約12万人が体験、事故ゼロ。企業が買い、地域の消防に贈る—大学との共同研究から生まれた「災害体験VR」寄贈プログラムを全国展開

VR映像はハザードマップより扁桃体を強く活性化させる—京都大学防災研究所との共同研究で確認。約12万人が体験し事故ゼロの災害体験VRを、企業から自治体・消防へ贈る寄贈プログラムを全国展開します。

株式会社白獅子

水害疑似体験VRの体験中の様子。

■ 「なんとなく効きそう」を、科学で検証した 

防災VRは全国に数多く存在しますが、その効果が神経科学的に検証された例はほとんどありません。

当社は京都大学防災研究所・藤見俊夫准教授との共同研究において、「ハザードマップ(記述的情報)」と「3DCG・VR映像(体験的情報)」では、リスクの受け取られ方がどう異なるのかを、『fMRI(機能的磁気共鳴画像法)』を用いて検証しました。本研究は2025年(令和7年)9月、JSTムーンショット型研究開発事業のもとで正式な共同研究契約に至っています。

確認された結果

 45名を対象としたfMRI実験において、当社が制作した洪水の3DCG映像は、ハザードマップと比較して、恐怖処理に関連する脳領域「扁桃体」のより強い活性化を引き起こした 1,000名規模のウェブ実験では、VR映像が洪水への備えの意図を有意に高め、その効果が「恐怖の喚起」によって媒介されていることが示された 

重要なのは「VRのほうが印象的だから効く」という印象論ではなく、体験的情報と記述的情報が、脳内で異なる神経経路を経て処理されているという点です。両者は互いに代替できるものではありません。ハザードマップを配るだけでは届かない層に、体験という別の経路から届くということです。

【要確認:本研究成果は貴社サイトで既に公開されている内容ですが、リリースとして広く配信する前に、藤見准教授側へ一報を入れ、表現の確認をいただくことをお勧めします。研究成果の対外発表には研究者側の方針があるためです】

▷ 研究の詳細:https://www.snowlion.co.jp/post/kyoto-uvr

 ■ 背景:「知っている」と「動ける」のあいだにある溝 

全国の自治体・消防機関から、当社は繰り返し同じ声を聞いてきました。

「ハザードマップは見たことがあるが、自分ごとになっていない」 「防災訓練には参加したが、本番で身体が動くか不安」 「資料や口頭説明だけでは、危険の“本当の怖さ”が伝わらない」

先の研究結果は、この現場実感が脳の働きとして裏づけられることを示しています。南海トラフ巨大地震をはじめ切迫するリスクを前に、「知識と行動のあいだの溝」を埋めることが、いま防災教育に求められています。

「事故・怪我ゼロ」、これまで多くの方にご体験いただいています。
薬局での地震体験。
岡山大学医学部では、将来の医療従事者への演習にも利用されています。

■ 実績(2026年3月まで) 活用実績140団体以上(自治体・消防・企業・教育機関・自主防災組織等)累計体験者数約120,000人(うち自社展示23,000名以上)体験中の事故・負傷1件も発生なし。
主な納入先広島県庁、岡山市消防局、浜松市、尾道市消防局、大阪市、札幌市、高知市、高知県警、相楽中部消防本部、聖路加国際大学、東京理科大学 ほか。
大型出展大阪・関西万博(松原市ブースにて展示。国内外の多数が体験)。
共同研究:岡山市消防局×岡山大学×白獅子(全国初の産学官連携)/京都大学防災研究所 藤見俊夫准教授/愛媛大学 森脇亮教授(工学部長・防災情報研究センター)/東京大学生産技術研究所 目黒研究室/岡山大学 教育学研究科 岡崎准教授

受賞

 防災・減災×サステナブル大賞2026 優秀賞(減災サステナブル技術協会)
第30回 防災まちづくり大賞 日本防火・防災協会長賞(総務省消防庁/応募100件中19件)
ジャパン・レジリエンスアワード2024 優秀賞(内閣官房「国土強靱化」/レジリエンスジャパン推進協議会)
防災・減災×サステナブル大賞2024 奨励賞(減災サステナブル技術協会) 

報道実績 NHK「おはよう日本」、日本経済新聞、読売新聞、毎日新聞、山陽新聞 ほか

ジャパン・レジリエンスアワード2024受賞式の様子

約13万人が体験して、事故ゼロ。 

VR導入で自治体・消防が最も懸念されるのは、映像酔いや転倒などの安全面です。
当社は1体験を約40〜50秒に設計し、60fps・低遅延の技術でVR酔いを抑え、ゴーグルを装着するだけで自動的に始まる運用設計を徹底してきました。
眼鏡をかけたままの視聴も可能です。担当者が交代しても再現性のある運用ができること。公共の場で使われる教材にとって、これは不可欠な条件だと考えています。

 ■ 「災害体験VR」とは 

地震・津波・水害・土砂災害・火災など多様な災害を、4K・高精細3DCGとリアルタイム演算で再現する防災教育ツールです。劇場用映画やゲーム開発で培った映像技術を土台に、すべて自社開発しています。

目指しているのは、ただ恐怖を与えることではありません。「何が起きるのか」「どう判断すべきか」「なぜ備えが必要なのか」を伝え、いざというときに身体が動く力を育てること。

当社はこれを 「See, Change, Act!(見て、変わり、行動を)」 というミッションに掲げています。

地域に合わせたカスタマイズ

地域の避難行動、過去の災害、地形的特徴、地域防災計画、団体独自の啓発メッセージなどを踏まえた解説テロップの追加に対応)。フォトグラメトリ等により、実在する街並みを再現したオーダーメイド制作も可能です。広島県向けには、広島市内特定地域の景観に似せた映像を制作しました。

 ■ 寄贈プログラム
「企業 → 自治体・消防 → 住民」の三者連携 企業地域への貢献意志と原資CSR・SDGsの具体的成果、地域からの信頼、贈呈式による発信機会自治体・消防・警察市民と向き合う現場と専門性予算措置を待たずに導入できる。
防災教育資源白獅子共同研究に裏づけられた体験設計技術社会実装の現場
導入までの流れ(尾道市・浜松市の実例)
 1. 企業が寄贈を決定
2. 企業から自治体へご連絡
3. 自治体・消防局とのお打ち合わせ(設置場所・活用計画の検討)
4. 白獅子が制作・納品       
 5. 贈呈式(地域メディアへの発信機会)       
6. 防災訓練・学校教育・市民向けイベントで活用 

費用の目安:50万円〜400万円(機器納入台数・仕様・カスタマイズにより変動)

広島市、八丁堀付近の津波の様子を3DCGでリアルに再現。
導入から、運用、保守管理までを、一貫して提供。

■ 検討段階の皆様へ:無料体験貸出を実施しています 
土砂・津波・地震・火災の4コンテンツをインストールしたVRデバイスを、5営業日程度、無料でお貸し出ししています。
「実際に使えるか確認したい」「上司や関係者に体験してもらってから判断したい」「予算審議や企画提案の前に内容を確認したい」—そうした段階でのご相談を承ります。

 
税制上の取扱いについて 

自治体・公共機関への寄付は、寄付金控除等により節税につながる可能性があります。
ただし適用の可否および具体的な取扱いは、寄付先・寄付形態・自治体の制度により異なります。
実施をご検討の際は、必ず事前に税理士等の専門家にご確認ください。
※当社は税務に関する助言を行う立場にはありません。

 ■ 導入事例1

尾道市消防局での贈呈式の様子。寄贈:山陽工業様(尾道市)


尾道市 — 地元企業から市消防局へ(2026年6月1日) 

尾道市に本社を置く山陽工業株式会社が「災害体験VR」を購入し、尾道市消防局へ寄贈。
2026年6月1日、尾道市消防防災センターにて贈呈式が行われました。

尾道市は瀬戸内海に面し、坂と島々からなる独特の地形を持つ一方、土砂災害・洪水・高潮・津波・ため池という多様な災害リスクを抱えます。2018年の西日本豪雨では市内でも尊い命が失われ、家屋損壊、断水、土砂崩れなどが市民生活に大きな影響を及ぼしました。

山陽工業株式会社は管工機材卸売・空調衛生工事を軸に全国で事業を展開し、管材取扱量は中四国トップクラス。「地域社会と共に発展する」という理念のもと、事業で築いた地域とのつながりを、地域の“いのちを守る力”へと還元されました。 

詳細:https://www.snowlion.co.jp/post/vronomichi

 
■ 導入事例2

浜松市 — 防災学習センターに常設(2024年2月) 

浜松市のはましんリース株式会社(設立40周年)の寄付により、災害体験VRを浜松市へ納品。2024年2月2日の贈呈式には浜松市長も出席し、地震VRを体験されました。

このVRは浜松市防災学習センター「はま防〜家」1階の入口付近に設置され、来館者はまず災害を疑似体験し、その後に浜松市の過去の災害史や実践的な行動(簡易ベッドや仮設トイレの使用方法など)を学ぶ—という導線が設計されています。

 詳細:https://www.snowlion.co.jp/post/hamamatsucityvr

 ■ 代表コメント 

「知っているのに動けない」を越えるために、私たちは心理学・消防の知見・防災工学・3DCG/VR技術を統合し、単なる映像ではなく“判断と行動につながる防災教育”をつくってきました。

京都大学防災研究所との研究で、その効果が脳の働きとして確かめられたことは、大きな一歩です。

企業の地域への想いを、自治体・消防・学校を通じて、地域住民の「いのちを守る力」へと還元する。三者すべてに価値が残る仕組みを、全国へ広げていきたいと考えています。 ─ 株式会社白獅子 代表取締役 春名 義之

 ■ 今後の展開 

2026年9月1日の「防災の日」および防災週間(8月30日〜9月5日)に向け、寄付を検討する企業、および災害体験VRの導入を検討する自治体・消防本部・警察、企業、団体の皆様からのご相談を受け付けます。

当社は2013年の創業から13年、「見えないものを、見える・触れる・体験できるカタチへ」という理念のもと歩んでまいりました。今後も一つひとつの地域と丁寧に向き合い、いざというときに一人でも多くの命が守られる社会を目指します。


会社概要 会社名株式会社白獅子(シロジシ)/ Snowlion, Inc.
代表者代表取締役 春名 義之
設立2013年(平成25年)8月29日
資本金900万円(資本準備金 500万円)
本社〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大インキュベータ214
東京広報室〒107-0062 東京都港区南青山1-20-2
事業内容災害体験VR・医療XR・労災防止VRの企画開発/3DCG・XRの制作開発受託/防災・医療・教育分野の研究支援

TEL:086-236-8869
URL:https://www.snowlion.co.jp / 災害体験VR:https://www.snowlion.co.jp/xr

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株式会社白獅子

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大インキュベータ214
電話番号
086-236-8869
代表者名
春名義之
上場
未上場
資本金
900万円
設立
2013年08月