当社の「車載式セラミック膜ろ過装置」が、ラオスで発生した大洪水の給水支援に貢献
ラオスの中部から南部にかけて発生した大規模な洪水は、多くの水道施設に被害を与えたため、飲料水と生活用水の不足が生じ、被災地域の公衆衛生にも悪影響を及ぼしました。この状況を受けて、ラオス保健省とカムムアン県保健局は、洪水に起因する高濁度な水でも浄水が可能な当社の「車載式セラミック膜ろ過装置」を出動させ、同国中部に位置するカムムアン県クンカム郡およびヒンブーン郡にて14日間にわたり、浄水処理を実施。1日あたり、約4,800人の被災者に対する飲料水や生活用水などの給水支援に活用しました。
*ラオス保健省 健康情報教育センターのFacebookより
https://www.facebook.com/story.php?story_fbid=681630970666501&id=100064588125919&mibextid=WC7FNe
当社は日本の政府開発援助(ODA)の無償資金協力案件として、ラオスにおける防災・災害対応能力の改善・強化を目的に、高濁度原水でも安定した浄水処理が可能であり、操作やメンテナンスも容易で、トラックに搭載し、自ら移動できる「車載式セラミック膜ろ過装置」を受注*し、2台納入。同国にて毎年のように発生する激甚な水害対策の一助として配備されました。また2023年7月には、当社スタッフにより、同国保健省の職員らを対象に運転操作や維持管理方法のトレーニングを実施しています。
*ラオス向け車載式セラミック膜ろ過装置を受注2021年12月13日報道発表)
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