市橋織江が5年ぶりとなる作品集『サマーアフターサマー』を刊行。信州の夏の光に「そこで生きること」への深い共感がにじむ写真集

松本広域連合

2023年3月7日 13時30分

松本広域連合（広域連合長：松本市長　臥雲義尚、所在：長野県松本市）は、写真集『サマーアフターサマー』を制作し、3月10日（金）に株式会社玄光社より発売します。著者は、広告・CM・映画などを中心に数多くの撮影を手がける写真家・市橋織江氏。気鋭のクリエイター・外山夏緒氏が挿絵を担当し、写真とイラストレーションのコラボレーションも見所となっています。

■書籍情報

『サマーアフターサマー』

著者　市橋織江　AD　外山夏緒
企画・制作　松本広域連合
B5判 / 128P / 本体価格 2,000円＋税

2023年3月10日発売（発売元：㈱玄光社）

■制作概要
地域PRを大枠としつつも、「何をどう撮るか」を写真家に委ねるという企画に応えて、市橋氏はおよそ4カ月をかけ、長野県中部の８つの市や村をくまなく歩いて当地の夏を追いかけました。

フィルムカメラを使用し、印画紙でのプリントも自ら行うことで知られる市橋氏ですが、今回撮影したフィルム本数は実に100本以上。本書はその膨大なカットからセレクトされた123点と、外山氏のイラストレーションを組み合わせて構成されています。

撮影後、市橋氏は「そこに暮らす方たちが喜んでくれるものを撮りたいと考えた」とし、「生きている場所」をキーワードにあげています。

ポジティブな光に満ちた写真と躍動感あるイラストレーションは、私たちの地域に贈られた祝福としてだけでなく、多くの方々にとってエールになり得るものと確信しています。

2月下旬に新宿北村写真機店（東京都新宿区）で開催された写真展には、13日間で2,000名を超える方にご来場いただきました。現在、第2弾として青山ブックセンター本店（東京都渋谷区）に巡回中です。

また、特設サイトでは市橋氏のインタビュー等のほか、林響太朗氏が担当したスペシャルムービーを公開しています。こちらもぜひご覧ください。

■プロフィール

市橋織江　ORIE ICHIHASHI
写真家　1978年生まれ
広告写真、グラフィック、エディトリアルなど多分野で撮影を手掛ける。
TVCMなどシネマトグラファーとしても活動し、映画「ホノカアボーイ」「恋は雨上がりのように」、ドラマ「雨の日」「オリバーな犬、（Gosh!!）このヤロウ」などで撮影監督を務める。
また写真集や写真展での作品発表も行い、主な写真集に「TOWN」「Gift」「PARIS」「BEAUTIFUL DAYS」「SHIBUYA-KU」など。

外山夏緒　NATSUO TOYAMA
1982年生まれ
2015年より絵や詩、物語性のある要素で展開したインスタレーションなどの美術活動をスタート。またグラフィックデザイン、他gungulparman（グングルパーマン）の名で「偽物の財宝」などのプロダクトを制作し国内外で発表を続ける。2022年ブックレーベル「MUDABANATABA」を立ち上げ活動中。

林響太朗　KYOTARO HAYASHI
映像監督 / 写真家
1989年東京生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科情報デザインコース卒業後、DRAWING AND MANUALに参加。多摩美術大学情報デザイン学科デザインコース非常勤講師。

■スペシャルサイト
https://spsum.matsu-toco.com/

■展示情報
写真展『サマーアフターサマー』
日時：2023年3月1日(水)－17日(金)
平日 11:30～21:30
土日祝 10:00～21:00

※最終日は17:00まで

会場：青山ブックセンター本店（東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア B2F）
内容：カラー印画紙による原画・⼤判アートワーク展示

■イベント情報
『サマーアフターサマー』刊行記念　市橋織江×外山夏緒トークイベント
日時：2023年3月12日(日)
19:00～20:30（開場18:30）

料金：①入場料 1,540円(税込)
　　　②入場料＋書籍代 3,740円(税込)
定員：70名
会場：青山ブックセンター本店大教室

著者の市橋織江氏と今回のブックデザイン、イラストレーションを担当した外山夏緒氏によるトークショーが開催されます。
Webから事前のお申込みが必要です。詳細は青山ブックセンターのサイト（https://aoyamabc.jp/collections/event/products/312-summeraftersummer）をご確認ください。

■写真集収録イメージ（一部）