第103回 二科展開催のご案内
9月5日(水)~9月17日(月)六本木 国立新美術館にて開催!!
国立新美術館において第103回二科展を開催いたします。特別展示、ギャラリートーク、ミニコンサートなどのイベントも予定しています。金曜日は夜8時まで開館いたしますので、お仕事帰りにもゆっくりご鑑賞いただけます。
◆二科展の歩みと現在
二科展は1914年(大正3年)文展(文部省美術展)の洋画部に対して新進作家たちが「第二科」の新設を働きかけたが実現できなかったことに伴い、有志が集い日本洋画の革新をめざして結成されたことに始まります。
20世紀の初頭からわが国、洋画界の先駆けとして「流派にとらわれず、新しい価値を尊重し、創造者の制作上の自由を擁護する」ことを信条に1世紀におよぶ歩みを続けてまいりました。
この間、常に時代の新傾向を吸収し、洋画界の黎明期から多くの著名な芸術家を輩出してきました。
二科会の活動に参加した主な作家は、安井會太郎、熊谷守一、東郷青児、岸田劉生、梅原龍三郎、小出楢重、中川一政、林武、佐伯祐三、宮本三郎、岡田謙三、藤田嗣治、岡本太郎など、また海外からはジェレニェフスキー、マチス、ドラン、ピカソ、デュフィ、ブラック、モネ、ヴァン・ドンゲン、ヴィヤール、ボナール、ブールデル、ザッキン、ゴヤ、ルオー、ロダン、モディリアーニ、など多彩な顔ぶれが出品した歴史があります。
本年も9月に国立新美術館において第103回二科展を開催いたします。
また、本展開催後は京都、大阪、広島、鹿児島、福岡の各都市で巡回展を予定しています。
― 開催概要 ―
■名称: 第103回二科展
■主催: 公益社団法人 二科会
■後援: 文化庁 東京都 NHK厚生文化事業団
■会期: 2018年9月5日(水)~9月17日(火)9月11日(火)休館日
10:00~18:00(入場は17:30まで)
金曜日は20:00まで(入場は19:30まで)
最終日は14:00終了(入場は13:00まで)
■会場: 六本木 国立新美術館
東京都港区六本木7-22-2 (会期中)Tel:03-6812-9921
■入場料:
一 般 : 1000円(当日)/ 800円(前売)/ 800円(団体20名以上)
大学・高校生 : 800円(当日)/ 600円(前売)/ 400円 (団体20名以上)
中 学 生 以下 : 無 料
*障害者とその介護者1名は無料です。
■二科展ホームページ http://www.nikaten.com/
<特別展示>
◆第103回コラボ展示
4部門コラボレーション展示も4回目に入りました。
テーマは「ネコ・イヌ・花」で昨年とおなじとなります。
ミニ個展も前回に引き続き、倍増の8名の作家が参加いたします。
また「コラボ展示スタンプラリー」と銘打った新企画として総てのコラボ展示室のスタンプを集めると
「コラボ展示缶バッジ」を進呈。更にコラボ展示目録を購入してスタンプラリーに参加すると全員の
「オリジナル作品缶バッジ」も併せて進呈いたします。
そして3階のコラボ展示室では大きな犬テーブルの上に木片を使って構成する来館者参加型企画が
ございます。
二科展名物、コラボ展示会場に是非お越し下さい。
<イベント>
各イベントともに二科展入場券をお持ちの方は無料でお楽しみいただけます。
◆絵画部作品研究会[1A/2A/3A各展示室] 9月5日(水)12:00~14:00
会員が出品者作品前で質問を受けながら行う合評形式の研究会です。
次へのステップアップに向けて是非ご参加ください。
◆ギャラリートーク
・絵画部▷9月8日(土)9月9日(日) 15日(土)16日(日)13:00~
・彫刻部▷9月9日(日)15:00~
・デザイン部▷9月9日(日)11:00~
・写真部▷9月8日(土)13:30~/9月9日(日)10:30~
4部のギャラリートークは、上記の日程で開催いたします。
絵画部は二科展に出品してみたい方に入選するためのHowto等を含めたトークを行います。
また、会員がそれぞれ選んだ作品を判りやすく解説します。
なかなか聞けない話も多く鑑賞の楽しみが増えます。
◆ミニコンサート 9月14日(金)18:00~
出演:ルーチェ ストリング カルテット
「ルーチェ」は、透明で澄んだ月のあかりをイメージして楽団名にしました。
今回のプログラムは、皆さまが一度は聞いたことのある親しみやすい小品を集め、
色彩豊かな絵画に囲まれた会場に花束を添えるような気持ちで演奏したいと思います。
◆ナイトミュージアム 9月7日(金)・14日(金)
金曜日は夜8時まで開館しています。お仕事帰りにもゆっくり鑑賞いただけます。
野外展示場はライトアップされ、昼間とは違う表情で作品が浮かび上がります。
◆チャリティー[1F 二科ショップ]
1Fの二科ショップでは絵画部、彫刻部、デザイン部、写真部による小作品の
チャリティコーナーを設けています。この利益は、NHK厚生文化事業団や、熊本地震へ
の義援金として寄付いたします。
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