地域活性化に向け栃木県那須町の旧大沢小学校校舎を整備開始

イノベーション創出の場として2023年秋から本格稼働を予定

一般社団法人ナスコンバレー協議会(代表理事:井上 高志、所在地:栃木県那須郡那須町、以下:ナスコンバレー協議会)は、栃木県那須町が公募した旧大沢小学校の廃校利用について、審査の結果、実施事業者に採択され、2023年5月より利用を開始したことをお知らせします。まずは拠点としての整備を行い、2023年秋から本格稼働を予定しています。旧大沢小学校を中心に、新たな関係人口創出、地域と企業が連携した新しいコミュニティの共創、二地域居住・ワーケーション等を推進し、地域の活性化に繋げていきます。

■旧大沢小学校をイノベーションの拠点として整備

ナスコンバレー協議会は、那須地域に日本最大級のリビングラボとしての整備を進め、会員企業と共にWell-beingな21世紀型社会の実現に向けた、複数の実証実験を行ってきました。これまでのナスコンバレーでの実績、ならびに県内外の企業との関係を活かし、旧大沢小学校の地方創生拠点化に取り組んでいきます。

具体的には、ナスコンバレー会員企業のサテライトオフィスや実証実験、ラボスペースとして教室の貸し出しを行うほか、会員以外の地元企業や市民が交流・共創する場も設置します。ナスコンバレーがこれまで実現してきたプロジェクトを旧大沢小学校でさらに拡大し、那須から栃木県全域、さらには全国、全世界に広めて行きます。


■主な利用方法

1. テレワーク推進の拠点/2拠点居住の拠点

新型コロナウイルスの影響を受けてオンライン化が進む一方、オンライン化しきれていない、テレワークを最大限活用できていない企業が散見されます。テレワークの拠点として旧大沢小学校廃校を利用することで地方における新たな働き方を提案し、2拠点居住などの新たなライフスタイル(ワークスタイル)を推進します。これにより那須町における流入人口の増加につなげます。


2.官民連携/企業間連携の拠点

ナスコンバレー協議会は、現在56社の会員企業、及びパートナー企業と連携しております。令和4年度には、現地ツアーをほぼ毎月開催した他、大型サミット、ワーケーションなどを開催し、会員企業の社員、関係者など総勢1,000人を超える方を那須町に招きました。これらの企業の拠点を、旧大沢小学校に集約することで、新たなコミュニティを形成し、企業間の取り組みのコラボレーションや、那須町発の新たな事業を生み出すことを目指します。

また、施設を地元の企業や自治体の方にも利用していただき、那須町の未来に向けた対話を深めることで、官民連携・企業連携を推進し、那須町の課題解決につながる事業の創出を行っていきます。


3.地域事業活性の拠点

旧大沢小学校を地域の方々へも広く開放することで、企業から地域の方々へは新たな価値の提供や、最先端の事業に触れる機会を提供します。一方で地域の方々から企業へは那須町独自の特色や強みを共有いただき、企業の発展につなげます。


■施設の所在地

栃木県那須郡那須町高久丙2799番地6


ナスコンバレー協議会は、協議会の一員として旧大沢小学校を活用したい企業を募集しています。

詳細についてはナスコンバレー協議会事務局(info@nasucon.jp)までお問い合わせください。


■ナスコンバレー協議会について

2020年10月、那須地域を新しい働き方に関心を持つ経営者や社員の方々にワーケーションの場として活用いただき、先進的なアイデアを持つ人材間の交流から新たなビジネス機会の創出を目指していく「ナスコンバレー構想」が、株式会社デジタルシフトと日本駐車場開発株式会社の協業をもとに始動しました。構想の第一弾として「ワーケーションサービス」を開始したところ、多くのスタートアップや企業様より関心・賛同をいただき、那須地域の新たな可能性が明確になりました。また、株式会社LIFULLやSUNDRED株式会社も構想に賛同し活動に加わり、地域コミュニティや行政との対話を進めていく中で、地域特有の課題の解決や地域資源の更なる活用に向けた「イノベーションの場」としての機能に対する期待が明らかになってきました。

このような背景をもとに関係者間で検討を進め、「ナスコンバレー構想」を更に発展させた形で、変化の激しい現代において社会課題を解決し、思い描いた未来を実現していくためのイノベーションを社会実装する国内最大規模の「リビングラボ」を運営すべく、2021年10月1日に一般社団法人ナスコンバレー協議会の設立に至りました。ナスコンバレー協議会は、東京ドーム170個分の私有地を含む那須地域の広大な実証フィールドを活用し、県内外を問わず多様な企業・団体・個人がアイデア、テクノロジーを持ち寄って、地域の特性にあった最適な形で社会実装していくことを目的に、プロジェクトの支援、プログラムおよびコミュニティのデザインを含むイノベーションの場としてリビングラボ「ナスコンバレー」の運営を行っています。


■団体情報

名称      :一般社団法人ナスコンバレー協議会

設立日   :2021年10月1日(月)

住所      :栃木県那須郡那須町大字高久乙字遅山3376-256

代表理事 :井上 高志(株式会社LIFULL 代表取締役社長)

理事   :巽 一久(日本駐車場開発株式会社 代表取締役社長)

留目 真伸(SUNDRED株式会社 代表取締役)

鉢嶺 登(株式会社デジタルシフト 取締役会長) ※五十音順

活動内容:当法人は、国内外の企業、学術機関、研究機関、個人などの保有する先進技術の実証実験、社会実装を那須地域で実施するために、自治体、関連諸団体との連携・協力を通じて未来のあるべき社会像を共創し、その成果を広く国内外に展開することを目的に活動します。

ナスコンバレー:https://nasucon.jp/

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会社概要

URL
-
業種
サービス業
本社所在地
栃木県那須郡那須町高久乙 字遅山3376-256
電話番号
-
代表者名
井上 高志
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年10月