「LinkWare(TM)Live」の認証試験レポート数が1億件を突破:フルーク・ネットワークスのクラウド型プロジェクト管理サービス!
配線工事業の現場においても、クラウド利用の遠隔操作及びDX普及が進んでいる状況を実証!!
企業ネットワークの構内LANからデータセンターまでメタル配線から光ファイバー配線ネットワーク・インフラの性能試験用ケーブル・テスターを幅広く提供する米フルーク・ネットワークスの日本法人である、株式会社テクトロニクス&フルーク フルーク社(東京都港区、代表取締役:徐 贇(シュ・ユン)、資本金:1億円、以下フルーク・ネットワークス)は、同社の「DSXケーブルアナライザー」※1他と「LinkWare Live」※2クラウド・サービスを組み合わせた配線試験レポートのアップロードされたレポート件数が、1億件を達成したことを発表しました。
ケーブル配線性能認証はネットワークの完全性を確認し、メーカー保証に準拠することを保証するための必須試験です。今回の1億件のレポート数の記録は、通信ネットワーク技術者のみならず、配線工事業の現場においても、クラウド利用の遠隔操作及びDX普及が進んでいる状況を実証したものと考えられます。
※1)DSXケーブルアナライザー:LAN配線のISO/TIA/JISなどの配線規格に適合していることを証明するための認証試験で使用されるケーブル・テスターであり、詳細な試験結果レポートを提供することができるため、LAN配線の品質を保証するための重要なツールとなっています。
※2)LinkWare Live:認証試験用テスターDSXケーブルアナライザーなどの「Versiv」ファミリー製品と連携して、敷設されたメタル/光ファイバー配線の認証試験結果を管理する無料のクラウド・サービスです。試験結果のリモート・アップロードやテスターのセットアップの一元化、ケーブルIDやプロジェクトごとの結果の管理やステータス把握などが可能になり、効率的なプロジェクト管理が実現できます。
■「LinkWare Live」で配線試験結果をクラウド上で管理!1億件のアップロード※3を達成!!
「LinkWare Live」は、配線試験の結果をクラウド上で収集し管理するためのクラウド・サービスです。「LinkWare Live」を使用することで、配線試験レポートを印刷するためのコンピュータやプリンタの設定などをする必要がなく、レポートをクラウド上で簡単に共有することができます。
今回の1億件を超えるアップロード達成は、「LinkWare Live」がネットワーク・テスター業界で最も幅広く使用されているクラウド・サービスであることを示しています。また、フルーク・ネットワークスの顧客が、加速度的に「LinkWare Live」を使用していることも示しています。
フルーク・ネットワークスのメタル及び光ファイバー配線認証試験用テスター「Versiv(バーシブ)」ファミリー製品※4の一つである「DSX-8000/5000ケーブルアナライザー」は、Cat 5e、Cat 6、Cat 6Aなどの情報配線システムのメタル配線テストを行うためのテスターであり、「LinkWare Live」クラウド・サービスは、配線試験の結果をクラウド上で収集し管理するためのサービスです。この自動アップロード機能は、配線試験レポートを簡単に共有し保存できるようになっています。
今回の1億件を超えるアップロード達成は、フルーク・ネットワークスがネットワーク・テスターの分野で革新的な技術を提供していることを示しています。また、この技術が多くの配線敷設工事業者などの企業に広く利用されていることを示しています。そして、「LinkWare Live」の利用者は、世界中のネットワーク・エンジニアや技術者たちからなる広大なネットワークを形成しており、リアルタイムで配線試験の状況を共有し問題解決に役立てています。
※3):「LinkWare Live」の認証試験レポート数に関する発表は2022年のもの。
※4):「Versiv(バーシブ)」ファミリー製品は、メタル配線用の「DSX-8000/5000シリーズ・ケーブルアナライザー」、光ファイバー配線の損失試験用の「CertiFiber® Pro」光損失測定試験セット、光ファイバー配線のOTDR試験用の「OptiFiber® Pro OTDR」および光ファイバー端面検査ツールの「FI-7000 ファイバーインスペクター・プロ」から構成される認証試験ツール群を指します。
■「LinkWare Live」が、リモートワークやオンライン教育に対応するための高品質なネットワーク環境の維持に貢献
特に2020年のCOVID-19パンデミックの影響でリモートワークやオンライン教育が急速に普及した中でも、高品質かつ安定したネットワーク環境が必要であり、「LinkWare Live」を通じてリモートワークやオンライン教育に対応するための高品質なネットワーク環境の維持に貢献しています。エンジニアや技術者たちは、「LinkWare Live」を利用することでオフィスや教室から離れた場所でも配線試験の結果をすばやく共有し、問題を早期に解決することができます。
■DXに取り組む企業や組織に高品質なネットワーク環境を提供する、フルーク・ネットワークスのVersivファミリー製品と「LinkWare Live」など、ネットワーク設計・施工と運用の最適化に役立つソリューション群
また、フルーク・ネットワークスの「Versiv」ファミリー製品と「LinkWare Live」は、DX(デジタル・トランスフォーメーション)に取り組む企業や組織にも貢献しています。DXにおいてはネットワーク環境の最適化が不可欠であり、そのためには高品質なネットワーク設計と運用が必要です。
政府でも、DXに取り組むプロジェクトが進められており、例えば「スマート・シティ」という概念が注目されています。これは、ICT技術を活用して都市のインフラやサービスを効率化し、住民の暮らしや経済活動の支援をする取り組みです。
一方、民間企業においてもDXの取り組みが進んでおり、例えば製造業においては、IoT技術やビッグデータ解析によって工場の生産ラインを最適化することが求められています。また、小売業においては、ネットショップやECサイトの運営に加えて、店舗内のセンサー技術を活用した顧客分析や商品の陳列最適化などが行われています。
こうしたDXの取り組みにおいては、ネットワーク環境の最適化が不可欠であり、そのためには高品質なネットワーク設計と運用が必要です。フルーク・ネットワークスは、「DSX-8000/5000シリーズ・ケーブルアナライザー」と「LinkWare Live」を組み合わせたソリューションを提供することで、DXに取り組む企業や組織のネットワーク環境最適化に貢献しています。「LinkWare Live」を利用することで、エンジニアや技術者たちは、オフィスや教室から離れた場所でも配線試験の結果をすばやく共有し、配線障害やテスターの設定問題などを迅速に解決することができます。
■高速・高信頼性のネットワーク環境を構築するためには、物理層の品質が重要であり、メタル配線や光ファイバー配線の試験ツールが必要
近年ではオフィスや工場などの建物内でのネットワーク環境が複雑化しており、高速・高信頼性のネットワーク環境を構築するためには、物理層の品質が非常に重要です。このような環境下で、メタル配線や光ファイバー配線の試験ツールが必要になります。
メタル配線に関しては、例えば、LANケーブルの接続部分の配線が正しく行われているか、信号が適切に伝送されているか、電気的なノイズや干渉が発生していないか、といった試験が必要です。これらの試験は、配線の品質を保証するために欠かせないものであり、正確な測定結果が得られるように適切な測定ツールが必要です。
また、光ファイバー配線に関しては、光信号の強度や波長が適切であるか、光ファイバー・ケーブルの繋ぎ目の損失や光信号反射が最小限に抑えられているか、光ファイバー端面に汚れがないか、といった試験が必要です。これらの試験は、光ファイバー・ネットワークにおいて信頼性の高い通信を実現するために不可欠です。
物理層の試験には、配線の品質だけでなく、障害診断機能の備わったトラブルシューティングなど、ネットワークの品質維持に必要な機能が含まれます。これらの機能が充実している試験ツールを使用することで、ネットワーク・トラブルの原因を素早く特定し、迅速な復旧を実現することができます。
以上のように、メタル及び光ファイバー配線の重要な試験を行う認証用試験ツールは、高速・高信頼性のネットワーク環境を実現するためには欠かせないものであり、ネットワーク工事業者あるいはデータセンターや企業・公共機関のネットワーク・インフラ管理者にとって必須のツールです。
●「LinkWare Live」の機能と特長
「LinkWare Live」は、敷設されたメタル及び光ファイバー配線の認証試験用テスター 「Versiv」ファミリー製品と連携稼働する、配線工事業者やその顧客向けのサービス機能です。このクラウド・サービスは設置されたケーブルの認証プロセスを管理する配線工事請負業者や発注側のネットワーク管理者にとっても、次の完璧なソリューションを提供します。
・テスターのセットアップを一元化:プロジェクト・マネージャーは、遠隔地にある1台または複数のテスターの設定内容を事前に確定させておくことができるため、現場作業者への伝達ミスを最小限に抑え、設定ミスや測定上の間違いをなくすのに役立ちます。
・ケーブルIDの管理:ケーブルIDを一元的に設定し、Brady社、Brother社、Dymo社、Epson社のラベル・ライターとともに遠隔地にあるケーブル・テスターにロードすることで、一貫したラベリングとレポート作成を実現します。
・試験結果のリモート・アップロード:試験現場のテスターから Wi-Fi 経由で結果をアップロードできるため、オフィスに車で戻る必要がなくなり、試験結果データを誤って消去したり、盗難によるデータ紛失のリスクがなくなります。
・結果の管理と追跡:アップロードされた結果は間違いなく管理された正しいジョブに割り当てられるため、オフィスでのデータ整理作業が軽減されます。 また、管理者は、携帯電話から現場での作業の進捗状況を追跡し、工事を順調に進めることができます。
・テスターの追跡とステータス把握:「LinkWare Live」により、各テスターの最終確認場所とテスターの校正状況を追跡、確認できるため、効率的な資産管理を実施できます。
「LinkWare Live」の詳細については、https://jp.flukenetworks.com/linkwareliveをご覧ください。
<「LinkWare Live」の価格>
無料。※「Versiv」本体が無くとも、以下のURLにて、アカウント作成すれば無料でお試しいただけます。
https://www.linkwarelive.com/signup
■フルーク・ネットワークスについて
フルーク・ネットワークスは、重要なネットワーク配線インフラを設置・維持する専門家のための認証、トラブルシューティング、及び設置ツールの世界的リーダーです。最先端のデータセンターの設置から工場でのサービス復旧まで、当社の伝説的な信頼性と比類ない性能の組み合わせは、仕事を効率的に行うことを保証します。当社の主力製品には、革新的な「LinkWare™ Live」があります。このソリューションは、クラウドに接続された世界有数のケーブル認証ソリューションであり、これまでに1億件以上の試験結果がアップロードされています。
■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社テクトロニクス&フルーク フルーク社
フルーク・ネットワークス 広報担当
TEL:03-6714-3117、FAX:03-6714-3118
e-mail:infoj@fluke.com
住所:東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟6階
※LinkWare Live、Versiv等の製品名は、米フルーク・ネットワークスの登録商標または商標です。
※その他記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
※参考画像(機器画像等):
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