Cloudii、契約者向けに「Cloudii Cloud Manager」β版の提供を開始
~クラウドの管理・運用を容易にする統合管理コンソール型Webアプリケーション~
Cloudii Cloud Manager(旧仮称:Cloud Service Platform)は、クラウドの管理・運用に欠かせない基本的な機能へのインターフェースをユーザーが利用しやすいように整理・再構成した、統合管理コンソール型のWebアプリケーションです。Cloudii Cloud Managerを利用することで、ユーザーは煩雑なクラウドの管理・運用を簡単かつ効率的に行うことが可能となります。
Cloudii Cloud Managerでは、クラウドインスタンスの稼働状況、構成等のステータスの確認や、クラウドサービスのコストの発生状況等をリアルタイムに確認することが可能です。またガバナンス機能として、クラウドサービスのイベントログをフィルタリングし、必要な情報を素早く確認することが可能です。
Cloudii Cloud Managerは、マルチクラウドへの対応も想定して設計されています。現時点ではOracle Cloudのみの対応となりますが、今後はAmazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Alibaba Cloud等、主要な複数のクラウドサービスを、単一のユーザーインターフェースで透過的に一元管理することが可能となる予定です。加えて、クラウドのマルチテナントへの対応についても、Cloudii Cloud Managerの今後の機能として追加を検討しています。当社は、2018年10月から提供しているOracle Cloud導入・保守等の総合支援サービス「Cloudii」の一環として、Cloudii Cloud Managerのβ版を、当社でOracle Cloudリセールサービスをご契約いただいたお客様へ無償で提供します(なお、クラウドサービス自体のご利用料金はお客様のご負担となります)。
【Cloudii Cloud Manager主要機能】
- マルチクラウド対応(予定)
- ステータス可視化
- コスト分析
- ガバナンス
1.マルチクラウド対応(予定)
クラウドサービスは各ベンダーとも一長一短があること、また大規模障害等のリスクヘッジの観点から、近年では、特定のベンダーのクラウドサービスのみに閉じるのではなく、複数のベンダーのクラウドサービスを組み合わせて利用するケースが増えています。Cloudii Cloud Managerは、そのようなマルチクラウド環境でもシームレスに管理・運用が行えるよう設計されています。現時点ではOracle Cloudのみの対応となりますが、今後はAmazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Alibaba Cloud等、主要な複数のクラウドサービスを、単一のユーザーインターフェースで一元管理することが可能となる予定です。
2.ステータス可視化
クラウドインスタンスの稼働状態、OSの種類やバージョン等、あるいは仮想クラウドネットワーク(VCN)やブート・ボリューム等のクラウドリソースの情報を一覧表示し、瞬時に確認することが可能です。また、これらのリソースにタグを付与し、コスト分析機能で活用することも可能です。
3.コスト分析
クラウドサービスの利用における総コストやコストの詳細(残高、超過金、チャージ料金等)、サービス単位のコスト等を確認することが可能です。予算の計画や、クラウドリソースの適正な配分の検討などに役立ちます。
4.ガバナンス
クラウドサービス側で出力された各種イベントログを取得して表示します。また、フィルター機能を使用して、膨大なログのなかから必要なものだけ抽出することも可能です。クラウドリソースの不正利用や不正アクセスの特定などに役立ちます。Cloudii Cloud Manager自身のログも確認することが可能です。
<株式会社アトミテックについて>
Oracle Goldパートナーとして、クラウドインフラ構築のプロフェッショナル達が幅広いお客様のクラウド活用をサポートしています。
「世界に認められるビジネスの創造」のテーマを掲げ、Oracle Cloudの設計・導入支援のみならず、Oracle Cloudを活用した自社サービスの提供など、お客様と共に世界に認められるビジネスの創造を積極的に行っています。
https://atomitech.jp/
https://cloudii.jp/
プレスリリースファイルはこちらから。
https://prtimes.jp/a/?f=d37919-20190801-9208.pdf
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