第１回「焼き餃子協会アワード」と、今年の３大餃子ニュースを発表

焼き餃子協会会員の投票により、蔓餃苑苑主のパラダイス山元氏、餃子芸人クック井上。氏、くいれぽ代表の松田萌々子氏を今年の餃子の顔として選出。また焼き餃子協会会員の記憶に残る３大餃子ニュースも発表。

焼き餃子協会

2022年12月21日 12時30分

全国の焼き餃子文化を広める活動を行う一般社団法人焼き餃子協会（東京都品川区、代表理事小野寺力）は、今年の餃界発展に貢献または今後の餃界発展に期待する方を「焼き餃子協会アワード」として表彰することにいたしました。
今年は「第１回焼き餃子協会アワード」として、焼き餃子協会個人賛助会員78名と法人賛助会員34社からの投票により３名を選出いたしました。
また、焼き餃子協会会員が選んだ今年の餃子ニュースを合わせて発表いたします。

【焼き餃子協会アワードの目的と選出方法】
「日本の焼き餃子文化を世界に広める」ことをミッションとして2018年に設立した一般社団法人焼き餃子協会は、餃子業界の健全な発展を目的として、餃子のおいしさだけでなく、楽しさ、つながりを増やしていく活動を行なっている方の労力と成果を讃えるために「焼き餃子協会アワード」として表彰することといたしました。
焼き餃子協会アワード受賞者は、2022年11月に焼き餃子協会の個人賛助会員78名・法人賛助会員34社による投票によって決定いたしました。

第１回「焼き餃子協会アワード」の受賞者は以下のとおりです。

第１回焼き餃子協会アワード大賞

パラダイス山元様
招待制餃子レストラン荻窪餃子蔓餃苑苑主

Twitter https://twitter.com/mambon

1962年、北海道札幌市生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業後、富士重工業(現SUBARU)デザインセンターで、初代レガシィツーリングワゴン、SVXのスタイリングに携わる。その後、東京パノラママンボボーイズでメジャーデビュー。盆栽にフィギュアを組み合わせたマン盆栽のエキシビションを英仏米で開催。お花見の席で振舞った焼き餃子が評判を呼び、2001年会員制高級紳士餃子レストラン荻窪餃子蔓餃苑をオープン。美食家や国内外の星付シェフが絶賛する“進化系餃子”を発表、NHK「シブ５時」シェフのヒトワザ、「餃子キングダム」では、独創的な食材選び、オリジナルの包み方を披露。2011年パリ新オペラ座のレストランでの餃子ワークショップはパリジャンの心を鷲掴み。ヨーロッパに初めて“焼き餃子”が上陸した年と記録される。現在、蔓餃苑以外では、唯一羽田エクセルホテル東急のプレミアフライヤーズルーム限定のルームサービスメニューとして「翼つき餃子®」を提供。著書に「餃子のスゝメ」(マガジンハウス)、「読む餃子」(新潮文庫)、「うまい餃子」(宝島社)、「餃子の王様最強レシピ」(プレジデント社)、英語版「GYOZA」(TUTTLE PUBLISHING)、コミック監修「夜凪さんのよなよな餃子」(芳文社)など。

■パラダイス山元様受賞コメント
このたび、第１回焼き餃子協会アワード大賞受賞の栄誉を賜りましたパラダイス山元で餃子います。誠に光栄至餃。ご推挙頂いた皆さまに、心より感謝申し揚げ餃子います。ラーメン、カレー、スイーツなどのブームに続いて、ご当地、お取り寄せ、冷凍、持ち帰り、進化系、餃子フェスと百花繚乱、空前の餃子ブームが訪れました。これまで地道にがんばってこられた餃界関係者の皆さま方、私にとってもこんなに嬉しいことはありません。ただブームとは恐ろしいもので、山が大きければ大きいほど、直後に深い谷が待ち受けています。オープンしたばかりの冷凍餃子無人販売店が閉店、冷凍餃子自動販売機も次々に撤退するなど、ブームは頂点を過ぎ、既に下り坂に差し掛かってきています。だからこそ、ここに集う皆さまと知恵を絞って、このピンチをチャンスに変えていこうではありませんか。コロナ禍のなかにあって、大躍進した餃界から、今後〝育餃〟できる若手の人材を応援していきたいと思います。私も生涯おいしい、そして美しい餃子を包んで焼き続けて参ります。この度は、誠にありがとう餃子いました。

■会員による選出コメント

・著書やテレビ番組などで公開された餃子レシピが、今でもバイブルになっている
・マルチなタレント性を活かして、海外へ"GYOZA"を紹介している第一人者だから
・ANA国内線の同日往復で提供された蔓餃苑特製ランチボックスや、羽田エクセルホテル東急の「翼つき餃子®」など、餃子の話題を常に提供してくれて楽しい

第１回焼き餃子協会アワード金賞

クック井上。様
料理芸人
オフィシャルブログ https://ameblo.jp/twinkle4416/

フードコーディネーター・野菜ソムリエ・食育インストラクター・こども成育インストラクターなど、食の資格を８つ所有する異色の本格派料理芸人。ＴＶ・ラジオ出演の他、料理イベント講師やＭＣ・商品監修・レシピ開発・グルメコラムの執筆も務める。近年は農林水産省から国産食材を応援する「ＦＡＮバサダー芸人」に任命されるなど、地方創生の活動も行っている。また、ＳＤＧｓ（フードロス解消）・食育関連の活動などにも力を入れている。
出演番組はＮＨＫ『あさイチ』『グッと！スポーツ』、Ｅテレ『みいつけた！』、日本テレビ『ＺＩＰ！』『得する人損する人』、テレビ朝日『マツコ＆有吉かりそめ天国』『くりぃむしちゅーのハナタカ！優越感』、ＴＢＳ『林先生の初耳学』『教えてもらう前と後』、テレビ東京『しまじろうのわお！』など。

■クック井上。様受賞コメント
この度は「焼き餃子協会アワード」に選出していただき、まことに有難うギョザいます！僕は小さい頃からオカンの餃子が大好物で、それをきっかけに餃子食べ歩きにハマりました。そこで気付くのは“餃子は餡だけでなく、愛と真心も包んでいる！”という事。そして、餃子を食べた人は幸福に包まれます。もはや、餃子は鳩をしのぐ平和の象徴なのではないでしょうか？これからも色んな餃子に出会い、愛と真心を感じ、幸福に包まれたいと思います。

■会員による選出コメント
・餃子を紹介する時の語りが芸人らしくて面白く、餃子愛も強く印象に残る
・老舗中華の餃子を紹介する熱がすごい。今後も新しい町中華の餃子を切り開いて欲しい

第１回焼き餃子協会アワード新人賞

松田萌々子様

「くいれぽ餃子」代表
くいれぽ餃子 https://www.cuisinereport.com/

2000年⽣まれ。22歳。
餃⼦フリーク兼「くいれぽ餃⼦」を運営する株式会社CuisineReport代表。
⼤学1年の頃から餃⼦にハマり、週3以上の頻度で餃⼦を⾷べるようになる。
餃子を食べ歩く中で、「イメージする餃子で探し、いつでも食べたい餃子を食べれるようにしたい」と餃⼦専⾨検索サービス「くいれぽ餃⼦」を立ち上げた。
今はメンバーと年間400軒近い餃子を食べる。
特に町中華系のお店が好きで仕事終わりに餃ビーすることが⽣きがい。

■松田萌々子様受賞コメント
この度は「焼き餃子協会アワード」新人賞を受賞することができて大変光栄です！くいれぽ餃子は、「今食べたい餃子に出会う」ための餃子専門検索サービスです。餃子の皮、餡、具材などの特徴から検索し食べたい餃子に出会うことができます。今年2月にリリースをし、餃子のデータ数や、機能面でもまだまだなサービスではありますが、来年以降も餃子好きの皆さんが楽しく“餃活”ができるサービスになれるよう一生懸命尽力しますので、くいれぽ餃子をよろしくお願いします！

■会員による選出コメント

・「餃子のメディア」で会社を作ってしまうのがすごい
・Twitterで餃子レビューが毎日流れてくる。地道に頑張ってるのを応援したい

【焼き餃子協会会員が選ぶ2022年の３大餃子ニュース】
焼き餃子協会会員による投票で、今年最も印象に残ったニュースを３つ選びました。

冷凍餃子の販売経路が拡大し続けている

コロナ禍から引き続き、全国に餃子の無人販売所や自動販売機が増え続け、手軽に手頃な餃子を手に入れやすくなってきました。またスーパーマーケットリニューアル時に冷凍庫が増設されて全国から集めた「餃子コーナー」が目玉になるなど、冷凍餃子が急激に身近になってきており、焼き餃子文化が浸透してきているのを感じます。

全国各地で餃子イベントが開催された

コロナ禍で餃子イベントの中止が続いていましたが、今年は全国で餃子イベントが開催されました。「宇都宮餃子まつり」「全日本ぎょうざ祭りinもりころパーク」「全国餃子まつりin仙台」「クラフト餃子フェス」「さぬき餃子グランプリin三豊・観音寺」「宮崎餃子EXPO」など、多くの方が久しぶりに屋外で餃子を楽しむことができました。

3月8日が「ギョーザの日」に制定された

「ギョーザ」を発売開始して５０周年となった味の素冷凍食品株式会社が、3月8日を「ギョーザの日」と制定しました。「みんな（3）ハッピー（8）」という語呂合わせと、味の素冷凍食品株式会社の「ギョーザ」が1972年3月8日に誕生したことが記念日の由来とのことです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000027220.html

【一般社団法人焼き餃子協会について】
「日本の焼き餃子文化を世界に広める」ことをミッションに、日本各地で美味しい餃子を作る職人たちと、美味しい餃子を食べたい人をつなぐ活動を行なっています。焼き餃子協会の会員向けに毎月セレクトした餃子を工場直送する「逸品ぎょうざ頒布会」の提供や、全国のお取り寄せ餃子のご紹介、簡単に美味しく餃子を焼く技術の普及などの活動を行なっています。