世界メンタルヘルスデーのある10月/子育て中の母親支援NPO/無料の傾聴サービスを1.5倍増枠実施中
法人化5周年の感謝を込めてキャンペーン
私たちのメイン事業は、妊産婦から子育て中の母親たちの心の健康を守る、無料傾聴オンラインサービス「おはなしDay」。母親たちの孤独感の解消、不安・ストレス軽減を目的に活動を続けてきました。
10月末まで5周年記念キャンペーンを開催中。
より多くの母親に「人との温かい繋がり」「話を聴いて貰う心地良さ」を知ってもらう為、このサービスの利用枠を1.5倍に増枠しています。
コロナ禍の影響もあり、産後うつの可能性のある母親は、現在4人に1人とも言われます。
コロナ以前も10人に1人は産後うつを発症すると言われていました。
妊産婦の死因のトップは自殺、という衝撃的な事実もあります。
また2022年、児童虐待の相談件数は過去最多となり、20万件を超えました。
そこまで追い詰められなくても、複数の調査で、子育てに何らかの不安を感じている女性は8割以上という結果が出ています。
抗えない心身の大変化。待ったなしの子育て。
劇的な変化と地道な積み重ねの中には、喜びだけでなく、予想以上の辛さや迷い・葛藤もたくさん。
子どもと過ごす日々の中で、煮詰まったり、自信をなくしたり、逃げ出したくなったりした時、そっと寄り添ってくれる味方が必要です。
母親たちに寄り添うメンタルヘルスケア「おはなしDay」
私たちは、2014年から過去約10年で、3500回を越えるおはなしDayを日本国内・国外の母親たちに提供してきました。
オンラインで20分間、どんな話でも寄り添って聴きます。利用は予約制で無料。画面はオフで、音声のみの通話。
話を聴くのは、専門的なトレーニングを受けた認定リスナーたち。全員、現役子育て中の当事者です。
利用者は、アドバイス無しで対等な立場から、受容と共感を持って話を聴いてもらうことができます。
それにより、ありのままの自分を受け入れ、自分らしさを保ち、大切にすることができるようになります。
母親が、孤立して専門家支援を求める手前、もしくは支援を求めるべきか迷う段階で、本人が望む子育てに繋がれるよう、サポートをしています。話す内容は、子育てに限らず、夫婦関係や職場やコミュニティでの人間関係、自身の抱える様々な問題など、多岐にわたっています。
おはなしDay予約サイト
予約後、オンラインZOOM会議のリンクが、登録したメールアドレスに送信されます。
https://coubic.com/lis-mom/services#pageContent
利用者の声
実際にご利用いただいている方からは、以下のような声が寄せられています。
「おはなしDayは今の自分の命綱」「話すだけで落ち着く」「何を言っても安心だから深いところまで話せる」「いろいろ吐き出すと大丈夫な自分に気づく」「終わったあと外の景色が普段より美しく見えました」「ただただ聴いてもらうこと、家でも友達でもそうそうできません」
「おはなしDay」を提供し続けるために
私たちは「健やかな子育てを応援したい」という思いを共有する母親たちが、無償で運営している組織です。
それでもシステム利用料や広報活動には費用がかかります。
法人化5周年記念と共に、寄付サイトをリニューアルし、ビジョンを明確化。活動に共感いただける方々のサポートを必要としています。
https://syncable.biz/associate/lis-mom
「おはなしDay」は、母親が自宅から気軽にオンラインでアクセスでき、自分の心の健康状態を見ることができるサービスと言えます。リスナーと温かい関わりにより、母親の気持ちにゆとりと生きる力が生まれます。私たちは、母親たちがより身近にメンタルヘルスケアの時間を担保できるよう、今後も活動を続けていきます。
※世界メンタルヘルスデーとは
世界精神保健連盟が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。
※2023年 日本厚生労働省の取り組み
こころの病気やメンタルヘルスに関する課題は身近な問題ですが、そのことに自分自身が気づいたり、周囲の人が気づいたりすることは難しかったりすることがあります。
「つながる、どこでも、だれにでも」をテーマとして掲げ、こころの健康に欠かせない“人とのつながり”を大切にしたイベントを開催予定。
参考資料 https://www.mhlw.go.jp/kokoro/mental_health_day/
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