「日本にエフィカシーをもたらす」を掲げる東大発ベンチャーのemome、東京都主催の「ASAC アクセラレーションプログラム第17期」に採択

株式会社emome

2023年12月8日 19時42分

「日本にエフィカシーをもたらす」をかかげ、介護事業所向け学校型デジタルレクリエーション「シニアカレッジ」を展開する株式会社emome（東京都港区、代表取締役：森山穂貴）が、「ASAC アクセラレーションプログラム第17期」（東京都主催、運営受託者：デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社）に採択されたことをお知らせいたします。本プログラムを通じて、事業実証の加速や国内アクセラ最大規模のネットワークを活用した事業拡大に取り組んで参ります。

青山スタートアップアクセラレーションセンター（ASAC）について

ASACは、創業予定者や創業間もないスタートアップ企業をアクセラレートすることにフォーカスしたインキュベーション施設です。「ASAC」のミッションは、「ASAC」から世界のリーディングカンパニーを輩出することです。「ASAC」はコワーキングスペース、イベントスペース、先輩起業家等のオフィス及び宿泊施設から構成されており、アクセラレーションプログラム受講者が事業の成長に集中できる環境を提供します。

▶詳細はこちら：https://acceleration.tokyo.jp/

▶第17期として採択された企業/団体一覧：https://acceleration.tokyo.jp/member_list.php

介護事業所向けデジタルレクリエーション「シニアカレッジ」について

介護業界が抱える課題

現在、介護業界は深刻な人手不足に悩まされています。

介護業務だけでなく会議や資料作成にも追われて残業が増えてしまう、といった状況を抱えるスタッフが多く存在します。また、業界にクリエイティブな人材がおらず、アクティブシニアに対応したコンテンツを作ることができていません。

有料老人ホームなどの場合は、保険点数が既に上限に達していることが多いため、保険外でスタッフの工数小さく取り組める活動を必要としているが取り組めていない、といった現状があります。

当社は介護施設側の課題だけではなく、アクティブシニアの施設利用者のニーズも捉えています。

今日、10年前と比較してあまりに多様なレベルのシニアが混在しています。なかには、アクティブシニアと総称される、「学び直し」にとても意欲的なシニアも多く存在します。当社はアクティブシニアの学習に対する前向きな姿勢を見逃さず、彼らにできるだけ長く健康に、いきいきと暮らしてもらえるようにサポートをする必要があると考えています。

シニアカレッジの魅力

シニアカレッジは、アクティブシニアの学び直し・会話を促進する「授業動画＋ワークショップ」コンテンツを提供します。

シニアカレッジの大きな魅力は「利用者の満足もスタッフの工数削減も実現できる」という点にあります。

まず、「利用者の満足」という観点に着目してご説明します。

1回のコンテンツは、学び直しを目的とした15分間の講義式動画と、クイズ形式やアウトプットを中心とした15分間のワークコンテンツによって構成されています。利用者に手を挙げたり声を発したりしてもらうワークも含まれているため、頭を使いつつアクティブに学び直しをすることができます。

授業動画は学習塾とは違い、知的好奇心をそそるような面白いコンテンツのみをピックアップしております。例えば、歴史、認知症予防、自己啓発などがあり、どれもシニアに人気の高いものばかりです。

次に、「スタッフの工数削減」という観点です。

通常、5人ほどレクリエーションにスタッフが必要なところ、シニアカレッジを導入すれば1人に抑えることができ、工数の削減が可能となります。これにより残業を減らすことができます。動画上で時間管理・ヒント出しまでするため、実施難易度も非常に低くすることができます。また、パソコンの操作に不慣れなスタッフの方にとっても操作しやすい動画メニューになっております。