【開催レポート】理工系女性コミュニティWom-tech と 旭化成株式会社 及び 日本航空株式会社 が理工系大学生向け企業交流会を開催
理工系大学生と企業が気軽に交流し、相互理解を深める場を提供

理工系女性コミュニティ Wom-tech は、旭化成株式会社 および 日本航空株式会社 と連携し、STEM分野(※)で学ぶ大学生を対象とした企業交流イベント「理工系大学生のための企業交流会」を、2026年4月25日(土)に MIX丸の内 にて初開催しました。理工系の大学1年生から修士1年生まで、約20名の学生が参加しました。
※STEMとは、「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Mathematics(数学)」の頭文字をとった言葉で、社会課題を発見し解決する力や、新たな価値を創造する力を育む分野として注目されています。
■開催背景
2025年度よりインターンシップが採用活動の一環として位置づけられたことにより、大学生が企業からの評価を意識せずに情報収集できる機会は減少しつつあります。特に理工系の女子学生においては、もともとロールモデルが限られている中で、企業や働き方を理解する機会が十分にあるとは言えません。結果として、自身の価値観に基づいた納得感のある進路選択が難しいという課題があります。こうした中でWom-techは、「企業を受動的に知るのではなく、自分の関心を起点に能動的に理解する機会の不足」に着目し、その解決策として「STEM GATE」プログラムを企画しました。
本プログラムでは、学生自身が“リサーチャー”となり、企業に対して問いを立て、調べ、言語化するプロセスを通じて、企業や働き方についての理解を深めていきます。
今回のイベントは、プログラム初回の実証実験(PoC)の成果を共有する場として実施しました。
■STEM GATEの特徴
本プログラムは、以下のプロセスで構成しています。
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理工系の学生が自分の関心や価値観から「問い(リサーチテーマ)」を立てる
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企業を訪問し、現場や社員との対話を通じてリサーチテーマについて調べる
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得られた気づきを自分の言葉で言語化し、企業及び他の学生に共有する
このように、「問いを立てる → 調べる → 伝える」までを一貫して行います。これにより、企業理解を“探究プロセス”として捉えられる設計となっています。
■開催内容
① 学生による企業訪問レポート発表

理工系の女子学生5名が、約2.5ヶ月にわたり、自己分析・企業分析・企業訪問を通じて、「若手の成長」「ウェルビーイング」「チームワーク」など自身の関心から問いを立て、企業を分析し、その気づきを発表しました。
協力企業として参画頂いた旭化成株式会社及び日本航空株式会社の方からは「自分たちが伝えたかったことをまさに言語化してもらった」といった声が寄せられました。
【登壇者】
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東京理科大学 工学部工業化学科 3年 伊藤さや
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法政大学 デザイン工学部建築学科 3年 木下彩結
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奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術専攻 博士前期課程 1年 目淑乃
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名古屋大学 工学部 化学生命工学科 3年 中原和泉
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慶應義塾大学 理工学部 生命情報学科 3年 藤井茉璃
② 旭化成株式会社 および 日本航空株式会社 の技術系社員によるパネルディスカッション

両社の理工系のバックグラウンドを持つ社員の方々をお招きし、パネルディスカッションを行いました。モデレーターは学生が担当し、リサーチテーマと連動した「今まさに学生が知りたい」質問を中心にお話を伺いました。その結果、職場でのコミュニケーション、初めてやりがいを感じた時期など、学生の関心に直結した深い対話が展開されました。
【登壇者】
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旭化成株式会社 人事部人材採用室 楠本紗良様(工学府 機能発現工学専攻卒・専門:有機化学、光化学)
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日本航空株式会社 整備本部業務部 大島亮祐様(理工学府 航空宇宙工学専攻卒・専門:航空力学)
③ 企業交流会


イベントの最後には、旭化成株式会社及び日本航空株式会社の社員と参加学生との交流会を行いました。「就活イベントでは聞けないようなことでも、何でも聞いてOK」としたことで、
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選考では何を見ているのか
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学歴は採用に影響するのか
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研究を頑張りたいが、就活との両立はどうすべきか
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学部1年生はどのように過ごしたらいいのか
などの率直な質問が多く挙がり、同じ理工系のバックグラウンドを持つ先輩と後輩のようなフラットな関係性での対話となりました。
■協力企業コメント
旭化成株式会社
自社工場の見学で得た学びを、企業目線ではなく学生目線で分析し、自分の言葉で発表されている姿が印象的でした。聴講した学生さんの学びになるだけでなく、企業側としても新たな視点で自社を見つめる貴重な機会となりました。
日本航空株式会社
Webサイト等で立てた仮説を職場見学で検証する試みは新鮮で、非常に興味深いものでした。他社比較を含めた感想を直接うかがう機会はこれまで少なかったため、学生視点のリアルな意見は、企業側にとっても多くの気づきを得られる有意義な機会となりました。
■参加学生アンケートより
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参加しやすい会場の雰囲気で、聞きにくい話もフランクに話せる環境だった
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就活において悩んでいることのアドバイスを企業の方々から頂けた
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就活というより将来のことを考える機会という印象で楽しかった
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同じ年代の学生が企業訪問をしており非常に刺激を受けた
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社会に出るということが想像しやすくなった
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今後のSTEM GATEプログラムに自分も参加してみたい
■今後の展望
Wom-techでは、今回のPoCで得られた知見をもとに、「STEM GATE」の本格展開を進めてまいります。今後は、企業を単に“知る”のではなく、自分の関心を起点に“問いを立てて理解する”キャリア探索の形を多くの企業、学生に広げていきます。これによって、より多くの学生が納得感を持ってキャリア選択できる機会の創出を目指していきます。
本プログラムへのご協力やご参画にご関心をお持ちいただけました企業の皆様は、こちらのリンクよりお気軽にご連絡ください。
■理工系女性向けコミュニティWom-techのご案内
理工系女子大学生及び社会人が所属を超えて繋がる機会を広げるため、Wom-techではSlackコミュニティを運営しています。進路やキャリアについての情報共有、メンバー同士の交流の場としてご活用いただけます。ご興味のある方は、こちらのリンクからぜひお気軽にご参加ください。
HP:https://tomokoogasahara.github.io/womtech_lp
Instagram:https://www.instagram.com/womtech_stem/
■本リリースに関するお問い合わせ先
理工系女性コミュニティWom-tech-ワムテック-
Email:womtech1216@gmail.com
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