企画展「明治を描く―壁画に挑んだ画家たち―」開催

明治神宮ミュージアムでは、2024年10月12日(土)より「明治を描く―壁画に挑んだ画家たち―」を開催します。

明治神宮ミュージアム

明治神宮外苑の中心施設である聖徳記念絵画館。そこに掲揚される明治天皇・昭憲皇太后の御事績を描いた八十点の巨大壁画は、長い時を経てもなお鮮やかに、近代国家の礎を築いた明治という激動の時代を雄弁に物語っています。

これら壁画制作の苦心譚として編集されていた「壁画謹製記録」は未完成のまま世に出ることはなく、後年草稿の一部が発見され『明治神宮叢書』のなかで翻刻されましが、昨今、失われていた残りの草稿が発見されたことで、すべての壁画についての制作背景が明らかになり、壁画研究の土壌がようやく整ったと言えます。

本展は、新たに発見された草稿を含む壁画謹製記録の魅力を紹介すると共に、明治神宮所蔵の壁画下図を展示し、今日までの研究成果をご覧いただくものです。

聖徳記念絵画館壁画下図 岩倉大使欧米派遣(山口蓬春)

【明治神宮外苑と絵画館壁画】

明治神宮が大正9年11月1日に創建し、その6年後の大正15年(1926)、明治神宮外苑は、明治天皇と昭憲皇太后のご遺徳を永く後世に伝えるために、全国国民からの寄付金と献木、青年団による勤労奉仕により、明治神宮に奉献されました。外苑は国民の為の体力向上や心身鍛錬の場、また文化芸術の普及の拠点として、憲法記念館(現明治記念館)などの記念建造物と、陸上競技場(現国立競技場)・神宮球場・相撲場などのスポーツ施設が旧青山練兵場跡に造成され、その中心施設として明治天皇と昭憲皇太后の御事績を当時の一流画家たちが精魂込めて描き上げ、現代の教科書にも使用されるような有名な画題作品を含めた壁画80枚が奉掲される聖徳記念絵画館が位置しています。

「壁画謹製記録」

【「明治を描く」展と「壁画謹製記録」】

「壁画謹製記録」は、明治神宮奉賛会が壁画の製作経過をまとめた貴重資料です。明治神宮では平成15年刊行の『明治神宮叢書 第十八巻』(国書刊行会)に、同記録を未完成・未公刊資料として翻刻しました。しかし、当時は全80点のうち日本画15点の原稿が「所在不明」のため欠落していましたが、平成26年、宝物殿の整備にあたり、未整理資料群の箱から散逸したと思われていた15点分を含む記録草稿群が新たに見つかりました。本展は、明治神宮が所蔵する壁画内に実際に描かれている明治天皇御物や関係資料などをこれら草稿群と共に展示し、令和5年より開始した未整理資料の調査成果の一部を、皆様にお知らせしようという試みです。

【展覧会情報】

 ■展覧会名:明治を描く―壁画に挑んだ画家たち―

 ■会  期:2024年10月12日(土)〜2024年12月1日(日)

 ■開館時間:10:00~16:30(16:00最終入館)

 ■休館日 :毎週木曜日

 ■主  催:明治神宮

 ■会  場:明治神宮ミュージアム

 ■入館料:一般1,000円/高校生以下、団体(20名以上)900円

      ※明治神宮崇敬会会員は無料 

      ※障害者手帳をお持ちの方はご本人様のみ無料

      ※小学生未満無料(小学生以下の入館は保護者の同伴が必要です。)

【施設概要】

 ■施設名 :明治神宮ミュージアム

 ■開館時間:10:00~16:30(16:00最終入館)

 ■休館日 :毎週木曜日(但し木曜が祝日の場合は開館)※展示替期間も休館致します。

 ■所在地 :東京都渋谷区代々木神園町1-1

 ■アクセス:JR「原宿」駅表参道改札西口から徒歩5分・東京メトロ千代田線・副都心線

      「明治神宮前〈原宿〉」駅2出入口より徒歩5分

 ■電話番号:03-3379-5875

 ■ホームページ:https://www.meijijingu.or.jp/museum/

 ■明治神宮ミュージアム公式X(旧Twitter):https://twitter.com/Meiji_Jingu_M

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会社概要

明治神宮ミュージアム

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URL
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都渋谷区代々木神園町1-1
電話番号
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代表者名
眞田宜修
上場
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資本金
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設立
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