アニメーション作家のビジネスチャンスをつくる取り組み「HAG」―横浜のプロモーションアニメ誕生秘話!
そんな現状に風穴を開けるべく、映像制作大手の株式会社ロボットと、シネコン大手のイオンエンターテイメント株式会社が立ち上げたのが、若手アニメーション作家のコンテスト「ハンドメイド・アニメーション・グランプリ(HAG)」だ。
若手アニメーション作家に課題を提示し、絵コンテによる企画を募集する。絵コンテによる一次審査、そしてプレゼンテーション形式の最終審査を勝ち抜いた作家には、賞品として、「企業や行政のPRアニメーション制作」の仕事が発注されるという、今までになかった形のコンテストだ。
この斬新な取り組みに共鳴し、パートナーとして名乗りを上げたのが、文化芸術振興やアーティストの育成に力を注ぐ横浜市だ。東京藝術大学の大学院映像研究科が立地し、“映像文化都市”を掲げる横浜市と、若手アニメーション作家のコンテストが出会い、魅力あふれる横浜のプロモーションアニメが誕生した。
…朝、ベッドから起き上がって街に出るひとりの男。彼は、横浜港、中華街、三溪園、ジャズバー、そして山下公園といった、様々な横浜のシチュエーションを巡っていく…
カラフルに広がる横浜のイメージを、独特のタッチでテンポよく描いたこのアニメーションの作者は、HAG2014年度の「横浜賞」を受賞した奥田昌輝さん。奇しくも、横浜にある、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修士課程を修了し、生まれも育ちも横浜という生粋の「ハマっこ」だ。
そんな横浜の魅力を知り尽くした奥田さんだからこそ作れたともいえるこのアニメーションは、現在、首都圏のイオンシネマで全作品の本編前に上映されている。この映画館での作品上映も、「多くの人に作品を見てもらう機会の提供」という、HAGの賞品のひとつだ。
多くの人の思いが交差し、融合して生まれたHAGの取組と、30秒に横浜の魅力がギュッと詰まったプロモーションアニメ。
これらの誕生から完成までのストーリー、作品に込められた、作家、プロデューサー、クライアント3者の想いとは?
⇒続きを読む http://yokohama-sozokaiwai.jp/special/10835.html
■HAG「横浜賞」横浜プロモーションアニメ視聴サイト(youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=jHdvf4o_dOY
■HAG(ハンドメイド・アニメーション・グランプリ)特設サイト
http://www.aeoncinema.com/handmade/
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