入社者数、応募者数が大幅に増加
採用活動の大幅な強化、そして若手社員を中心とした待遇改善によって
東京水道株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野田数、以下「東京水道」という。)は、新卒採用での応募者数と新入社員の数を取りまとめました。令和6年度の応募者数は393人となり、前年の207人と比べて189.9%と大幅に増加しました。
また、直近3年間の4月1日の新卒入社者数を比較すると、令和5年度は87人、令和6年度が109人、そして直近の令和7年度が150人と、年々、着実に若年層の採用を増やすことに成功しています。
厚生労働省が公表した令和7年4月の東京都の有効求人倍率は1.79となっており、全国平均の1.26と比べ、大幅に高くなっています。このように東京の企業にとって厳しい採用環境のなか、東京水道は前述の通り、採用状況を改善し続けています。
応募者数、入社者数が着実に増えている理由
応募者数、入社者数が着実に増えている最大の理由は、これからの東京の水道を支える若い人材の採用を経営の最優先課題と位置付け、採用活動に積極的に取り組むようになったことです。
採用予算を拡充したことで、就職希望者が就職先を探す際に参考とする求人媒体に効果的に情報掲載することに加え、新卒採用関連のイベントにも積極的に参加することが可能となりました。
特に採用が困難な技術職の採用を改善するために、全国の高専を採用担当者が訪問することに加え、全国の高専が参加するイベントにも積極的に協賛することで、高専との信頼関係を培ってきました。
こうした採用活動の強化に加え、若手社員を中心とした待遇改善を積極的に進めてきました。たとえば、技術職に対する社員住宅の年齢制限をこれまでの30歳から40歳までに大幅延長しました。また社員住宅の多くは、大手ハウスメーカーが建設したマンションを社員が自由に選択し、借り上げたものです。
ほかには奨学金返還支援制度の大幅な拡充も実施しました。これまで対象が技術職に限られていたのを、他の職種にも広げました。また返還支援の対象も奨学金だけではなく教育ローンも新たに加えました。
このように採用活動の大幅な強化、そして待遇改善に取り組んできましたが、同時に経営の見直しも進めたことで、業績改善も併せて実現しています。
会社概要
東京水道株式会社
本社:東京都新宿区西新宿六丁目5番1号 新宿アイランドタワー37階
設立:2004年4月
代表取締役社長:野田 数
会社紹介:東京都の政策連携団体、主要株主は東京都であり、東京の水道を支える実務を担っています。これまで東京都の水道業務を担う会社は2つに分かれていたのですが、2020年4月に両社が統合し、東京水道株式会社として新たな門出を切りました。この統合によって、「水源から蛇口まで」を包括的に維持管理・運営できる、日本最大級の水道トータルサービス会社へと生まれ変わりました。
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