東京マラソン2025 チャリティ過去最高額となる寄付金総額 11億6,860万9,562円
2011大会からの寄付金累計 58億163万4057円*
東京マラソン2025[2025年3月2日(日)開催]の寄付金及びチャリティランナー募集を行い、過去最高
額となる11億6,860万9,562円の寄付金が集まりました。寄付金は、スポーツ振興・環境保全・世界の難民支援・難病の子ども達へのサポート・動物愛護など、寄付者ご自身が選択した寄付先事業(団体で活用されます。
また、東京マラソン2025より参加の新規事業(一般財団法人東京マラソン財団スポーツレガシー事業-3)として、2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震災害の被災地支援事業を設けました。集まった寄付金は災害義援金として、日本赤十字社を通じて被災地の義援金配分委員会にお送りいたします。
東京マラソン財団では、東京マラソン・東京レガシーハーフマラソンを開催する意義として、社会貢献出来る大会を目指し、スポーツ振興・環境保全・世界の難民支援・難病の子どもたちへのサポート・動物愛護などに役立てていけるようチャリティ事業を運営しています。引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いします。
つきましては、下記の通り寄付金額の最終結果をお知らせします。
2025大会寄付金総額:11億6,860万9,562円
寄付先団体名 |
寄付金額 |
---|---|
一般財団法人東京マラソン財団スポーツレガシー事業-1 スポーツを軸とした新しいライフスタイルを享受できる社会の実現と継承 |
59,772,001円 |
一般財団法人東京マラソン財団スポーツレガシー事業-2 東日本大震災被災地の育英事業(岩手県・宮城県・福島県) |
9,743,000円 |
一般財団法人東京マラソン財団スポーツレガシー事業-3 令和6年能登半島地震災害の被災地支援事業 |
25,399,000円 |
公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン 病気の子どもとそのご家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の運営 |
200,063,000円 |
認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン 日本の犬を殺処分から救うための保護・譲渡活動、災害救助犬等の育成 |
114,986,938円 |
認定NPO法人ACE インドやガーナで児童労働ゼロの村を実現するための就学支援、職業訓練、意識啓発 |
66,461,000円 |
認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク 小児がん経験者への奨学金事業、小児がんの子を持つひとり親世帯への一時金支給事業 |
46,922,000円 |
認定NPO法人 国連UNHCR協会 紛争で故郷を追われた難民の子ども・若者の生きる意志をはぐくむスポーツ・教育支援 |
47,600,000円 |
公益財団法人スペシャルオリンピックス日本 知的障害のある人にスポーツを提供し、多様な人々が活きる社会を目指す |
23,797,849円 |
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン "子どもの教育が世界を変える"との信念に基づき2000年に設立され、非識字やジェンダー間の不平等のない世界を実現するために活動 |
60,974,000円 |
東京おもちゃ美術館/認定NPO法人芸術と遊び創造協会 都心の廃校を活用したインクルーシブミュージアムの運営 |
21,919,000円 |
公益財団法人日本対がん協会 がん患者やご家族に対する無料がん電話相談窓口の運営やがん検診の推進、正しい知識の普及啓発 |
39,028,000円 |
認定NPO法人Teach For Japan 教育格差の是正に向けて、子どもの学びに寄り添う教師を送り出していく。 |
28,109,000円 |
NPO法人プライドハウス東京 LGBTQ+センター「プライドハウス東京レガシー」の運営とLGBTQ+ユース支援を提供 |
29,862,220円 |
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン 誰もが平等な社会を目指して。教育や自立を支援して、女の子にも人生の選択肢を ! |
41,239,500円 |
認定NPO法人かものはしプロジェクト インドの人身売買と日本の児童虐待。すべての子どもが笑顔で暮らせる世界へ |
30,158,818円 |
認定NPO法人ウォーターエイドジャパン 途上国における水・トイレ・衛生習慣の改善・普及活動を通して、人々の暮らしと命を守る |
24,684,003円 |
認定NPO法人キッズドア 貧困家庭の子どもたちが、安心して勉強し食事も取れる無料の居場所型学習会を提供 |
33,889,719円 |
公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン ウクライナなどの紛争地域や途上国で、今、困難を抱える女性や女子を支援 |
25,103,000円 |
公益財団法人そらぷちキッズキャンプ 難病とたたかう子どもと家族を、夢の医療ケア付キャンプ場に招待 |
22,050,591円 |
認定NPO法人ファミリーハウス 重い病気の子どもが治療を要する間の患者と家族への滞在施設の提供とケア |
19,525,334円 |
認定NPO法人 フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN ラオスに根付く医療を。小さな命に寄り添い、心のこもった医療を届ける |
14,596,000円 |
認定NPO法人国境なき子どもたち カンボジアやフィリピンの貧しくて学校に通えない子どもたちに教育の機会を! |
22,658,000円 |
公益財団法人日本パラスポーツ協会 パラスポーツの理解促進及び広報に関する事業 |
16,378,000円 |
公益財団法人東京都農林水産振興財団 「花粉の少ない森づくり」と地球温暖化防止を目指し、健全な森林を次世代に継承 |
9,677,000円 |
認定NPO法人ADRA Japan(アドラ・ジャパン) 一人ひとりに寄り添い、状況に応じた支援を必要なときに。いつどこで、何が起きても |
9,911,000円 |
認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会 南アジアと日本で貧困問題の解決に向けて活動 |
12,972,999円 |
公益財団法人ジョイセフ 意図しない妊娠や安全でない中絶、子宮頸がんを予防し、1分にひとりの女性が命を落とす世界を変えていく |
10,306,000円 |
認定NPO法人フローレンス 日本のこども・子育て領域で福祉支援を全国に届け、課題の根本解決、価値創造に取組む |
12,747,036円 |
認定NPO法人育て上げネット 「若者と社会をつなぐ」をミッションに、社会的孤立状態の子ども・若者を支えていく |
12,008,540円 |
認定NPO法人全国骨髄バンク推進連絡協議会 骨髄バンクの普及啓発とドナー登録推進支援及び白血病の相談や患者への経済的な支援 |
12,733,000円 |
公益財団法人東京防災救急協会 防災の大切さを広く周知させる事業と応急手当の普及に関する事業を行う |
6,988,000円 |
認定NPO法人 難民支援協会 日本に逃れた難民が安心して暮らせることを目指す、医食住をはじめとする支援の提供 |
6,219,000円 |
公益社団法人日本環境教育フォーラム 体験と対話を重視した環境教育で、持続可能な社会作りを担う人材を育成 |
19,665,000円 |
認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会 ワクチンで救える命、1日4,000人。途上国の子どもの笑顔と未来を守る |
7,783,000円 |
公益財団法人がんの子どもを守る会 長期の小児がん治療にかかる家族の経済的負担軽減のため、療養費の援助を行う |
2,924,000円 |
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 経済困窮家庭の子どもに、塾やスポーツ教室等で利用できるクーポンを提供 |
7,831,000円 |
認定NPO法人マドレボニータ 産後が起点となる社会問題解決のため、産後ケアプログラムの研究開発・普及に取り組む |
5,091,014円 |
認定NPO法人日本IDDMネットワーク “1型糖尿病”根絶を目指す研究への支援。”1型糖尿病”は、治らないから治るへ! |
6,833,000円 |
【東京マラソン財団 早野忠昭理事長 コメント】
この度、東京マラソン2025において、過去最高の寄付金総額11億円超えとなり、他大会のワールドマラソンメジャーに一歩でも近づけたことをうれしく思い、また、ご賛同いただいたみなさまに大変感謝申し上げます。2011大会からの累計寄付金額も58億円超えとなり、多くの方のサポートにつながっていることは素晴らしいことだと思います。
2011大会から寄付制度がスタートし、その2年後、東京マラソンはアボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)の一員となりました。当時から海外では、チャリティランの概念が広く浸透しており、走ることを「楽しむ」だけでなく、走ることを通じて「社会に貢献する」という文化的な側面もありましたが、東京マラソンにおいては、定員にも届かないという状況で寄付文化の違いを感じておりました。日本における寄付文化醸成に向け、寄付先事業における寄付金の使途の紹介や、チャリティランナーの想いなど地道に発信を行っていたのを思い出します。
当時から海外では、チャリティランの概念が広く浸透しており、走ることを「楽しむ」だけでなく、走ることを通じて「社会に貢献する」という文化的な側面もありましたが、東京マラソンにおいては、定員にも届かないという状況で寄付文化の違いを感じておりました。日本における寄付文化醸成に向け、寄付先事業における寄付金の使途の紹介や、チャリティランナーの想いなど地道に発信を行っていたのを思い出します。
いまでは、AbbottWMM6大会を制覇するランナーはじめ、国内外多くの方が東京マラソンのチャリティランナーとして参加したいという申込みがきており、大変感謝しております。各寄付先団体においてチャリティランナーの選定をしていただいていますが、定員数が決まっているため全ての方を受け入れることができていないのが現状です。東京マラソンにチャリティランナーとして参加したい、寄付先団体を支援して走りたいという皆さまを、より多く受け入れる事の出来る仕組みを検討しているところです。
東京マラソン財団では、東京マラソン、東京レガシーハーフマラソンを開催する意義として、社会貢献出来る大会を目指し、スポーツ振興・環境保全・世界の難民支援・難病の子どもたちへのサポート・動物愛護などに役立てていけるようチャリティ事業を運営しています。
引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いします。
【東京マラソン2025チャリティ 各寄付先団体チャリティアンバサダーの想い】
■小島よしおさん(認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク アンバサダー兼チャリティランナー)
ゴールドリボンという運動を一人でも多くの人に知ってもらえるように自己新記録を目指して「前へ前へ前へ」頑張ります!
■茂木健一郎さん(認定NPO法人 国連UNHCR協会 チャリティアンバサダー)
私たち人類の未来は、もはや、一つです。地球上の誰もが、誰かと関係している。ひとつにつながって、より明るい明日を目指す。そんな人間の脳のちからを信じて、精一杯走りたいと思います。
■北澤豪さん(公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン チャリティアンバサダー)
今回もスポーツのチカラを信じ、病気と向き合う子どもとそのご家族のため応援を頂きながら頑張ります。
【東京マラソン2025 チャリティランナーの想い 抜粋】
東京マラソン財団スポーツレガシー事業へご寄付いただいたチャリティランナーの想いを紹介します。
■チャリティランナーの想い1
私は小学生から野球を始め、大学卒業までプレーしました。スポーツを通じて沢山の貴重な経験をしました。そんなスポーツにもっと沢山の人が触れ合って欲しい!また、夢を叶える為に頑張っているアスリートを是非支援したい!そんな想いでチャリティに参加させていただきました。
■チャリティランナーの想い2
生まれてから高校までは岩手県で過ごし、進学を機に秋田県で生活をしています。大親友を東日本大震災で亡くしました。親友の口癖が「悩んだら走るといい」で、親友を亡くしてから嫌な事がある度、この言葉を思い出し、走っています。走る事で力になれれば幸いです!
■チャリティランナーの想い3
娘は石川県の金沢大学に留学しました。金沢は娘にとって第2の故郷です。今回の能登半島地震でお世話になった方々が被災して、すごく胸が痛く、被災の方々は早く元の生活に戻れるように祈っています。微力ではありますが、寄付させていただきたいと思います。
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