日本郵便 沖縄支社とドコモ・バイクシェアが沖縄県内における交通課題の解消を目的に業務提携を開始
背景
沖縄県は現在国内・海外問わず非常に多くの観光客が訪れております。公共交通がインフラとして充足していない環境であることに加え、タクシーやレンタカーの供給も不足しているため、観光客が移動手段を確保できない状況が生じています。沖縄県民のマイカー移動による交通渋滞も頻発しており、県民の移動だけでなく、レンタカーを借りた観光客にとっても快適な移動が妨げられていることが交通課題の一つになっています。
株式会社ドコモ・バイクシェアは、沖縄県内においてシェアサイクルサービス「ちゅらチャリ」を運営しております。これまでも、沖縄県内の郵便局に4か所サイクルポートを設置しておりましたが、改めて沖縄県が抱える交通課題の解決に向け業務提携することにより、サイクルポート設置の取り組みを加速してまいります。
業務提携の内容
●沖縄県内の郵便局へのサイクルポート設置に関する連携
●車体広告スペース(ドレスガード広告)を活用した日本郵便が提供するサービスの発信
●快適なシェアサイクル利用環境の維持および向上を図る為の改善策等の検討
<車体広告スペース(ドレスガード広告)>
自転車の車体広告スペースへ日本郵便のサービスに関するステッカーを掲出するなど、両者の事業における活性化を目指します。
シェアサイクル「ちゅらチャリ」について
沖縄県内のオーバーツーリズムに伴う交通課題の解消に貢献するため、沖縄県内で観光シェアサイクルを提供しております。観光客の皆様はもちろんのこと、住民の皆様にも快適にご利用いただけるサービスを目指し、ホテルや様々な観光地に加えて郵便局や銀行などの公共性の高い場所へのポート設置を行っております。また、安心・安全なサービス提供のため車両配置のリバランスやメンテナンスなどにも日々尽力しています。
<サービス概要>
ポート数:19
車両数:66台
1日パス(ICカード):8か所
サービスサイト:https://docomo-cycle.jp/okinawa/
【株式会社ドコモ・バイクシェア概要】
わたしたちは、地域に根付き人々に愛される新たなモビリティサービスを提供することで健康で環境に優しい日本の「まちづくり」に貢献することをミッションとし、あらゆるステークホルダーの皆様と共に持続可能な社会の実現をめざしています。
バイクシェアサービスは、2011年に横浜市における社会実証実験を契機に、全国自治体との共同事業を推進し、日本市場におけるシェアサイクルの拡大に尽力してまいりました。
多くのお客さまの移動手段としてお役に立てるよう、AIによる需要予測や、自転車に余裕があるポートから引き上げ、不足するポートにリバランスする業務を365日実施しています。自転車のスポット回収、充電専用拠点の設置など、お客さまの高い期待に応えるオペレーションノウハウを積み重ねています。
現在は、東京、仙台、横浜、川崎、大阪、兵庫、奈良、広島、大分、鹿児島、沖縄で合計28エリアを直営事業として運営するとともに、27エリアへシェアリングプラットフォームのシステムを提供し、全国で合計55エリアを展開しています。2023年5月には、東京都と共同で「東京EVバイクシェア(EVバイク(3輪))」を東京都臨海地域(お台場・有明エリア)でスタートし、ゼロエミッション東京の取り組みの一環として、新たな移動シーンの創出に取り組んでいます。
・会社名:株式会社ドコモ・バイクシェア
・本社所在地:東京都港区虎ノ門三丁目8番地8号
・創業:2015年2月
・コーポレートサイト:https://www.d-bikeshare.com/
・サービス総合サイト:https://docomo-cycle.jp/
・バイクシェアサービスの使い方、アプリダウンロードはこちら:https://docomo-cycle.jp/howto
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