マンガアラビア、日本語版雑誌『マンガアラビア』&単行本を発表Expo 2025 大阪・関西で展示決定
サウジアラビアのマンガアラビアは、今年に大阪で開催される「Expo 2025 大阪・関西」にて、日本語版『マンガアラビア』の発表を決定しました。本特別版には、『マンガアラビア・キッズ』『マンガアラビア・ユース』の特別号に加え、サウジ発のローカル漫画も含まれ、サウジアラビア館にて展示されます。
サウジアラビア館の様子は以下からご確認いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=19YWOqFk0F8

マンガアラビアの国際展開と日本との連携
マンガアラビアは、アプリユーザー数1,200万人を突破し、195カ国以上で利用されています。さらに、国際展開の強化を目的に「マンガインターナショナル」を設立し、東京に子会社を設立。この戦略的な拠点設置により、世界市場へのさらなる進出を図ります。
また、日本の大手出版社である小学館、集英社、KADOKAWA、講談社、白泉社(契約順)などとパートナーシップを築いており、日本の優れたコンテンツをアラブ世界へ届ける活動を推進しています。
海賊版撲滅の目的も掲げており、日本の特許庁の模倣品撲滅キャンペーンに協力するなどの活動もしており、同庁からアラビア地域での知的財産権の保護活動に対する感謝状を授与されるなど、国際的にもその取り組みが認められています。

マンガアラビア代表および編集長であるイサム・ブカーリ氏は、次のように述べています。
「私たちは、サウジアラビア館での特別な展示に大きな誇りを感じています。日本の伝統的芸術とも呼べる漫画を通じ、私たちのアイデンティティや価値観を日本語で表現し、世界的なイベントであるExpo 2025で観客の皆さまに共有できることは、とても光栄です。また、今年はサウジアラビアと日本の外交70周年に当たります。両国の友好関係を祝う特別な年に開催されるExpo を通じ、『マンガアラビア』が生み出す物語がご来場者の皆さまにユニークな体験を提供できることを期待しています。」


【マンガアラビアについて】
マンガアラビアはサウジ・リサーチ&メディアグループ(SRMG)の子会社で、サウジアラビアとアラブ文化の創造性を世界に広めることを目的としています。日本のマンガのアラビア語版を通じて、アラブの家族が楽しめる読書体験を提供すると共に、サウジアラビアの文化や価値観を反映した創造的なコンテンツ制作も目指しています。月刊誌の発行は84号、アラブ諸国220ヵ所超のディストリビューションポイントを持ち、月間25万部超を発行しています。アラブ諸国から170人日本及ぶ若手コンテンツクリエイターの発掘・支援にも成功しています。
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