【職場の居心地WEB調査】45%の人が、コロナ禍前より今の方が『働きやすい』
コロナ禍前(2020年2月以前)と現在を比較して、「前より働きやすくなった」と感じている人は45.0%。
「これってうちの会社だけ?」「他社は何か工夫してる?」
他社の状況を知れば、自社の改善ポイントが見えてくる。
『職場の居心地WEB調査』では、職場の居心地に関連する身近なテーマでウェブ調査を行い、
その結果をレポートしていきます。
今回の調査テーマは……
【「コロナ禍前」と「今」、働きやすいのはどっち?】
新型コロナウイルス感染症の位置づけが「5類感染症」に移行されてから約2か月が経ち、『アフターコロナ』の働き方が定着してきた企業も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、勤続年数が3年以上の方を対象に「コロナ禍前(2020年2月以前)と現在を比較して、『働きやすさ』に変化はあったか?」を尋ねたアンケート結果をご紹介。また、「今後どのように改善されればより働きやすくなると思うか」もあわせて訊いています。
◆記事ページはこちら(プラスファニチャーカンパニー公式ウェブサイト)
[アンケート実施情報] 方法:インターネット調査 回収日: 2023年6月20日 対象:従業員数100名以上のオフィスで働く、デスクワークを含む業務を行う勤続年数3年以上の会社員、公務員 サンプル数:500人 |
Q1. コロナ禍前(2020年2月以前)と現在を比較して、あなたの職場の『働きやすさ』に変化はありましたか?
「前より働きやすくなった」「どちらかというと前より働きやすくなった」の合計が45.0%。「前より働きにくくなった」「どちらかというと前より働きにくくなった」の合計が16.4%。「働きやすさに変化はない」と回答した人は38.6%という結果でした。
「コロナ禍前より働きやすくなった」と感じている人が約半数と最も多い結果に。次の質問で、コロナ禍前と現在を比較して、具体的にどんなことが変わったのかを訊いていきます。 |
Q2. あなたの働く職場で、コロナ禍前(2020年2月以前)と現在を比較して、以下それぞれの項目について変化があったかをお答えください。
次に、「コロナ禍前と現在とで『働く場の環境や制度』に変化があったか」を、具体的な項目を挙げて質問したところ、上図の結果となりました。「変化があった」「部分的に変化があった」の合計値が多かった上位3項目は、「ペーパーレス化」、「在宅勤務やリモートワークのしやすさ」、「オフィスのレイアウト」でした。
3年の間で「ペーパーレス化」、「在宅勤務やリモートワークのしやすさ」、「オフィスのレイアウト」について見直された職場が多かったようですね。 どの項目も、「コロナ禍が原因である」と一概には言いきれないため(オフィスの所在地などは特に)、あくまで「3年の間で変化があったかどうか」を尋ねたアンケート結果としてご覧いただければと思います。 また、たとえば「コロナ禍になる前からリモートワークしていた」場合は「コロナ禍による変化はなかった」と回答されるため、純粋なリモートワーク制度導入企業の割合を示すものではありません。 |
Q3. コロナ禍前より「働きやすくなった」または「働きにくくなった」と感じる要因として挙げられるものを全てお選びください。
つづいて、Q1で「前より働きやすくなった」「どちらかというと前より働きやすくなった」と回答した225名に対してその要因を複数回答で訊いたところ、「在宅勤務やリモートワークのしやすさ」が57.78%。続いて「勤務時間の柔軟性」が38.67%、「オフィスのレイアウト」が34.22%となりました。
「在宅勤務やリモートワークのしやすさ」が過半数と多い結果に。一方で「オフィスのレイアウト」が上位にあることから、『働きやすさ』の判断においてはリモートワークのしやすさが重視される一方で、出社した際のオフィス環境も大きな判断材料になっていることがうかがえます。 |
つづいて、Q1で「前より働きにくくなった」「どちらかというと前より働きにくくなった」と回答した82名に対してその要因を複数回答で訊いたところ、回答は分散しておりほぼ横並びの結果となりました。
その中でもポイントの高かった「オフィスのレイアウトが変わってしまったから」について、どのように改善されれば働きやすくなるかを訊いたところ(※)、「座席を広くしてほしい」「フリーアドレス席を実現する場所がほしい」など『広さ』に関するコメントが多く集まりました。
※Q4の自由回答から抜粋。
『働きにくくなった』と感じる要因は人によって異なり、横並びの結果となりました。その中でも多くの回答を集めていた「オフィスのレイアウトが変わってしまった」と答えた方のコメントを見ていくと、執務空間の広さ・ゆとりについて改善を求める声が多く挙がっていました。 |
Q4. 『働き方』に関するルールやオフィスにおいて、どのようなことが改善されればもっと働きやすい職場になると思いますか。
■Q1で「前より働きやすくなった」「どちらかというと前より働きやすくなった」と回答した人
「リモートと出社の柔軟性」
「仕事場の空間や、座席の距離を離してくれれば働きやすくなると思う」
「基本的にはリモートワークで、必要に応じて出社する働き方を全面的に導入してもらえたら、更に働きやすくなると思う」
「業務上リモートワークできることに限りはあるが、社員のやりくりでさらに可能な日数を増やして欲しい。フレックスというほどではないが、昼食時に食堂が混雑するので、昼食時間の柔軟な対応が可能になって欲しいです」
「リモート会議をしたり業務に集中したい時に使える個室がほしい」
「リラックスルームの充実を図ってほしいと感じます」
「限られた数の座席を予約して共有しているので、空いていない事がある」
■Q1で「前より働きにくくなった」「どちらかというと前より働きにくくなった」と回答した人
「在宅と通勤を柔軟に選べるようにして欲しい。コロナで、在宅ワークして育児と両立させるリズムになっているため」
「決裁など、どうしてもリモートでは判断しにくい面がある」
「一人当たりの専有面積を増やしてほしい」
「オフィスレイアウトが多様化しすぎてしまったので、 シンプルなスタイルに改善すれば働きやすい職場になると思います」
「リモートワークがなしに戻ったので、リモートワークを数日認めてほしいです」
「在宅勤務を認めてほしい フリーの席にしてほしい」
上記は一部を抜粋したものですが、最も多く挙がっていた意見は「リモートワークをもっと柔軟に行いたい」というものでした。その一方で、オフィスに関する具体的な要望も多かったことから、基本的にはリモートワークを求めながらも、出社した際のオフィス環境も『働きやすさ』を考える上で重視されていることがわかります。 |
まとめ
アンケートの結果から、約半数の人が、コロナ禍前より現在の方が「働きやすくなった」と感じていることがわかりました。その一番の理由として「リモートワークのしやすさ」が挙げられている一方で、「オフィスのレイアウト」が「働きやすくなった理由」「働きにくくなった理由」の双方で上位に挙がっており、オフィス環境を『働きやすさ』の大きな判断基準として捉えている人が多いことがわかりました。出社した際のオフィス環境をいかに快適で居心地のいいものにするかが、今後のオフィスづくりにおいて重要になってきそうです。
■記事ページはこちら(プラスファニチャーカンパニー公式ウェブサイト)
■プラス株式会社 ファニチャーカンパニー
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【引用について】
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