公益通報の通報者や相談者が通報・相談受付者がチャットでやり取りできるアプリ「こころぼ」をリリースしました

ダイヤル・サービス株式会社

2023年9月14日 10時00分

企業や自治体が運営する相談・通報の窓口代行サービスを行うダイヤル・サービス株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：今野由梨(こんのゆり）、以下「ダイヤル・サービス」）は、契約企業の従業員が当社の通報・相談受付者とチャットでやり取りができるアプリ「こころぼ」をリリースいたしました。

「こころぼ」開発の背景

　ダイヤル・サービスが提供する「企業倫理ホットライン」は、現在電話とWEBの通報・相談の手段が用意されており、契約企業の従業員が自らの都合や利便性に合わせてどちらかを選択することができるシステムです。

　ダイヤル・サービスは電話・WEBに次ぐ第三の通報・相談の手段として、スマートフォン用アプリでのチャットを採用。若年層に身近なリアルタイムでの文字コミュニケーションでの通報・相談を実現するために専用チャットアプリ「こころぼ」を開発しました。

「こころぼ」導入のメリット

・電話が苦手な人でも利用しやすい

　LINEなどのメッセージアプリの普及によって、電話での通話の機会が減り、電話に苦手意識を抱く人が増えています。もとより通話より文字での情報伝達に長けている人もいます。人々のコミュニケーションの方法は着々と変化しています。それに伴い従業員の通報・相談を受け付けるプラットフォームにも変化が求められています。

　ダイヤル・サービスの提供する「こころぼ」は電話に苦手意識を抱く人や、文字での情報伝達に長けている人が最適の方法で通報・相談を行うことのできるツールです。

・リアルタイムでチャットでの対話が可能

　専用のフォームに書き込まれたことを報告するWEBでの通報・相談とは異なり、通報・相談者の書き込みに相談員が適切に問い返しをすることによって、通報・相談者から詳細な事実関係や本音を聴き出し、契約企業の担当者に繋げることができます。通報・相談の方法は、通報・相談者自信が「実名」「匿名」を選択することができ、どちらを選択した場合でも、契約企業の担当者がチャット経由で直接返信を行うことができます。

・個人情報と紐づかない認証システム

　アプリと相談内容を紐づける識別IDでシステム内管理を行うことによって、実名での通報・相談だけでなく、匿名での通報・相談に対しても企業担当者が直接返信を行うことができます。この識別IDはあくまでアプリと相談内容にのみ関与しており、個人に紐づくことはありません。

「こころぼ」の使い方

・通報・相談者の使い方　

　AppStore・Google Playから「CoCoRoVo（こころぼ）」を各自のスマートフォンにインストールし、アプリを立ち上げます。契約企業から従業員に通知された「テナントコード」「共通ログインID」「共通パスワード」を入力し、画面に従ってチャットを開始します。受付時間外にチャットを開始した場合は、「受付時間外です」というメッセージが表示されます。