【ISO30414】 医療法人としては日本唯一の人的資本に関する情報開示

医療法人miraiさいわいデンタルクリニック/【日本唯一】医療法人として3年連続人的資本の情報開示

医療法人miraiさいわいデンタルクリニック（本社：北海道北広島市、理事長：谷口正昭、以下当法人）は、「ISO30414」をガイドラインとして作成した「People Fact Book2024」を開示しました。人的資本の可視化と開示の国際規格である「ISO30414」をガイドラインとした情報開示は、医療法人としては日本唯一の開示となります。

人的資本の情報開示とは

人的資本の情報開示とは、企業や組織が従業員や人的資源（スキル、経験、健康、エンゲージメントなど）に関する情報を測定し、公表する取り組みを指します。この情報は、組織の持続可能性や成長性を示す重要な要素として注目されています。

目的: 組織の人的資源が経営や価値創出にどのように貢献しているかを、ステークホルダー（投資家、取引先、従業員など）に伝えるため。

対象: 従業員の生産性、多様性、健康、安全、エンゲージメント、スキル開発、雇用形態、離職率など。

重要性: 人的資本は無形資産の一部であり、企業の競争力や持続可能な発展を支える基盤。

人的資本情報開示の背景について

当法人が人的資本情報を開示する背景には、「働く人を何よりも大切にしたい」という思いがあります。この取り組みは、資産家や投資家向けではなく、現在働いているスタッフや、これから私たちの仲間となる求職者の皆さまに向けたものです。

私たちは、スタッフ一人ひとりの成長と努力が、法人全体の力となり、社会に貢献する原動力であると確信しています。そのため、働きやすい環境や、公正で安心できる仕組みをつくること、そしてその姿勢を透明性をもって示すことが重要だと考えました。

この情報開示を通じて、当法人がどのように人的資本を捉え、どのような価値観でスタッフを支えているのかを知っていただければ幸いです。そして、スタッフにとっても、自分たちが成長し続けられる職場であることを実感していただけることを願っています。

これからも私たちは、働く人々を「人財」として尊重し、共に未来を創っていく姿勢を貫いてまいります。

当法人の取り組み

当クリニックでは、スタッフ一人ひとりの生産性向上と組織全体の成長を目指し、さまざまな取り組みを実施してまいりました。その中核となるのが、ホワイトエッセンスマネジメントシステムの導入とKPI（重要業績評価指標）の可視化による即時改善です。

ホワイトエッセンスマネジメントシステムを活用することで、業務の効率化を図るとともに、スタッフ全員が共通の目標に向かって行動できる環境を整備しました。また、KPIの導入により、個々の目標達成状況や進捗をリアルタイムで把握できる仕組みを構築。これにより、必要な改善を迅速に実施し、確実な成果を上げることが可能となりました。

さらに、専門性を持つスタッフ同士の連携を深めるためのチーム体制を強化。職種や役職を超えた円滑なコミュニケーションを促進し、組織全体で成果を最大化できるよう取り組んでいます。これらの施策により、従業員一人当たり売上高や付加価値、EBIT（営業利益）が向上し、人材投資効率も改善を見せています。

今後も継続的な改善を通じて、さらに高いレベルでの生産性と顧客満足度の向上を目指してまいります。

医療法人では日本唯一

当法人では、人的資本の情報開示において日本で唯一となる独自の取り組みを行っています。この取り組みは、単なる数値やデータの開示にとどまらず、私たちの考え方や、働く人々への姿勢、そして未来へのコミットメントを明確に示すものです。

人的資本は、組織の成長や社会への貢献に欠かせない重要な要素です。だからこそ、私たちは日本でまだ普及が進んでいないこの分野において、先駆者として透明性を高め、スタッフ一人ひとりを支えるための具体的なアクションを明確に発信する必要があると考えました。

この取り組みを通じて、スタッフや求職者の皆さまに「自分たちの努力がいかに評価され、成長に結びついているか」を知っていただき、さらに安心して働ける環境を提供したいと考えています。また、社会全体に対しても、人的資本の価値を共有し、持続可能な働き方のモデルケースとなることを目指しています。

医療法人miraiさいわいデンタルクリニック　理事長　谷口正昭