レアンドロ・エルリッヒの最新作、「INFINITE STAIRCASE」が2020年7月23日より公開。金沢の新しい現代アート美術館「KAMU kanazawa」
株式会社(本社:石川県野々市市、代表:林田堅太郎)が設立した私設現代アート美術館「KAMU kanazawa」に、レアンドロ・エルリッヒの最新作「INFINITE STAIRCASE」が7月23日(木曜)から公開されます。それに先立ち21日には美術手帖とKAMU kanazawaのInstagramアカウトからライブ配信で先行公開を行います。
レアンドロエルリッヒの代表作に新たな表現方法を加えバージョンアップした最新作、「INFINITE STAIRCASE」が金沢に誕生。
2020年6月21日オープンしたKAMU kanazawa。レアンドロ・エルリッヒのスペースではこれまで実寸台の作品図面の展示、公開制作といったプログラムを行い、いよいよ7月23日より世界で一番新しい最新作が公開となります。本作品は螺旋階段を横倒しにしたような造形の作品で、鑑賞者が作品の中に入って楽しんでもらう体験型のインスタレーション作品となっています。幅約3.5m奥行き約7m高さ約3mの作品の中に入ると、螺旋階段の吹き抜けを上から覗き込んでいるような錯覚と空間が拡張される仕掛けに驚きを感じずにはいられません。
エルリッヒが得意とする、重力の法則を壊し、現実と錯覚の世界を違和感なく繋げ成立させる表現が効果的に使われている作品となりました。
作品完成後は本美術館のパーマネントコレクションとして常設展示され、金沢のアートシーンの中心である21世紀美術館のスイミングプールと共に、金沢を盛り上げていければと考えています。
レアンドロエルリッヒ
1973年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。主な個展に、ローマ現代美術館(イタリア、2006年)、MoMA PS1(ニューヨーク、2008年)、エスパシオ・フンダシオン・テレフォニカ(マドリッド、2017年)、ニューバーガー美術館(ニューヨーク、2017年)などがある。国内では、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ(新潟、2006年、2012年)、瀬戸内国際芸術祭2010(香川、2010年)などに参加し、2014年金沢21世紀美術館、2017年森美術館で個展を開催。
KAMU kanazawa
金沢21世紀美術館から徒歩3分、金沢市の中心部に、setchu株式会社が運営を行う私設の現代アート美術館「kanazawa(カム カナザワ)」が2020年6月21日に開館。現代アートによる日本の文化資源の向上のための作品収集、同時代的に生まれるアートの発信を行い、さらには“拠点となる金沢市”が現代アートの街として発展していくことに貢献することを目的に活動を行う。
レアンド・ロエルリッヒ「INFINITE STAIRCASE」公開開始
日時::2020年7月23日(木)11:00〜
美術手帖×KAMU kanazawaインスタライブ
日時:2020年7月21日(火)19:00〜20:00(開始時間、終了時間は予告なく変更される可能性があります。)
Instagramアカウント:
KAMU kanazawa
kamu_kanazawa (https://www.instagram.com/kamu_kanazawa/)
美術手帖
bijutsutecho_com(https://www.instagram.com/bijutsutecho_com/)
KAMU kanazawa https://ka-mu.com/
レアンド・ロエルリッヒ「INFINITE STAIRCASE」公開開始:2020年7月23日(木)
入館料:800円、小学生以下 無料
開館時間:11:00~18:00(金土〜20:00)
休館日:月曜日
住所:石川県金沢市広坂1-1-52
本件に関するお問い合わせ先
KAMU kanazawa
info@ka-mu.com
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