お客様の声でさらに進化！『マタタビ Suite』が機能アップデートを実施

旅行会社の業務効率化とリスク軽減を実現する新機能を追加

株式会社アジェンダ

2024年10月8日 11時30分

株式会社アジェンダ（本社：北海道札幌市、代表取締役社長：伊藤智裕）は、旅行会社向けクラウドサービス『マタタビ Suite』の新機能追加およびシステム改善を目的としたアップデートを、2024年9月25日（水）に実施いたしました。本アップデートによって、旅行会社の業務効率がさらに向上します。

『マタタビ Suite』製品紹介ページ：https://www.agenda.co.jp/products/travel/matatabi/

■ アップデートの背景

旅行会社では、多様な顧客ニーズに応えつつ、業務を効率的かつ正確に進めることが求められています。その中で、入力ミスなどが重大なトラブルにつながる可能性があるため、基幹システムには正確さを確保できる機能性と、ユーザーに負担をかけない操作性が不可欠です。

当社は、旅行会社の業務を支える基幹システムとして「マタタビ Suite」をつねに進化させてきました。お客様の声に耳を傾け、そのニーズに応える形で今回のアップデートを実施しました。現場の課題に対して効果的な機能を追加し、業務フローを改善することで、より一層信頼されるサービスの提供を目指しています。

■ アップデート内容

今回のアップデートでは、以下３点の機能追加やシステム改善が行われました。

１．手配料支援機能の追加

『マタタビ Suite』で手配手数料をかんたんに設定・管理できるようになりました。

⼿配⼿数料とは、旅⾏会社が航空券やホテルを⼿配した対価として顧客へ請求する手数料です。顧客ごとに金額が異なることが多く、システム外での情報管理や入力の手間、入力ミスが課題となっていました。

「手数料支援機能」は、手数料をプランとしてシステム内で一元管理し、顧客ごとに柔軟に適用できる機能です。手配業務における入力の手間やミスを軽減し、旅行会社の業務を効率化します。

２．PNR作成時のNAME入力支援機能の追加

PNR作成時に、『マタタビ Suite』からのコピー＆ペーストでNAME情報を簡単に入力できるようになりました。

PNR（Passenger Name Record）とは、航空券の予約記録のことです。GDSにてPNRを作成する際、旅行者のNAME情報にスペルミスがあると渡航に支障が出るため、確認にかかるコストや入力ミスが課題でした。

「PNR作成支援機能」は、『マタタビ Suite』に登録された顧客データをコピー＆ペーストすることで、旅行者のNAME情報を簡単に入力できる機能です。PNR作成を正確かつ効率的にすることで、サービス品質向上へ貢献します。

３．CCCF発券（※）分の請求対応

CCCF発券分の明細を請求書に記載することについて、法的解釈に基づき機能化しました。

これまで旅行会社が顧客のクレジットカードでCCCF発券を行う際、請求書にカード決済分の明細を記載することができませんでした。インボイス制度の開始に伴い、多くのお客様から「カード決済分の明細を請求書に記載したい」とご要望いただき、この度のアップデートで対応しました。これにより、煩雑なCCCF発券分の請求処理が効率化されます。