シャブリのドメーヌ ジャン・コレから15年振りの新商品「シャブリ ヴァ レ・デュ・ヴァルヴァン」ご案内
~自然と人、そして気候条件の変化がもたらした奇跡のコラボ~

最高のシャブリを生み出す土壌条件

シャブリの味わい、その特徴を生み出す重要なポイントはブドウ畑の土壌です。シャブリには2つの異なった土壌があり、そこで栽培されたブドウから造られるワインの味わいは異なったものになります。最初に紹介されるべき土壌はキンメリジャン土壌で1億5千万年前のジュラ紀に浅い海だった場所か隆起した土壌でそこには古代の牡蛎の化石が泥灰土と共に化石化して石灰岩層を造っています。このキンメリジャン土壌がシャブリのトップレンジであるグラン・クリュやプルミエ・クリュを生み出す畑のベースになっています。もう一つはポートランディアン土壌でキンメリッジャン土壌の上部にある石灰質土壌です。シャブリ地区はジュラ紀の後半に一旦、海底深く沈下し、そこに魚類、貝類、甲殻類などの骨が降り積もって石灰質の地層を形成しました。シャブリではこの土壌からスタンダードなシャブリが造られます。
ご紹介するシャブリ ヴァル・デュ・ヴァルヴァンはスタンダードなシャブリの格付けながら、その土壌は上級のシャブリを生み出すキンメリジャン土壌にあります。
朝日の当たる北東向き斜面

ヴァレ・デュ・ヴァルヴァンの畑はプルミエ・クリュのヴァイヨンとモンマンの鞍部にあります。シャブリは寒冷地であり土壌の条件とともに日照条件によりその格付けが厳密に規定されています。最良の条件はグラン・クリュ(全体の2%)、その次に良い条件はプルミエ・クリュ(全体の15%)の格付けが与えられ、それ以外は通常のシャブリ格付けと格下のプティ・シャブリの畑(合わせて全体の83%)です。
ヴァレ・デュ・ヴァルヴァンの土壌はシャブリにとって最良のキンメリジャン土壌ですが北東向きの斜面のためプルミエ・クリュは与えられませんでした。この畑は2つの丘の間から朝日が差し込みますが冷涼な微気候はこれまでブドウの完熟を阻んできました。ところが昨今の温暖化によってこの地がシャブリとしては理想的な気候となり、豊かな酸味とミネラル感を持った素晴らしいシャブリを生み出しました。これまで通常のシャブリにブレンドされていたこの畑のワインを単独でリリースしました。シャブリにとって最も重要な切れ味の良い酸味とミネラル感に満ちた、本来のシャブリが持つ味わいがヴァレ・デュ・ヴァルヴァンにより見事に表現されました。
オーガニック認定 シャブリでは全体の7%に過ぎない

寒冷地で湿度も高いシャブリ地区、ここで有機栽培の認定を取得することは生産者にとってかなりハードルが高く、未認定で有機栽培を行っていると言う生産者は多くいますが実際に認定を受けている畑は全体の7%に過ぎません。ジャン・コレの現当主ロマン・コレは持続可能なブドウ造りと土地の味わいをワインに表現するためにはオーガニックによるブドウ栽培は必須との理解から、農薬を使わないことで豊かな自然環境で育ったブドウとブドウに自生した天然酵母でワインを醸造し土地の味わいをワインに表現しています。
ヴァレ・デュ・ヴァルヴァンの畑は全てオーガニック栽培で育てられたブドウを自生の酵母で醸造しています。正にこの土地を象徴する味わいを持ったワインと言えます。

全仏ワイン生産者試飲コンテストで優勝、天性のワインメーカー
現当主でワインメーカーでもあるロマン・コレは全仏ワイン生産者試飲コンテストで優勝を誇る天性の感性の持ち主です。ワイン造りの過程においてその味わいの変化やボトリングのタイミングなどはテイスティングによる的確な判断が要求されます。ロマンの持つ感性は非常に重要なポイントになっています。ロマンはヴァレ・デュ・ヴァルヴァンのブドウの味わいをそのまま表現するために、このワインをステンレスタンクで醸造しています。ジャン・コレでは畑の特性によりワインの徐勇に木樽を使うかステンレスタンクを使用するかを使い分けています。
創業1792年 シャブリを造り続けた歴史的な生産者

ドメーヌ ジャン・コレはシャブリの地で234年間ブドウとワインを造り続けた歴史は決して平たんな物ではありませんでした。この地は2つの世界大戦で戦場となり多くの命が失われました。大戦後10年の1955年にはシャブリの畑総面積は550haとなり、生産者も10数社にまで落ち込みました。その後、アメリカを中心に世界で辛口白ワインの代表として需要が大きく拡大し現在の畑面積は5800haと往時の10倍を超えています。ジャン・コレはワイン産地のシャブリが危機に瀕した1955年時点でワインを造り続けた生産者の一つです。僅かに残された畑は最高の区画のみで急激に開発された畑とは比較にならないレベルのワインを生み出します。当然、グラン・クリュやプルミエ・クリュの上級の畑が多く残されていて、ジャン・コレがシャブリ全体と比較して圧倒的にプルミエ・クリュ以上の畑の所有率が高いことも納得できます。
現在、話題となっているオーガニック栽培についても現当主ロマンの父親ジル・コレが27年前から所有する畑の一区画でオーガニックでのブドウ栽培を実践しており、その経験をロマンに引き継ぐことが出来ました。
木下インターナショナル株式会社
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像