異常行動の早期対応に向けて「ArgosView」と「Asilla」が連携
広範囲にわたる異常行動の早期発見、把握、対応をサポート
映像監視システム(Video Management System、以下VMS)の国内市場5年連続No.1※1メーカー、パナソニック ネットソリューションズ株式会社(以下 パナソニックNETS)と、行動認識AIを用いた防犯セキュリティ向けソリューションを提供する株式会社アジラ(以下 アジラ)は、異常行動の早期解決に向けて、VMS「ArgosView(アルゴスビュー)」と防犯セキュリティ映像解析AI 「Asilla(アジラ)」を連携しました。
昨今、鉄道や商業施設など、多くの人が集まる公共の場における犯罪や迷惑行為が相次いでおり、その対策の困難さが問題となっています。対策として、警備員やスタッフの増員による警備体制強化が考えられますが、労働人口が減少する中、人手による対応には限界があります。また、事件が起こり得る場所が広範囲にわたることが多く、「どこで何が起こるかわからない」ことが対策の困難さを助長しています。
そこでこの度、国内で最も多く利用されているパナソニックNETSのVMS「ArgosView」と、防犯セキュリティ映像解析AI「Asilla(アジラ)」をシステム連携することで、広範囲にわたる施設内の異常行動検知と状況把握に加え、現場スタッフによる対応をサポートすることが可能になりました。具体的な特徴は下記の通りです。
① 多岐に渡る異常行動の検知と緊急対応レベルの判別が可能
ArgosView から受け取った監視カメラの映像をAsillaが解析することで、転倒、千鳥足、喧嘩、破壊行為、長時間の滞留、違和感行動※2など、多岐に渡る異常行動を検知し、検知結果をArgosView に通知します。ArgosView の画面上では、映像とマップが強制的にポップアップして表示され、検知内容に応じてマップ上のアイコンが点滅します。これにより、「どこで何が起こっているか」が一目瞭然になります。さらに、火災報知器や非常ボタン等、センサー設備による検知結果が同一画面に表示されるため、緊急対応が必要な事象を瞬時に判別することができます。例えば、違和感を検知した場合は、対象となる現場で警戒態勢を取ることが必要となりますが、その後、同じ場所で非常ボタンが押下されたことを検知した場合は、至急対応が必要とされていることが判別できます。
② 少数の機材で広範囲のエリアをカバー
1システムで最大40,000台の監視カメラ(メーカー11社、732機種以上に対応)を統合監視・録画可能なArgosViewと、予め学習した通常行動と逸脱した異常行動を検知することでサーバ1台あたり最大80台の監視カメラ映像の一括解析処理が可能※3なAsillaを組み合わせることにより、監視カメラの設置台数が数百台~数千台に上る鉄道の施設や大型商業施設などにおいても低コストかつ省スペースな異常行動検知システムを導入することができます。
③ 現場スタッフへの自動通知による迅速対応と被害拡大防止
ArgosView から業務用チャットやメールを介して検知情報を通知し、スマートデバイスで確認できる仕組みにすることで、現場スタッフへ自動通知することが可能になります。例えば、施設内でお客様の転倒を検知した場合、その場所と事象をテキストで通知した上で、現場のカメラ画像を送信します。これにより、事象発生と当時に現場スタッフが発見し、状況を把握することができるため、従来は中央監視室から指示があるまで対応することが難しかった事象について、指示を待つことなく現場に駆け付けることができます。また、電話連絡による非効率や認識相違を防止することにもつながります。
◆主な特長
・“一局集中”遠隔監視
全国に散らばる最大40,000台のカメラを、1か所で集中監視することができ、マルチベンダーカメラにも対応可能です。
・施設内設備と連動し、マップ化が可能
監視カメラ映像だけでなく外周センサーや火災報知器などと連携することが可能で、管理者へマップ表示と映像ポップアップで通知します。
・純国産仕様
安心と信頼の国産ソフトウェアです。国内デバイスとの連携はもちろん、万一の対応や保守にも迅速に対応可能です。
本プレスリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
詳細はWebサイト(http://pnets.panasonic.co.jp/)をご覧ください。
<デモンストレーションのご案内>
上述に記載の機能につきまして、パナソニックNETS本社で、デモンストレーション展示を行っております。
展示に関しましては予告なく終了させていただく場合がございますのでご了承ください。
※1 出典:株式会社富士経済『2017、2018、2019、2020、2021 セキュリティ関連市場の将来展望』
※2 画角特有の人々の行動から逸脱した行動を意味し、例えばショッピングモール内テナント入口付近で頻りに周りを見回している人や、落書きなどの悪戯を実行しようとしている人などの微量な特徴量を検出、把握し不審行動を検知します。このような違和感行動を検知することで、大きな事象を起こす前にその予兆を検出することができ、事故や事件の予防につなげることができます。
※3 Asillaの特徴として、監視カメラが設置された箇所で起こる通常の行動を予め学習することで、そこから逸脱した行動のみを検知対象として画像解析を実施します。これにより、AIシステムのコアにおける処理を軽量化し、エッジデバイスでの運用を可能にします(Jetson nanoでカメラ1台、NXで3台まで一括処理可能)。例えば、オフィスビル、大型商業施設などの大規模施設において、サーバ1台で最大80台のカメラ映像を一括処理することが可能です。
そこでこの度、国内で最も多く利用されているパナソニックNETSのVMS「ArgosView」と、防犯セキュリティ映像解析AI「Asilla(アジラ)」をシステム連携することで、広範囲にわたる施設内の異常行動検知と状況把握に加え、現場スタッフによる対応をサポートすることが可能になりました。具体的な特徴は下記の通りです。
- 「ArgosView」と「Asilla」の連携による異常行動対策ソリューションの特徴
① 多岐に渡る異常行動の検知と緊急対応レベルの判別が可能
ArgosView から受け取った監視カメラの映像をAsillaが解析することで、転倒、千鳥足、喧嘩、破壊行為、長時間の滞留、違和感行動※2など、多岐に渡る異常行動を検知し、検知結果をArgosView に通知します。ArgosView の画面上では、映像とマップが強制的にポップアップして表示され、検知内容に応じてマップ上のアイコンが点滅します。これにより、「どこで何が起こっているか」が一目瞭然になります。さらに、火災報知器や非常ボタン等、センサー設備による検知結果が同一画面に表示されるため、緊急対応が必要な事象を瞬時に判別することができます。例えば、違和感を検知した場合は、対象となる現場で警戒態勢を取ることが必要となりますが、その後、同じ場所で非常ボタンが押下されたことを検知した場合は、至急対応が必要とされていることが判別できます。
② 少数の機材で広範囲のエリアをカバー
1システムで最大40,000台の監視カメラ(メーカー11社、732機種以上に対応)を統合監視・録画可能なArgosViewと、予め学習した通常行動と逸脱した異常行動を検知することでサーバ1台あたり最大80台の監視カメラ映像の一括解析処理が可能※3なAsillaを組み合わせることにより、監視カメラの設置台数が数百台~数千台に上る鉄道の施設や大型商業施設などにおいても低コストかつ省スペースな異常行動検知システムを導入することができます。
③ 現場スタッフへの自動通知による迅速対応と被害拡大防止
ArgosView から業務用チャットやメールを介して検知情報を通知し、スマートデバイスで確認できる仕組みにすることで、現場スタッフへ自動通知することが可能になります。例えば、施設内でお客様の転倒を検知した場合、その場所と事象をテキストで通知した上で、現場のカメラ画像を送信します。これにより、事象発生と当時に現場スタッフが発見し、状況を把握することができるため、従来は中央監視室から指示があるまで対応することが難しかった事象について、指示を待つことなく現場に駆け付けることができます。また、電話連絡による非効率や認識相違を防止することにもつながります。
- 「ArgosView」とは
◆主な特長
・“一局集中”遠隔監視
全国に散らばる最大40,000台のカメラを、1か所で集中監視することができ、マルチベンダーカメラにも対応可能です。
・施設内設備と連動し、マップ化が可能
監視カメラ映像だけでなく外周センサーや火災報知器などと連携することが可能で、管理者へマップ表示と映像ポップアップで通知します。
・純国産仕様
安心と信頼の国産ソフトウェアです。国内デバイスとの連携はもちろん、万一の対応や保守にも迅速に対応可能です。
- 「Asilla」とは
本プレスリリースに記載された社名および商品名などは、それぞれ各社の商標または登録商標です。
本プレスリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
- パナソニック ネットソリューションズ株式会社について
詳細はWebサイト(http://pnets.panasonic.co.jp/)をご覧ください。
<デモンストレーションのご案内>
上述に記載の機能につきまして、パナソニックNETS本社で、デモンストレーション展示を行っております。
本展示の見学お申込みにつきましてはパナソニックNETS ニュースリリース担当 山﨑(press-pnets@ml.jp.panasonic.com)までご連絡ください。
展示に関しましては予告なく終了させていただく場合がございますのでご了承ください。
- 株式会社アジラについて
※1 出典:株式会社富士経済『2017、2018、2019、2020、2021 セキュリティ関連市場の将来展望』
※2 画角特有の人々の行動から逸脱した行動を意味し、例えばショッピングモール内テナント入口付近で頻りに周りを見回している人や、落書きなどの悪戯を実行しようとしている人などの微量な特徴量を検出、把握し不審行動を検知します。このような違和感行動を検知することで、大きな事象を起こす前にその予兆を検出することができ、事故や事件の予防につなげることができます。
※3 Asillaの特徴として、監視カメラが設置された箇所で起こる通常の行動を予め学習することで、そこから逸脱した行動のみを検知対象として画像解析を実施します。これにより、AIシステムのコアにおける処理を軽量化し、エッジデバイスでの運用を可能にします(Jetson nanoでカメラ1台、NXで3台まで一括処理可能)。例えば、オフィスビル、大型商業施設などの大規模施設において、サーバ1台で最大80台のカメラ映像を一括処理することが可能です。
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