茶の湯文化の町 福岡 令和4年11月3日(文化の日) 第54回 福岡市民大茶会 開催のお知らせ

福岡市民の皆様に茶の湯の魅力と一服のお茶をお気軽に楽しんでいただける茶道九流会派による合同茶会。どなたでもご参加いただけます。主催:福岡市茶道文化連盟

福岡市茶道文化連盟では、広く市民の皆様に 茶の湯の魅力と醍醐味を楽しんでいただこうと、令和4年11月3日(文化の日)に 福岡市大濠公園の日本庭園茶会館 福岡市美術館 並びに 護国神社境内において〝福岡市民大茶会〟を開催いたします。

日本庭園正門前に本部受付が設置されます日本庭園正門前に本部受付が設置されます

日本庭園茶会館 茶席の様子日本庭園茶会館 茶席の様子

護国神社境内にも各流派の茶席が特設され、当日の受付もございます護国神社境内にも各流派の茶席が特設され、当日の受付もございます

第54回 福岡市民大茶会

  • 令和4年11月3日(祝・文化の日)開催
  • 50年以上続く福岡市茶道文化連盟による秋の恒例行事
  • 茶の湯文化の継承と普及を目指し、福岡市民だれでもが気軽に参加できるお茶会
  • お抹茶の経験が全く初めての方、外国人の方、普段着のままでのご参加も大歓迎
  • 茶道九流会派 表千家・裏千家・南坊流・宗徧流・大日本茶道学会・遠州流茶道・武者小路千家・古儀茶道藪内流・表千家不白流による合同茶会
  • 大濠公園 日本庭園茶会館、茶室・福岡市美術館・福岡県護国神社境内、参集殿において同時開催

護国神社境内・参集殿には6流派の特設茶席護国神社境内・参集殿には6流派の特設茶席

特設テント内の立礼席の様子特設テント内の立礼席の様子

境内特設テント内の茶席。普段着でもご参加いただけます境内特設テント内の茶席。普段着でもご参加いただけます

茶席ではお抹茶と茶菓子でおもてなし茶席ではお抹茶と茶菓子でおもてなし

〇開催概要

日 時:令和4年11月3日(祝・文化の日)

場 所:大濠公園日本庭園茶会館・茶室・福岡市美術館・護国神社参集殿・護国神社境内

受 付:午前9時〜午後3時  (但し美術館は9時30分〜)

当日券一般受付
①日本庭園 正門前本部テント
②護国神社 境内 案内所

上記2か所にて午前9時から販売いたします。先着順となりますので、席が埋まり次第販売を終了いたします。事前のご予約については下部に記載がございますのでご確認ください。

会 費:2200円 税込 (2席綴りの茶券となります・2席分)

主 催:福岡市茶道文化連盟

備 考:本年度の市民大茶会は厚生労働省の新型コロナ感染防止対策基準に沿って、手指消毒・検温・茶器、客席の洗浄など、連盟統一の対策基準を遵守して行われます。お客様のマスク着用をお願いしております。
 

9流派合同茶会。各流派の案内板が設置されます9流派合同茶会。各流派の案内板が設置されます

〇令和4年 各流派茶席案内
 ■日本庭園 茶会館
  武者小路千家
 ■日本庭園 茶室
  宗徧流
 ■福岡市美術館
  遠州流茶道
 ■護国神社 参集殿
  裏千家
 ■護国神社境内
  表千家不白流
  表千家
  古儀茶道藪内流
  南坊流
  大日本茶道学会
  
※当日の茶券・案内板をご確認ください。

日本庭園茶会館日本庭園茶会館

テント内の立礼席の様子テント内の立礼席の様子

護国神社参集殿護国神社参集殿

各流派独特の茶菓子も楽しめる各流派独特の茶菓子も楽しめる

どちらの流派の茶席でも自由にご参加いただけます。

福岡市茶道文化連盟とは
 昭和48年から始めた茶の湯の活動を昭和61年に連盟として組織化し、茶道各流会派の相互親睦と茶道文化の普及を目的として次の基本方針に基づき活動を行っております。
  1. 福岡での茶道文化を継承し発展を図ります
  2. 茶道を通じて社会的な貢献を図ります
  3. 茶道の次世代を担う後継者の育成を図ります
加盟九流会派の紹介
■表千家
千利休(1522~1591年)の茶の湯は、子孫にその道統が伝えられています。初代・千利休宗易、二代・少庵宗淳、三代・玄伯宗旦と続き、宗旦が隠居時に、四代・江岑宗左に屋敷、不審庵を継がせ、現代の表千家として伝っております。これ以降、代々の家元には「宗左」の名を受けて侘茶の心を引き継いでおります。茶の湯は「美味しいお茶をもって、主客ともに楽しみ、心を通い合わせること」に意義があり、日々のお稽古を通して、その古き心を学び、今日の生活に生かす道を求めることと考えております。

■裏千家
裏千家家元は、千利休を始祖とする三代・千宗旦の第四子・仙叟千宗室の家系の十六代坐忘斎千宗室家元です。家元の指導方針に「茶の湯に出会う 日本に出会う」という教えがあります。十五代家元鵬雲斎大宗匠は、「一盌からピースフルネスを」の理念のもと世界各地で活動を続けておられます。荘子の言葉「君子之交淡若水」から命名された茶道裏千家淡交会(昭和十五年結成)は、全国17地区、165支部・2支所が設置され、また海外にも、37ヵ国111か所に海外協会・出張所が組織されています。福岡市には博多支部と福岡支部があり、茶禅一味の精神を根本とし、地域と共に茶の湯文化を更に豊かに育む活動を行っております。

■南坊流
南坊流は、黒田藩士立花実山を流祖とする流派です。泉州堺南宗時の南坊宗啓によって利休の茶道の真義を書き記したという南坊録に、元禄三年(1690年)立花実山が出会い、全七巻を書き写し、爾来十三年余の間、利休・宗啓の茶の道を探求して、その奥義を究めたと伝えられています。依頼、その茶風は、黒田藩に広まり今日に至っています。南坊流の特徴は、自らの心の修養を目的とし、実山居士が示された「徒に華を追うことなく、自らの修行としての茶道、求道者として地道な研修を真義とし、「清風自ら立つ」旨とする茶道を目指しています。

■宗徧流
宗徧流は、江戸時代初期に活躍した茶人山田宗偏を流祖とする流儀です。宗徧流の茶は、利休正伝、すなわち宗旦の質素簡明を第一とした精神を厳しく伝える真の侘茶です。宗偏は、千利休の孫である千宗旦に茶の湯を学び、宗旦四天王の一人として、今日庵、不審庵、力囲斉等の号を与えられ、師の推挙により三河城主小笠原忠知の茶頭となり、長い間、小笠原家に仕えました。小笠原家を辞した後も、江戸で茶道の普及、武家茶道に貢献し、赤穂義士討ち入りの際に、吉良邸で茶会を催していたことでも有名です。

■大日本茶道学会
大日本茶道学会は、明治三十一年(1898年)、田中仙樵により創設されました。名称は、伝承されてきた数々の先人の茶道の精神性と技を近代的な環境に照らし合わせて研究・公開していくことで、後世に伝えていくことを目指した仙樵の理念に基づいています。大日本茶道学会では、一つ一つの意味を大切にしながら所作を行うことで、先人の伝えようとした心の原点を自分のものとし、実践できるようになることを一人一人の目標としています。総合芸術といえる日本伝統文化の茶道を地域の施設を連携して市民に啓蒙し、御縁を大切にしたいと願っています。今日、創立の精神に新しい風を吹き入れ、”アカデミックな香りのする”茶道流派として茶の湯の在り方を発信し続けております。

■遠州流茶道
遠州流茶道の神髄(奥義・本質)は、”綺麗さび„と称される茶道体系を430年前に創り上げたことです。わび・さびの精神に<美しさ・明るさ・豊かさ・みやび>を加え、品格のある客観的な美を表現したもので、「思いやり」「おもてなし」の心を大切にする今日の茶道の基礎となっています。流祖は、江戸初期の大名茶人で、徳川将軍家 茶道指南役、建築・作庭、和文化の総合芸術家としても活躍した小堀遠州公です。以来、日本を代表する格式ある大名茶道として現十三代小堀宗実家元に受け継がれ、洗練し昇華された魅力あふれる”綺麗さび・茶の湯の宇宙„を寸分違わず今に伝えています。稽古照今(古を考えて今に照らす)、先人が築き上げた伝統を正しく受け継ぎ、現代に活かし、新しい創造を加え、時代と共に発展していく茶道と、その心を育んでいきます。

■武者小路千家
千利休の孫、玄伯宗旦の次男の一翁宗守、三男の江岑宗左、四男の仙叟千宗室が、それぞれ「官休庵」、「不審庵」、「今日庵」として、初祖利休以来の道統を受け継ぎました。「不審庵」は表千家、「今日庵」は裏千家、「官休庵」は所在地の通り名から武者小路千家と通称され、三千家として現代に及び、当代家元は十四代不徹斎宗守です。数ある小間の茶室の中でも名席と言われる「官休庵」は「茶道に専念するため官(讃岐高松藩茶道指南)を辞めて建てた茶室」と伝わっています。福岡官休会 筑風会は、十四代家元のもとに茶道の道に精進し、かつ、男性主体の「メンズ茶会」を催すなど、茶の湯を多彩な視点から楽しんでいます。

■古儀茶道藪内流
藪内流は、藪内剣仲紹智を初代として今日まで十四代にわたって続いている流派です。流祖剣仲は、武野紹鴎のもとで茶の湯を学び、利休とは紹鷗門下の兄弟弟子の間柄です。紹鴎没後は、利休からも教えを受けたといわれています。爾来、今日まで紹鴎より受け継いだ作法と、利休によって完成された作法を厳格に守り伝えてきており、故に、古儀茶道と称しております。書院の作法と、小間の作法を両様に兼ね備え、ゆったりとした大きな「武家点前」の動作が藪内流の特徴の一つです。第二代真翁が西本願寺の茶道師家として迎えられて以来西本願寺との深い関係が続いています。初代剣仲は、古田織部の妹を妻として迎えたことから織部との親交も深く、茶道についても織部の影響を少なからず受けており、茶室 燕庵(国重要文化財)を始め、多くの茶道具を譲り受け今日に伝わっております。「正直・清浄・礼和・質朴」を流儀の精神としています。

■表千家不白流
表千家不白流は、川上不白を流祖として270余年の歴史を持ち、関東地区を中心に活動しています。江戸中期に京都中心であった茶の文化を江戸にも広めるべく、表千家七世如心斎が高弟の川上不白を江戸に向かわせた殊に始まります。以後、代々の宗匠が受け継ぎ、住居が江戸の浜町にあったことから”浜町派”と呼ばれ、明治・大正期には錚々たる文化人たちの集う茶の道場であったことでも知られています。江戸時代、各大名家との繋がりも深く、福岡においては久留米 有馬藩の茶頭を代々の宗匠が務め、武士階級のみならず一般市民にも茶の湯を伝え現在に至ります。一碗是道場。現在の家元八世宗順宗匠が大切にしている言葉の一つです。身も心も清め、澄み切った雲一つない青空の様な気持ちで一服のお茶を点て、客をもてなす、主客ともに相和することによる茶の道を説いておられます。
(順不同・令和四年現在)

茶の湯文化の町・福岡を目指して
 ここ博多の地では天正15年(1587年)に豊臣秀吉公が九州平定で筥崎宮に陣を張った折、同行の千利休に命じて催した箱崎海岸での”利休釜かけの松”と言われた茶会に、博多の豪商で著名な茶人の神屋宗旦が同席するなど、この頃から博多は茶の湯が大変盛んな土地柄でした。当連盟は”茶の湯文化の町・福岡”の発展を目指して、次の事業などを行っております。​
  • 毎年11月3日(文化の日)に 福岡市大濠公園の日本庭園茶会館  福岡市美術館 並びに 護国神社境内において〝福岡市民大茶会〟を開催し 毎年2,500名以上(お茶席入場者・延べ5,000名)の市民の皆様に 茶の湯の魅力と醍醐味を楽しんでいただいています。
  • 大濠公園日本庭園の茶会館では 毎月第三火曜日に どなたでも自由にご参加いただけるお茶席のご奉仕をしています。
  • 各流会派では 年間を通し独自のお茶席を公共施設等で設けて 市民の皆様に茶の湯の楽しさと魅力の普及に鋭意努めています。

日本庭園茶会館入口日本庭園茶会館入口

日本庭園露地日本庭園露地

当日券は受付にて購入でき、茶の湯に興味のある方なら誰でも参加できます当日券は受付にて購入でき、茶の湯に興味のある方なら誰でも参加できます

当日券の販売
当日券(茶券)は、日本庭園正門前と護国神社大鳥居をくぐった場所の2か所の受付テントで、午前9時から販売いたします。
1枚(茶席券2席綴り)2,200 円(税込)です。枚数に限りがありますので、出来る限り事前にご予約下さい。下記の電話でお受けいたします。

茶券の事前予約:090-3233-8893(連盟事務局 徳安)

福岡市民の大勢の皆様がお気軽に茶道にふれ、茶の湯に親しんでいただけることができる秋の恒例行事です。市民の皆様のご参加をお待ち申し上げております。


福岡市茶道文化連盟
 会 長 鎌田 迪貞
 副会長 西高辻 信良
 副会長 清原 宗皓
 副会長 長谷川 宗裕

■共催・後援・協力
 公益財団法人 福岡市文化芸術振興財団 第59回 福岡市民芸術祭参加行事

賛助会員の皆様に感謝申し上げます。賛助会員の皆様に感謝申し上げます。


令和四年度  賛助会員様ご紹介
岩尾 初雄 様
西原 染樵 様
拝郷 敬仙 様
山本 恭平 様
山田 順子 様
櫛田神社 様
株式会社 大寿工務店 様
バー スモーク 様
素敵な旅の予感…株式会社 ティーアイプロジェクト 様
株式会社 サイコー舎 様
福岡ギター教室 六弦空間 様
株式会社 居織工房 様
株式会社 味の兵四郎 様
株式会社 兵四郎ファーム 様
株式会社 元祖鶏卵素麺松屋 様
株式会社 紙小 様
茶・茶道具 マサキ 様
株式会社 万ヤ 様
株式会社 如水庵 様
花月堂 寿永 様
一般社団法人 お茶結びプロジェクト 様
株式会社 千鳥屋本家 様
株式会社 日本料理 てら岡 様
株式会社 ホリスコーポレーション 様
株式会社 博多石焼 大阪屋 様
河野産業 株式会社 代表取締役社長 河野武司 様
株式会社 オオモリ総建 様
(順不同)

<本件に関するお問い合わせ先>
福岡市茶道文化連盟 事務局
徳安宗弓 soukyu-senki@crux.ocn.ne.jp
徳永雅彦 ochamusubi@foodium.co.jp

福岡市茶道文化連盟は令和4年度 第59回 福岡市民芸術祭の参加団体です。
 

 


 

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会社概要

URL
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
福岡県那珂川市五郎丸3-1-18
電話番号
092-951-2261
代表者名
徳永雅彦
上場
未上場
資本金
-
設立
2012年04月