『音楽アーティストのための実践ガイドブック──インディペンデントに活動を続けるための5つのステップ』を無料公開。valknee、遠山啓一(CANTEEN代表)などへのインタビューも収録

発行を記念した特別イベントが6月28日に開催決定。ワークショップにstarRo、トークセッション&ミートアップに武田信幸(LITE)、tofubeats、valkneeが登壇。

一般社団法人B-Side Incubator

インディペンデントに活動する音楽アーティストを支える一般社団法人B-Side Incubatorは、『音楽アーティストのための実践ガイドブック──インディペンデントに活動を続けるための5つのステップ』をPDFにて全編公開しました。

▶▶▶『音楽アーティストのための実践ガイドブック──インディペンデントに活動を続けるための5つのステップ』PDF版ダウンロードはこちら(無料)

また、6月28日(日)にはガイドブックの発行を記念したイベントも開催。starRo(音楽プロデューサー/一般社団法人B-Side Incubator理事)、武田信幸(LITEギタリスト/行政書士)、tofubeats(音楽プロデューサー・DJ/HIHATT LLC代表)、valknee(ラッパー)をゲストに招き、ガイドブックを用いたワークショップや、「『ミュージシャンとして生きていく』ための作戦会議」と題したトークセッションを開催します(イベントの詳細は後述)。

ガイドブックの概要

ストリーミングサービスや音楽制作ソフトの普及により、誰もが音楽活動を行える時代が訪れました。日々、何千何万もの楽曲が公開され、各地の音楽ベニューではライブが開催されています。音楽シーンは、かつてないほどの豊かさを見せています。

一方で、アーティスト一人ひとりに目を向けると、音楽活動を「続けていくこと」や「生業とすること」には、依然として多くの困難が伴います。新しいサービスや仕組みが次々と現れ、活動のかたちは絶えず更新されています。業界全体が変化への対応に追われるなかで、アーティスト個人もまた、その波のなかで自分の立ち位置を探り続けなければなりません。

本ガイドは、そうした状況のなかで活動する音楽アーティストが自身の活動をより持続的で自由なものにしていくための実践ガイドです。構成は、「理想像/やりがい」「コンセプト」「発信/活動戦略」「つながり/チーム」「経営/会計」「実践者の声」の全6章です。冊子内のワークシートに書き込みながら読み進めることで、自分なりの活動指針を組み立てていくことができます。

音楽を取り巻く環境が揺れ動く今だからこそ、状況が変わっても拠りどころとなる「自分なりの軸」を持つことが大切です。「1年・5年・10年の理想の活動をどのように描くのか?」「活動の規模感に合ったサポート体制(チーム)をどのようにつくるのか?」「金銭面も含めて、音楽を専業とする判断をどのように行うのか?」。正解のないこれらの問いを考える一助として、本ガイドを活用していただければ幸いです。

■目次

はじめに

本書の使い方

本書のゴールとワークシート

序章 インディペンデントシーンのいまとこれからを知ろう

──音楽業界の動向を知り、インディペンデントに活動を続けることへのイメージを膨らませよう

・音楽シーンに起きている4つの変化

・音楽業界の仕組みの変化を知ろう

・インディペンデントな活動の豊かさと難しさ

・コラム:生成AI

STEP1 「理想とする音楽活動」を明確化する

──活動の理想像を描くことの大切さを知ろう

・理想像を描くための3つのステップ

・〈ワーク〉音楽活動に対するモチベーションを振り返ろう

・〈ワーク〉音楽活動を通じての自己実現を考えよう

・〈ワーク〉活動の「未来年表」を描こう

・〈ワーク〉さまざまな「成功の定義」や「活動スタイル」について知ろう

STEP2 活動の軸となる「コンセプト」を明確化しよう

・コンセプトメイキングとは何か?その重要性とアプローチを知ろう

・〈ワーク〉コンセプトメイキングをしてみよう

STEP3 活動を届けるための「戦略」を練ろう

・楽曲やコンセプトを届けるためのさまざまなアプローチについて知ろう

・〈ワーク〉コンセプトに共感してくれる人の居場所を考えよう

・〈ワーク〉活動を届けるためのアプローチを設計しよう

STEP4 理想の活動を実現するための「つながり」をつくろう

・活動スタイルに合わせた「チームづくり」の大切さを知ろう

・〈ワーク〉現状を振り返り、どんなサポートを受けたいか考えよう

・〈ワーク〉最適なチームを考えよう

STEP5 「経営・会計」目線をもとう

──活動を「経営・会計」の目線から捉えるとはどのようなことか?イメージを持とう

・収益構造を明らかにして、現状の理解を深めよう

・収益目標をどのように設定するか

・活動をお金に変えるためのさまざまなアプローチ

・〈ワーク〉理想の収益構造を描こう

・活動スタイルごとのさまざまな収益構造

・付録:音楽活動を「お金」に変えるために知っておきたい基礎知識

実践者たちの声

・starRo/音楽プロデューサー

・対馬芳昭/origami PRODUCTIONS代表

・valknee/ラッパー・アーティスト

・遠山啓一/CANTEEN代表

おわりに

・これまでのインプットやワークを踏まえて、改めて理想の音楽活動を明確化しよう

・おわりに

・参考文献

応援メッセージ

※五十音順

磯野 好孝 (Emerald)

夢を追うにはどう考えても遅い20代後半に、それでも音楽をやりたいと始めたバンド。

メンバーそれぞれの生活を守りながら、セルフマネージメントで歩んできた15年。

かつての孤独な道のりとは違い、最近はインディペンデントの活動にも手を貸してくれる心強い仲間が増えてきたと感じていました。

そして今回、このガイドブックを読み、その時代の移り変わりをより強く確信しています。

この一冊が、夢への一歩を踏み出すことをためらっていた人たちの背中を押し、そこから新しい音楽が次々と生まれていくことを願ってやみません。

インディペンデントの新しい道標となるこの取り組みを、心から応援しています。

後藤 正文 (ASIAN KUNG-FU GENERATION)

読書が好きな僕でも、この冊子を読み込む忍耐力がない。ということが、まず、僕のようなオールドスクールなアーティストたちの問題だと思う。創作のアイデアとは別に、この社会をサバイブする力が現代には必要なのだけれども、大事なのは、このナレッジ集をヒントに、皆が得意なことで支え合うシーンやコミュニティーを形成することだと思う。僕もその一旦を担えたら。

starRo

アーティスト活動とは、ただ作品をつくって世に出すことに限りません。

生活の糧を得ること。ひとりの人間として幸せに生きること。社会に価値を貢献できること。これら全てが重なる道を自らが模索しながら進んでいくのが、インディペンデントアーティストとしての活動。

このガイドブックがそんな活動のための指針になればと願っています!

tofubeats

人に音楽を聞いてもらうための仕事は今や本当に多岐にわたります。技術の進化によりひとりで全てが完結できるようになった今、インディペンデントなアーティストの業務はどこまでも拡大できるようになりました。でもそもそも何のために拡大するの?あなたは何のために音楽をやっているの?このガイドブックには活動を広げるためのヒントだけでなく、何よりもその前に必要な"自分の心の声を聞く"手助けもしてくれる内容となっています。

valknee

なんのノウハウもないまま探り探り活動して8年になりました。

今も都度、正解がない課題に取り組むような感覚です。だから面白い。

B-Side Incubatorの活動・このナレッジ集でその一端が可視化されることの意義を感じます。

未来に沢山のユニークな表現が生まれますように!

マイカ・ルブテ

変化の激しい現代の音楽シーンで生き抜くアーティストに贈られる、羅針盤のような一冊。どんな活動スタイルも投影できるメンター的な機能もありながら、チームや自分の現在地の、客観的な確認にも役立つはずです。単なる成功のテクニックではなく、「自分にとっての豊かさとは何か」という本質的な問いから始まって、戦略、権利、会計までを地続きで解説する実用性が秀逸だと思います。時代と共に暗中模索、自分もぼわーんと思考しがちだったこの分野に、満を持して叡智の書が現れたことに感銘を受けています。

本ガイドブックは、PDF版を無料でダウンロードいただけます。

▶▶▶『音楽アーティストのための実践ガイドブック──インディペンデントに活動を続けるための5つのステップ』PDF版ダウンロードはこちら(無料)

※冊子版はクラウドファンディング(CAMPFIRE)のリターン限定となっており、ご支援いただいた皆さまには別途お送りいたします。

発行記念イベントを開催

ガイドブックの発行を記念し、特別イベントを開催します。当日は、ワークショップ「1年・5年・10年、音楽とどう向き合っている?:理想の活動を描き、実現するための未来年表づくりワークショップ」と、トークセッション「『ミュージシャンとして生きていく』ための作戦会議:コンセプト・プロモーション・チームづくり・お金のリアル」の2つのセッションを実施します。

【ワークショップ】

1年・5年・10年、音楽とどう向き合っている?:理想の活動を描き、実現するための未来年表づくり


ワークショップでは、ガイドブックの内容をもとに、音楽活動のこれからを「未来年表」というかたちで描いていきます。半年後・1年後・3年後・5年後・10年後といった時間軸に沿って、「どのような活動をしていたいか」「何にやりがいを感じていたいか」「どのような人と関わっていたいか」「どのような働き方をしていたいか」を具体的に考えながら、自分なりの活動指針を整理していきます。

自分に合ったペースや活動規模を考えたい方、音楽活動を続けていくうえで仕事や生活とのバランスを見直したい方、チームづくりや収益面も含めて活動を持続させる方法や生計の立て方を考えたい方など、幅広い方におすすめです。活動を始めたばかりの方も、長く活動を続けている方も、関心のある方はぜひご参加ください。

■ゲスト

starRo

音楽プロデューサー。B-Side Incubator理事。2017年にグラミー賞リミックス部門にノミネート。現在は秋田県・田沢湖に拠点を移し、アーティスト・イン・レジデンス〈EAGLE〉を主宰。2026年5月より、秋田県仙北市市議会議員。

【トークセッション】

「ミュージシャンとして生きていく」ための作戦会議:コンセプト・プロモーション・チームづくり・お金のリアル

本書でも触れられている様々な形態で活動するアーティストの方々をお招きし、実践するなかでの気づきや学び、これまでにぶつかった壁など、実情をお話しいただきます。ゲストには、行政書士との二足のわらじでバンド活動を20年以上続けるLITEのギタリスト武田信幸さん、メジャーレーベルでの活動と自身の事務所「HIHATT」での活動とを行き来する音楽プロデューサーのtofubeatsさん、会社員との兼業を経て現在はレーベル無所属で音楽活動に専念するラッパー・valkneeさんをお迎えします。

■登壇者

武田信幸(LITE)

2003年結成のインストロックバンドLITEのギタリストでありリーダー。結成当初からアメリカ・ヨーロッパでのツアーを行うなどグローバルに活動しつつ、国内でも主要フェスへの出演経験を持つ。2015年には行政書士資格を取得。起業家に向けた新規調達のコンサルティングを専門としつつ補助金にも精通し、アーティストや音楽関連事業者に向けた補助金の申請支援も行うなど、アーティストサイドとビジネスサイドをクロスしたパラレルキャリアを歩む。

tofubeats

1990年生まれの音楽プロデューサー・DJ。2007年頃よりtofubeatsとしての活動をスタート。ソロでの楽曲リリースやDJ・ライブ活動をはじめ、さまざまなアーティストのプロデュース・客演、映画・ドラマ・CM等への楽曲提供から書籍の出版まで、音楽を軸に多岐にわたる活動を続けている。最新作は2026年5月発表のEP『Angels On The Dancefloor』。

valknee(バルニー)

ラッパー、アーティスト。東京を拠点に活動中。2019年に音楽活動を開始。2024年4月に1stアルバム『Ordinary』をリリースし、同5月には初のワンマンライブ(渋谷WWW)を完売させた。2026年2月に2ndアルバム『Gear』、5月にEP『Le Tombeau de valknee』をリリース。現在まで事務所やレーベルに所属せず、インディペンデント・自己プロデュースで活動している。

■モデレーター

つやちゃん

文筆家。音楽や文芸、ファッション、カルチャーメディア等で執筆・監修・企画プロデュースを行う。メジャー〜インディペンデントアーティストのプロデュース、コンセプトメイキング等も多数。活動初期のアーティストの発掘・育成をコンセプトとするオーディションやアワードに審査員、アドバイザリーとして参画。著書に『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』(DU BOOKS)や『スピード・バイブス・パンチライン』(アルテスパブリッシング)、『星野源論』(新潮新書)など。

イベント概要

開催日:

2026年6月28日(日)

タイムテーブル:

15:30–17:30 ワークショップ

18:00–20:00 トークセッション&ミートアップ

会場:

Unknown Unknown(〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-19-1 2F)

https://maps.app.goo.gl/oT2Xiz6vxj5mikWH7

地下鉄 神保町駅 A7出口より徒歩約4分/新御茶ノ水駅 B5出口より徒歩約6分/JR御茶ノ水駅 御茶ノ水橋口より徒歩約8分

参加費:

無料(先着)

※クラウドファンディング支援者の皆さまは、リターンとしてご参加いただけます。CAMPFIREのメッセージにてご案内する専用フォームよりお申し込みください。

定員:

ワークショップ 15名

トークセッション&ミートアップ 30名

※参加対象者※
・インディペンデントに活動する音楽アーティスト
・インディペンデントに活動する音楽アーティストを支えるマネジメント、レーベル、ディストリビューター、メディア、ライブハウス/クラブなどの運営に関わる方々
・将来的に音楽に関わる仕事に就きたいと考えている方々

申し込み方法

Peatixより詳細・注意事項をご一読のうえ、お申込みください

▶▶▶https://b-side-guidebook-launch-event.peatix.com


クレジット(ガイドブック)

サポーター(クラウドファンディング支援者のみなさま):

池端俊太 / 磯野好孝(Emerald)/ 内田正俊 / 大山洵 / 岡田卓也 / 岡部亜季 / かべ / カメナリ / 川島俊之 / 久能祐子 / 後藤正文 / 齋藤貴弘 / さかな / 佐野史紀 / 平礼子 / 堤大樹 / 坪井遥 / 丹羽美代子 / 布野智 / 練馬わたなべ心理相談室 / 藤井義允 / 藤谷千明 / 干場恵子 / 宮本聡 / 八木翔吾 / やまだまや / 渡部卓也 / EFFECTIVE 12:01 PM / ENSEN / Hello Mr.Autumn / Jin Ito / Junna / kanon / Kotaro / Kou Ishimaru(Bearwear)/ maidable / Mami Laboratory / NISHIMAKI NAOSUKE / Teppei OD@ / Watasino / Zabu_NewStyle Hustle

※五十音・アルファベット順、敬称略

監修・執筆協力:

水口瑛介(アーティファクト法律事務所 代表弁護士)

〈監修〉STEP4 理想の活動を実現するための「つながり」をつくろう

〈監修〉STEP5「経営・会計」目線をもとう

〈執筆〉STEP4 理想の活動を実現するための「つながり」をつくろう P55〜58

山内真理(公認会計士山内真理事務所/株式会社THNKアドバイザリー代表)

〈監修〉STEP5「経営・会計」目線をもとう

〈執筆〉STEP4「 理想の活動を実現するための「つながり」をつくろう P69〜72

堀內雅生(税理士/U-NEXT HOLDINGS常勤監査役/サイバーエージェント社外取締役監査等委員)

STEP5「経営・会計」目線をもとう

インタビュー協力:

遠山啓一(CANTEEN代表)

valknee(ラッパー)

対馬芳昭(origami PRODUCTIONS)

starRo(音楽プロデューサー、一般社団法人B-Side Incubator理事)

制作協力:

石丸 航(DIGLE MAGAZINE)

マイカ・ルブテ(SSW/音楽プロデューサー・DJ/一般社団法人B-Side Incubator理事)

井上大吾(TiDE Vo./Gt.)

校正:

東京出版サービスセンター

アートディレクション・デザイン:

大澤悠大

デザインアシスタント:

栗山サキ

執筆・編集:

古島 海

つやちゃん

制作進行:

栗村智弘

運営団体・お問い合わせ

一般社団法人B-Side Incubatorは、インディペンデントに活動する音楽アーティストを支えるコミュニティです。インキュベーション/スクール/シンクタンクの3つの機能を通じて、アーティストを取り巻くエコシステムの形成と、クリエイターエコノミーの活性化に取り組みます。

​​■Web

https://bside-incubator.com

​​■ニュースレター

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お問い合わせについては、下記メールアドレスにご連絡ください。

B-Side Incubator運営事務局:

E-Mail:contact@bside-incubator.com

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ビジネスカテゴリ
音楽
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会社概要

URL
-
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都品川区中延3-7-14
電話番号
-
代表者名
岡田弘太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年04月