愛知県公館のエントランスを県産材で魅力的にリニューアル!製作に最新の3Dデジタル木工を活用。
愛知県公館は、1969年12月の開館以降、内外賓客の接遇や重要会議、執務等の場として使用されてきました。
開館から50年以上が経過し老朽化が進んでいたことから、2021年3月に策定した「愛知県庁舎等施設長寿命化計画」に位置付け、今年4月から9月まで長寿命化改修工事を実施。
今回の改修工事では、外壁・内装の劣化の改修や給排水管・ガス管の更新、照明のLED化、バリアフリー化の改修を行うとともに、愛知県産木材をPRするため、エントランス部分の木質化を実施しました。
愛知県では、木材利用促進条例を定め、県内全域で木造・木質化を促進するとともに、県の公共建築物でも率先して県産木材の利用を進めています。 今回の改修工事では、国内外の多くのお客様が訪れる公館のエントランスに、県産のスギやヒノキを用いたモニュメントを設置しました。
製作には家具職人の手加工技術とデジタル技術をハイブリットさせた「3Dデジタル木工」が使われており、愛知のモノづくりが持つ技術力をシンボリックに表現したデザインとなっています。また、モニュメント中央には、愛知県産の季節の花を設け、来賓を迎えてくれます。
時間帯によって、日光の入り方が異なり、県産材の木の風合いが変化します。この温かく柔らかな表情も木ならではの魅力の一つになっています。
※本施設は常時、一般公開、見学は行っておりません。
作品名:傑作の具現化
デザイン設計:株式会社アーティストリー 嶋村侃士
製作施工:株式会社アーティストリー
材料調達:西垣林業株式会社 愛知県産スギ材、ヒノキ材
photo:toha
株式会社アーティストリーとは
設立:1997年2月
所在地:〒486-0958 愛知県春日井市西本町三丁目260
事業内容:内装業界の特注木製家具、店舗什器の製造・3D木部品の加工・3Dデザイン設計・サウナ
HP:http://www.artistry.co.jp/index.html
instagram:https://www.instagram.com/artistry_tech
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