「医師が病気を経験しても、地域医療を途切れさせない」~エクイタスメディカル、茨木こうもと内科クリニックでDX・AIを活用した次世代クリニック運営モデルを開始~

脳梗塞を経験した医師の診療継続を支援。クラウド診療支援システム「CLINICS」とAIを活用し、“医師が診療に集中できるクリニック”へ

エクイタスメディカル株式会社

エクイタスメディカル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:九鬼嵩典、以下「エクイタスメディカル」)は、2026年9月1日より、大阪府茨木市の「茨木こうもと内科クリニック」において、株式会社メドレーが提供するクラウド診療支援システム「CLINICS」とAIを活用したDXクリニック運営支援を開始します。

本取り組みは、脳梗塞を経験した医師が、経営や院内業務の負担を抱えることなく、可能な範囲で患者さんと向き合い続けられる環境をつくること、そして地域に根付いてきた診療を途切れさせないことを目的としています。

クラウド型診療基盤に加え、AIを活用した業務改善、経営分析、患者コミュニケーション、マーケティング支援などを組み合わせることで、医師個人の体力や経験、院内スタッフの属人的な業務に依存しない、新しいクリニック運営モデルを構築します。

エクイタスメディカルが掲げる「すべての人に、途切れない医療を。」を、実際の地域医療の現場で実装する最初のモデルの一つとなります。

■ 一人の医師が病気になると、地域の医療そのものが止まってしまう

地域のクリニックの多くは、院長一人の診療・経営・判断によって支えられています。

そのため、院長自身が病気やけがなどによって診療を続けることが難しくなると、医療機関としての機能だけでなく、長年通院してきた患者さんの診療や処方、スタッフの雇用まで同時に途切れてしまう可能性があります。

茨木こうもと内科クリニックの前身となる診療所でも、長年地域医療を担ってきた医師が脳梗塞を経験したことから、これまでと同じ形で診療所を運営し続けることが難しい状況となりました。

しかし、その医師には長年診てきた患者さんがおり、地域には今後も継続した診療を必要とする方々がいます。

そこで、「医師がすべてを背負うクリニック」から「医師が診療に集中できるクリニック」へ転換することを目指し、新たな運営体制を構築しました。

■ 医療は医師に、経営と運営はプロフェッショナルに

茨木こうもと内科クリニックでは、一般社団法人シームリンクメディカルが医療機関を運営し、エクイタスメディカルが経営・運営・DX領域を支援します。

エクイタスメディカルは、

- 予約・受付オペレーション

- 電子カルテ・レセコン等の医療DX

- 採用・勤怠管理

- 経理・バックオフィス

- 患者コミュニケーション

- Web・LINE等を活用した情報発信

- AIを活用した業務効率化・情報整理

- データを活用した経営分析

- 集患・マーケティング支援

- クリニック経営管理

など、診療行為以外の業務を包括的に支援します。

これにより、医師が経営や事務作業を抱え込むのではなく、患者さんを診るという医師本来の役割に集中できる環境を構築します。

■ 「CLINICS」を基盤に、クリニック業務をクラウド化

DX基盤には、エクイタスメディカルの株主でもある株式会社メドレーが提供するクラウド診療支援システム「CLINICS」を導入します。

電子カルテ・レセコンを中心に、予約、問診、決済など患者さんの受診前後を含めた業務をデジタル化し、これまで院内の人や紙、個別の端末に依存していた業務を再設計します。

単に電子カルテを入れ替えるのではなく、

「医師が変わっても、スタッフが変わっても、地域の診療を継続できる運営基盤」

を構築することが今回のDXの目的です。

また、同システムのAIアシスト機能により医師やスタッフの文書作成の業務効率化を図るほか、患者さんにとっても、Webからの予約や事前問診などを活用することで、待ち時間や受付時の負担を減らし、より利用しやすいクリニックを目指します。

■ AIをフル活用し、クリニック運営そのものを再設計

今回の取り組みでは、クラウド化に加えて、AIをクリニック運営のさまざまな場面で積極的に活用します。エクイタスメディカルでは、AIを単なる文章作成ツールとしてではなく、日々のオペレーションを改善する「運営インフラ」の一つとして位置付けています。

具体的には、

- 院内マニュアルや業務フローの作成・改善

- 受付・電話対応等のオペレーション設計

- スタッフ向け教育資料・FAQの作成

- 会議内容や業務課題の整理・ナレッジ化

- 患者さん向け案内文や院内掲示物の作成

- Webサイト、LINE、SNS等の情報発信支援

- 地域特性や患者ニーズを踏まえたマーケティング施策の企画

- 診療データ・経営データを活用した経営分析

- 稼働率や予約状況などに基づく業務改善

- 採用活動における求人原稿や情報発信の最適化

などへの活用を進めます。

これまで、院長や一部のスタッフの「経験」や「勘」に依存していた運営業務を、データとAIによって可視化・標準化し、継続的に改善できる体制を目指します。

AIによって医師の診断そのものを置き換えるのではなく、医師や医療スタッフが、本来人にしかできない業務へより多くの時間を使える環境をつくることが狙いです。

・ AI×DXで、少人数でも強いクリニック運営へ

クリニック経営では、採用難や人件費上昇も大きな課題となっています。

一方、従来のクリニックでは、予約管理、電話対応、資料作成、患者案内、採用、広報、数値管理など、診療以外にも多くの人的業務が発生しています。

エクイタスメディカルでは、これらを一つずつ見直し、

「人を増やすことで解決する」のではなく、「仕組みとテクノロジーで業務そのものを減らす」

という考え方で運営改善を進めます。

クラウドシステム、AI、業務標準化を組み合わせることで、限られたスタッフ数でも質の高い患者対応を維持できる、生産性の高いクリニック運営を目指します。

■ 「病気になったら閉院」ではない、新しいクリニック承継モデルへ

日本全国には約10万の診療所が存在し、その多くが地域医療を支える一方、院長の高齢化や後継者不足、人材不足、経営負担などの課題を抱えています。

エクイタスメディカルは、クリニックの承継を単なる「売却」や「院長交代」とは考えていません。

院長が完全に引退するケースだけでなく、

「診療は続けたいが、経営は続けられない」

「病気を経験し、以前と同じ働き方はできない」

「週5日の診療は難しいが、長年の患者さんは診続けたい」

という医師に対しても、医療と経営を分離することで新しい選択肢を提供できると考えています。

そして、DXとAIによって運営を標準化することで、特定の院長やスタッフだけに依存しないクリニックをつくる。

茨木こうもと内科クリニックを、そのモデルケースの一つとして位置付けます。

■ エクイタスメディカル株式会社 コメント

「クリニックの院長は、医師であると同時に、経営者、採用担当、システム担当、時には総務やクレーム対応まで担っています。

健康なときですら大きな負担です。まして病気を経験した医師に、同じことを求め続ける必要はありません。

一方で、病気を経験したからといって、その先生が積み上げてきた診療経験や患者さんとの関係まで失われる必要もないと思っています。

医師には医療を続けてもらい、私たちが経営と運営を支える。

そして、クラウドやAIによって、それまで人の経験や勘に頼っていたクリニック経営そのものを仕組み化していく。

テクノロジーと仕組みによって、一人の医師の体力や健康状態に地域医療全体が依存しない状態をつくることが、これからのクリニック経営には必要です。

AIは医師を置き換えるものではなく、医師がもっと患者さんと向き合うための時間を取り戻す技術だと考えています。

『すべての人に、途切れない医療を。』

今回の取り組みを、その一つの形にしていきたいと考えています。」

■ 今後について

エクイタスメディカルは、茨木こうもと内科クリニックで得られる運営ノウハウを標準化し、今後支援する全国のクリニックへ展開していく予定です。

事業承継、医療DX、AI活用、採用、バックオフィス、マーケティング、病診連携などを一体的に提供することで、院長個人に依存しない持続可能なクリニック運営モデルを構築します。

また、各クリニックの予約、稼働、患者コミュニケーション、経営指標などから得られる知見を蓄積し、AIを活用して運営改善を継続することで、

「承継するほど、運営モデルが進化するクリニックネットワーク」

の構築を目指します。

既存の地域医療を「なくして、新しくつくる」のではなく、これまで地域で築かれてきた医療を、テクノロジーと経営の力で次の世代へつなぐ。

エクイタスメディカルは、地域の診療所を起点とした新たな地域医療インフラの構築を進めてまいります。

■ 茨木こうもと内科クリニック

所在地:大阪府茨木市

診療科:内科ほか

運営:一般社団法人シームリンクメディカル

運営支援・DX・AI活用支援:エクイタスメディカル株式会社

運営支援開始:2026年9月1日

ウェブサイト:https://osaka-komoto.seamlink-medical.com/

■ エクイタスメディカル株式会社

エクイタスメディカルは、「すべての人に、途切れない医療を。」を掲げ、クリニックの事業承継、経営支援、医療DX、AIを活用した運営高度化を通じて地域医療インフラの再構築に取り組む東京科学大学認定ベンチャーです。

会社名:エクイタスメディカル株式会社

代表取締役:九鬼 嵩典

設立:2026年1月16日

所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-3-16-1011

事業内容:クリニック経営支援、事業承継支援、医療DX推進、AIを活用した業務改善・経営支援

URL:https://equitas-medical.com/

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会社概要

URL
https://equitas-medical.com/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区日本橋堀留町1-3-16-1011
電話番号
-
代表者名
九鬼嵩典
上場
未上場
資本金
-
設立
2026年01月