2人に1人は「パワハラ」を受けたことがある 我慢できる残業時間は月40時間以下が8割 ~「働き方に関するホンネアンケート」(2018年4月実施)~
残業時間・ハラスメント・相談相手等に関する調査および訴え
日本労働組合総連合会(連合)は 4月28日(土)・29日(日)に 千葉、幕張メッセで行われたイベント「ニコニコ超会議2018」に出展し、連合ブースに来場した男女871名を対象に「働き方に関するホンネアンケート」を実施しました。
■調査実施概要
有効回答数 |871名
データ集計期間 |2018年4月28日~4月29日
男女比 |男性:566人(65%)、女性:305人(35%)
年齢 |10代:91人(11%)、20代:364人(42%)、30代:226人(26%)、
40代:124人(14%)50代:47人(14%)、60代(1%)
自営業:2%学生:5%、無職:1%、その他:3%
|| 我慢できる残業時間1位=11~40時間 (37.0%)
「ズバリ我慢できる残業時間は月何時間まで?」と尋ねたところ、最も多かったのは、「11~40時間」で37.0%、2位の「1~10時間」は33.3%、「41~80時間」は11.7%、「0時間」は8.5%となった。
約8割もの人が40時間以下とこたえている。
|| 給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なこと1位=自分の老後 (39.1%)
「給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なこと」を尋ねたところ、「自分の老後」が341人(39.1%)で1位となった。2位は、「クビ切り・雇止め」で214人(24.5%)、3位は「結婚」で191人(21.9%)、4位は「医療・介護」で148人(17.0%)となった。「不安はない・給料に満足」も145人(16.6%)という結果となった。 ※複数回答可
(人)
|| 仕事上で何らかのハラスメントを受けたことがあるとの回答が、69.8%
「仕事上でハラスメントを受けたことは?」と聞いたところ、「パワハラ」が437人(50.2%)で2位以下に大きく差をつけて首位となった。次いで「お客様・取引先などからの暴言等」が274人(31.4%)、4位は「セクハラ」で116人(13.3%)となった。一方「受けたことはない」も263人(30.2%)で3位という結果だった。
※複数回答可
(人)
|| 職場で困ったことを相談できる相手「誰もいない」が、19.1%
職場で困ったことを相談できる相手を尋ねたところ、1位は「同僚」で345人(39.6%)、2位は「恋人・友人」で293人(33.6%)という結果なった。一方、「いない」は、167人(19.1%)、「労働組合」は45人(5%)だった。 ※複数回答可
(人)
■「訴状」による個別の訴え
訴えられた件数 |390件
訴えられた内容 |トップ5
1位 賃金が少ない・残業代が支払われない :75
2位 残業が多い・長時間労働 :69
2位 仕事の内容に不満足 :69
3位 職場の人間関係 :61
4位 セクハラ・パワハラ :435位 休暇がとれない :41
<まとめ>
働くことについての本音アンケートでは、回答者の6割超が正社員・正職員で、また年齢も10代から30代が約8割を占めているにもかかわらず、「給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なこと」の1位が「自分の老後」(39.1%)と回答していることが注目すべき点である。また、我慢できる残業時間については、約8割の人が「月40時間までより下」を選択。働く人たち、特に若い人たちは、真に長時間労働の是正を求めていることが本音であることが読み取れる。
また直接「訴状」に働くことに関する悩みを書き込む個別の訴えは、「残業代が支払われない」「残業が多い」「長時間労働」などがトップを占め、労働環境の厳しさを示している。
連合は今後とも、日常的に労働組合と接点のない人たちをはじめ、すべての働く人たちに向けて、こうしたイベント等を通じて、「働くことを軸とする安心社会」を構築することの大切さを訴えていきたい。
有効回答数 |871名
データ集計期間 |2018年4月28日~4月29日
男女比 |男性:566人(65%)、女性:305人(35%)
年齢 |10代:91人(11%)、20代:364人(42%)、30代:226人(26%)、
40代:124人(14%)50代:47人(14%)、60代(1%)
職業 |正社員・正職員:63%、パート・アルバイト:16%、派遣社員:5%、契約社員:5%、
自営業:2%学生:5%、無職:1%、その他:3%
労働組合の有無 |ある40%、ない38%、分からない22%
調査対象 |「ニコニコ超会議2018」の連合ブース来場者
|| 我慢できる残業時間1位=11~40時間 (37.0%)
「ズバリ我慢できる残業時間は月何時間まで?」と尋ねたところ、最も多かったのは、「11~40時間」で37.0%、2位の「1~10時間」は33.3%、「41~80時間」は11.7%、「0時間」は8.5%となった。
約8割もの人が40時間以下とこたえている。
|| 給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なこと1位=自分の老後 (39.1%)
「給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なこと」を尋ねたところ、「自分の老後」が341人(39.1%)で1位となった。2位は、「クビ切り・雇止め」で214人(24.5%)、3位は「結婚」で191人(21.9%)、4位は「医療・介護」で148人(17.0%)となった。「不安はない・給料に満足」も145人(16.6%)という結果となった。 ※複数回答可
(人)
|| 仕事上で何らかのハラスメントを受けたことがあるとの回答が、69.8%
「仕事上でハラスメントを受けたことは?」と聞いたところ、「パワハラ」が437人(50.2%)で2位以下に大きく差をつけて首位となった。次いで「お客様・取引先などからの暴言等」が274人(31.4%)、4位は「セクハラ」で116人(13.3%)となった。一方「受けたことはない」も263人(30.2%)で3位という結果だった。
※複数回答可
(人)
|| 職場で困ったことを相談できる相手「誰もいない」が、19.1%
職場で困ったことを相談できる相手を尋ねたところ、1位は「同僚」で345人(39.6%)、2位は「恋人・友人」で293人(33.6%)という結果なった。一方、「いない」は、167人(19.1%)、「労働組合」は45人(5%)だった。 ※複数回答可
(人)
■「訴状」による個別の訴え
訴えられた件数 |390件
訴えられた内容 |トップ5
1位 賃金が少ない・残業代が支払われない :75
2位 残業が多い・長時間労働 :69
2位 仕事の内容に不満足 :69
3位 職場の人間関係 :61
4位 セクハラ・パワハラ :435位 休暇がとれない :41
<まとめ>
働くことについての本音アンケートでは、回答者の6割超が正社員・正職員で、また年齢も10代から30代が約8割を占めているにもかかわらず、「給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なこと」の1位が「自分の老後」(39.1%)と回答していることが注目すべき点である。また、我慢できる残業時間については、約8割の人が「月40時間までより下」を選択。働く人たち、特に若い人たちは、真に長時間労働の是正を求めていることが本音であることが読み取れる。
また直接「訴状」に働くことに関する悩みを書き込む個別の訴えは、「残業代が支払われない」「残業が多い」「長時間労働」などがトップを占め、労働環境の厳しさを示している。
連合は今後とも、日常的に労働組合と接点のない人たちをはじめ、すべての働く人たちに向けて、こうしたイベント等を通じて、「働くことを軸とする安心社会」を構築することの大切さを訴えていきたい。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- 政治・官公庁・地方自治体
- ダウンロード