの」37.1%(手書き派28.6%)、「レシートの保管・整理」34.4%(手書き派26.0%)と、上位3項目すべてでアプリ派が手書き派を上回る結果となりました。
一方で、「特に負担に感じたことはない」と回答した割合はアプリ派が16.6%にとどまり、手書き派(18.2%)、PCの表計算ソフト派(24.5%)を下回ります。つまり、アプリ派の83.4%が何らかの負担を抱えているということがデータから明確に読み取れます。
「自動化されているはず」のスマホアプリで、なぜ「細かさ」が負担として浮き彫りになるのか──機能が豊富なアプリほど、ユーザーに「正確に分類しなければ」という心理的負荷を与えている可能性がうかがえます。
3.「次に始めるならアプリ」が59.0%、現在より約8.7ポイント増 ── 「手書き」は25.7%→16.7%へ、ニーズは明確に「アプリ」に集中
「今後、家計簿をつけるとしたら、どの方法を選びたいと思いますか」という未来の意向について集計しました。

「スマホアプリ」を選ぶと回答した人は59.0%(177名)で、現在アプリで記録している人の割合(50.3%)から約8.7ポイントの増加が見られました。一方で「手書き」は現在の25.7%から今後使いたいでは16.7%へと約9.0ポイント減少しています。「PCの表計算ソフト」は現在17.7%→今後使いたい18.7%、「銀行・クレジットカードの自動連携機能のみ」は現在5.7%→今後使いたい5.3%とほぼ横ばいでした。
ここから読み取れるのは、家計簿の主役が「紙からアプリへ」という単純な置き換えではなく、「次の一歩はアプリで」と考える人が59.0%に達し、現在のアプリ利用者(50.3%)を上回る規模になっているという実態です。アプリは「これから家計簿を始めたい層」にとっても「もう一度家計簿を始めたい層」にとっても、第一の選択肢になりつつあるといえそうです。
4.家計簿ツールに求める条件1位は「簡単な入力のみができる」24.0% ── 「シンプル軸」(簡単入力+余計な機能なし)で計36.3%、機能数より手軽さ重視
家計とお金の管理に使うツールやサービスに対して「最も求める条件」について集計しました。

第1位は「簡単な入力のみができる」で24.0%、第2位は「グラフで見える化される」20.3%、第3位は「完全無料で使える」18.7%、第4位は「余計な機能がない」12.3%と続きます。注目すべきは、第1位「簡単な入力のみができる」と第4位「余計な機能がない」を合わせた「シンプル軸」が計36.3%に達する点です。3人に1人以上が「機能の多さよりも、シンプルで使いやすいこと」を最優先条件として挙げていることになります。
先述のとおり、アプリ派が抱える最大の負担は「カテゴリ分類の細かさ」でした。これと併せて読み解くと、現在の家計簿アプリ市場では「機能の豊富さ」が逆にユーザーの負担になっており、「機能を絞り込んだシンプル設計」こそが、家計簿が続かない人にとっての解決策になり得る、という姿勢の表れといえるでしょう。
まとめ:家計簿の継続を分けるのは「アプリか紙か」ではなく「シンプルか複雑か」── アプリ派が抱える「細かさの負担」を解くことが、続けたい人の次の一歩を支える
本調査からは、家計簿の主役がスマホアプリへと移りつつある実態と、その一方でアプリ派こそが「細かい分類」「毎日の入力作業」といった見えざる負担を抱えている、という二つの事実が同時に明らかになりました。
家計簿経験者全体の80.3%が何らかの負担を感じており、なかでもアプリ派は83.4%と最も高い水準です。それでもなお「次に始めるならアプリ」を選ぶ人が59.0%に達するという結果は、アプリそのものへの期待が大きいことの裏返しでもあるでしょう。
求められているのは、機能を増やし続けるアプリではなく、「カテゴリ分類を最小限に」「3秒で入力が終わる」ような、徹底的にシンプルさを追求した設計です。家計簿を「続けたいのに続かない」人の次の一歩を支える鍵は、ツールの種類選びではなく、「シンプルさ」を選ぶことなのではないでしょうか。
調査の実施概要
調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(アイブリッジ株式会社「Freeasy」)
対象エリア:全国
対象者 :20歳〜59歳の男女(直近5年以内に家計簿をつけた経験がある方)
調査期間 :2026年4月27日
有効回答 :300名
NilCraftについて
株式会社NilCraftは「人の生活を豊かに」をミッションに掲げ、「使いやすさと継続しやすさ」を大切にしたモバイルアプリの開発・運営を行っています。
日常の小さな課題をシンプルに解決し、ユーザーが長く使い続けたくなるアプリづくりを通じて、一人ひとりの生活をより豊かにすることをめざしています。
現在は家計管理アプリ「お小遣い帳 ポケマネ」や、ウォーキング・健康管理アプリ「歩数計 Stepy」など、日々の習慣に寄り添うアプリを提供しています。

お小遣い帳 ポケマネ
「簡単に入力が終わるシンプルさ」を追求した、続けやすい家計簿アプリ
◆株式会社NilCraft
設立:2025年1月
本社所在地:〒733-0035 広島県広島市西区南観音4-8-8
代表取締役:山下 雅裕
URL: https://nilcraft.jp/
◆事業内容
モバイルアプリケーションの企画・開発・運営
家計管理アプリ「お小遣い帳 ポケマネ」の企画・開発・運営
ウォーキング/健康管理アプリ「歩数計 Stepy」の企画・開発・運営
Flutter/Swift/Kotlinを活用したモバイルアプリ開発(受託・自社サービス)
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