コロナ禍でも黒字を維持した奇跡のイベント会社社長が考える オンライン×リアルの更なる可能性
〜 アフターコロナのイベントのかたち:2022年11月 「アイランダーサミット石垣2022」開催 〜
2022年11月24日(木)~26日(土)、弊社代表:前野が事務局長を務め、企画プロ デュースを担当する『アイランダーサミット石垣2022』を開催いたします。リアルとオンラインのハイブリッドで開催されるこのイベントは、まさにアフターコロナのイベントのひとつのかたちです。
- コロナ後もオンライン 約 93%
- アイランダーサミット石垣2022 開催
世界中で注目が高まる循環型社会の実現。自然環境、食、経済、人材、エネルギー、島と他地域など、循環を軸に共創社会の本質を探究し、スモールチェンジにつなげます。
今年は、石垣島(離島)と自由が丘(東京)を結びつけ、双方のブランド価値向上と、産業の付加価値化を図るといった、地域創生につながる内容にもチャレンジした開催となります。
http://islander-summit.world/IS2022.html
【コロナ前から注目していたハイブリッド開催】
2019年10月に石垣島で、リアルとオンラインのハイブリッドで開催 された国際サミット。弊社代表:前野が事務局長を務め、企画プロ デュースを担当しました。パンデミック以前からハイブリッド開催の 可能性を感じ、実践した一例です。SDGsや離島の自然、観光など が議題だったため、屋内の会議室ではなく、島の浜辺にテントでミ ーティングルームを作り、本物の自然を肌で感じながら、オンライン で世界に向けて情報発信した、新しい形の国際サミットでした。
- 弊社がコロナ禍で黒字化を維持した取組み
① リアルイベントの価値再構築
・いち早く感染対策しながらのイベントのショーケースとしてのイベントを開催
・コロナ前よりオンライン配信の実績・経験があり、2020年2月開催のすでに受託の決まっていた大型カ ンファレンスのオンライン配信への切り替えをスムーズに対応。このとき400名参加の有料カンファレ ンスでオンライン化へのクレームはゼロでした。
② オンライン配信の対応とスキルアップ
・この2年間で200本を超えるオンライン配信の経験
・2021年7月から会場のオンラインイベント配信の営業サポートから配信コーディネート、現場での配信 ディレクションまでを業務とするオンライン配信専属部署「オンラインマーケティング課」を新設。
③ 中長期の対応として、イベント施設のコンサルで売り上げ確保
・短期的な視点ではイベントのオンライン化への対応を推進させながら、同時に2023年以降に開業予 定の大型の都市開発プロジェクトに向けて、もうひとつの事業の柱でもある「イベント施設コンサルタン ト」に積極的に取り組み、コンサルタント契約を7本受託。また現在、コンサル案件の開業後・運営リニュ ーアル後の施設運営受託に向けて、戦略的に活動中。
④ リモートワークへの対応と社内コミュニケーションの充実
・リモートワークへの対応をしつつ、従来の仕事が少なくなる中で、コロナ禍になった2020年3月からの 半年間、社員それぞれが自分で考えることを磨く時間に。社員全員がひとりずつ、自分の伝えたいこ と・得意なことをオンラインで毎日配信。プレゼンテーションスキルを磨くとともに、オンライン配信の実 証実験を繰り返す。
⑤ 長期的な資金調達
・ 財務的にはコロナ長期化も見据えて、1年以上売上がほぼなくなるという最悪のシナリオを想定し、資 金調達。毎月の固定費2年分をカバーできる資金を確保。
- 今後の展望
コロナによるライフスタイルの変化は、イベント業界にも大きな影響を及ぼしました。そのひとつがオン ライン配信への移行です。今後、オンライン配信だけでなく、イベントでのDX化が進むことは間違いありま せん。例えばWEB上では当たり前になっているログ解析(操作履歴を集計し、分析する作業)が、フィジカルな イベントではまだまだ感覚に頼っている部分多く、これをAIカメラや360°カメラなどで解析する技術が実 用化されています。イベントのDX化がイベントマーケティングの進化を加速させることにつながっていま す。イベントの主催者だけでなく来場者やイベント施設で活用できるイベント業界でのDX化を牽引していく 所存です。
- 会社概要
会社名:株式会社ホットスケープ
所在地:東京都港区虎ノ門 1-16-4 アーバン虎ノ門ビル 8F
代表 :前野 伸幸
設立 :平成3年3月
TEL :03-6205-7197(代表)
FAX :03-6205-7198(代表)
URL :http://www.hotscape.co.jp
事業内容:イベント企画・制作・運営/イベント施設運営・コンサルティング
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