沖縄観光コンベンションビューロー、レンタカー不足課題の解決に向けたデジタルプロモーションの取り組みと成果を発表
県内事業者と連携した「レンタカーなしの沖縄旅」を楽しむ限定宿泊プランの予約流通総額は約3.6億円に
■取り組みの成果
- 2022年1月~9月30日までのページ閲覧回数127,946回(訪問者113,232人)
- 閲覧属性は、20代~40代が95%以上、女性が8割以上
- コンテンツの1つである『限定宿泊プラン』の予約総流通額は約3.6億円となり、観光消費額の向上に大きく貢献(*1)
- 本特集が入口となり『おきなわ物語』にとって接点がなかった新規ユーザーの獲得にも繋がった
レンタカー需要が高まると見込まれていた2022年のゴールデンウィークや夏期シーズンだけではなく、秋以降も閲覧・予約が継続しました。また、レンタカーを積極的に利用する層以外に「免許を持っていない方」や「免許は持っているが運転に不安がある方」など、レンタカーが運転できない・したくないことが沖縄旅行のハードルとなっている属性にとっても嬉しい情報であったなどの声がありました。
(*1)予約総流通額は宿泊プラン予約のみの金額であるため、移動交通費、食費、土産などの追加消費額を考えると大きなインパクトを生み出せた可能性があると考えられます。
■デジタルプロモーション概要
沖縄観光情報WEBサイト「おきなわ物語」内に「レンタカーだけじゃないおきなわ旅の楽しみ方」特集を公開し、モノレールやバス、タクシー、自転車などを活用した移動手段やモデルコースの紹介、レンタカーなしで特典が得られる限定宿泊プランの商品造成などを行った。また、「沖縄 レンタカー 予約できない」など、レンタカーが確保できなかった旅行者のインサイトに寄り添った情報発信を目的に、キーワード分析に基づいた旅のアイデア記事を制作し継続的に公開。本特集をきっかけに、より多くの方にレンタカーだけじゃない沖縄旅行の楽しみ方をお届けできるよう旅行に興味がある層を中心にデジタル広告も活用した展開に取り組みました。
https://www.okinawastory.jp/feature/other_traffic
■実施の背景
本特集は、コロナ禍におけるレンタカー各社の減車措置などによる旅行者とレンタカー需要のミスマッチ緩和を目的に2021年10月に公開スタート。ゴールデンウィークや夏休みなど観光シーズンに伴うレンタカー需要の更なる増加により、レンタカーが確保できない状況が多く発生していることから、コロナ禍におけるレンタカー不足課題の解決と旅行者の観光満足度の向上を図ることを目的に実施しています。
■今後のプロモーションについて
コロナ以前から課題とされている交通渋滞の問題や免許取得率の低下、脱炭素社会やSDGsなどへの対応など、「レンタカーだけじゃないおきなわ旅」の情報発信は今後ますます必要性を増していくものと考えます。今後は、本特集のコンテンツ強化に加え、車の運転ができない・不安がある方にも沖縄を旅先の候補として積極的に選んで頂けるようなプロモーションをより一層強化していきたいと考えています。
■沖縄観光コンベンションビューローについて(OCVB)
OCVB( https://www.ocvb.or.jp/ )は、沖縄県への観光誘致活動や旅行者の受入環境整備を行う官民一体型の観光推進組織です。一般観光客だけではなく、国際会議等のMICE誘致や、観光産業を支える人材の育成、調査事業、情報提供など沖縄の観光・リゾート産業の活性化に向けた様々な取り組みを展開しています。
■『おきなわ物語』について
『おきなわ物語』( https://www.okinawastory.jp/ )は、OCVBが運営する沖縄県公式の観光情報メディアです。SNSを含めた『おきなわ物語』メディアの全利用者数は、年間約285万人(2021年12月末時点)。沖縄県内で行われるイベントや、観光・旅行に役立つ情報をはじめ、旅ナカで訪れたい観光施設や飲食店、現地ツアー情報まで、最新の沖縄観光情報をお届けしています。
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