株式会社READY NOWが出資する、株式会社きんゆう女子が新体制へ

株式会社READY NOW

2025年3月11日 11時00分

3月8日の国際女性デーには、「すべての女性と少女のために：権利、平等、エンパワーメントを」というテーマのもと、女性の社会参画や経済的自立の重要性が語られました。しかし、大切なのはその先のアクションです。
株式会社READY NOW（本社：東京都千代田区、代表取締役：佐伯春菜）が出資する、株式会社きんゆう女子（本社：東京都中央区）は、新たな経営体制のもと、女性が金融を学び、自分らしい未来を選べる社会の実現に向けて歩みを進めます。創業者である鈴木万梨子が会長に、現在代表取締役を務める佐伯春菜が副会長となり、馬渕友理が新しく代表取締役に就任いたします。

【株式会社きんゆう女子の事業について】

「きんゆう女子。」は、2016年に誕生した、20〜30代を中心とした女性が金融を学び、自分らしい生き方を実現するためのコミュニティです。経済に前向きに関わることで「自由で等身大に生きる」ことをコンセプトに、家計管理から世界経済、FinTech（フィンテック）、ライフスタイルまで、幅広いテーマで勉強会や交流会を開催しております。現在、会員数は3,300人を超え、女性の金融リテラシー向上を支援する取り組みとして、金融機関や政府機関からも注目を集めています。

今後は、新たな経営体制のもと、個人投資家向けのIR事業にも本格的に取り組みます。新NISAの拡充により個人投資家の年齢層が下がり、特に若年層や女性投資家が増えるなかで、IR情報をより分かりやすく伝えることが求められています。しかし、専門的な情報が多く、初心者にとっては理解が難しいのが現状です。
「きんゆう女子。」は、これまで培ってきた知見を活かし、投資に関する情報をより身近なものへと変えることで、女性が主体的に経済と向き合い、投資を自分ごととして捉えられる社会の実現を目指します。

【経営陣からのコメント】

株式会社きんゆう女子
会長鈴木万梨子

この春、新しい経営チームを迎えられたこと、大変嬉しい気持ちです。2015年9月に初めて兜町、茅場町に来たとき、この街で何か新しいことが始まりそう。たくさんのやりたいこと、夢をかなえるために金融は必要なんだ。この街なら大切な何かを学べる気がする。そう感じたことを思い出します。

あれから気がつけば、ひとりで金融を学ぶ女子会が2人、3人となり、ゲストが参加して10人になり、きん女のコンセプトに共感し一緒に学び活動したいと手を挙げていただいた方が3,300名を超えました。また、事業として成り立つとは思っていなかった活動が、3年、5年と続けるうちに企業さまにも役立つ存在になれることが見えてきました。兜町茅場町の地域の方々にも応援していただき、イベント回数は400回以上、活動は10年目を迎え今は官公庁や大学のサステナブル・ファイナンスの研究のために意見を届けるまでに。

"きんじょ。"とニックネームで呼んでいただく機会も増え、投資への意識も高まってきた今、馬渕さん、佐伯さんと出会えたことで、また新しいステージへ一歩踏み出すことができました。

女性たちが自由で等身大に生きる社会を目指す金融経済教育事業、日本の魅力を再発見するIR支援事業を全国で展開できるよう、私自身も引き続き注力してまいります。

株式会社きんゆう女子
副会長佐伯春菜

「きんゆう女子。」は、2016年の創設以来、多くの女性が金融を学び、主体的に未来を選択できる社会を目指して歩んできました。これまで共に築いてきたこの場が、新たな経営体制のもとでさらに進化し、多くの女性にとってより身近で頼れる存在になる様、精進して参ります。

また、新たに代表を務める馬渕さんは、元々弊社のサポートメンバーとして活動してくれており、その頃から起業や金融教育への情熱と誠実な姿勢を間近で見てきました。彼女のリーダーシップのもと、きんゆう女子。がさらに成長し、より多くの女性が金融と向き合える環境が整うことを確信しています。

私自身も副会長として、新たなステージに向けて挑戦を続けます。鈴木さん、馬渕さんとともに、3人で力を合わせながら、女性が自分らしく経済に向き合える未来をつくるために全力を尽くしていきます。

株式会社きんゆう女子
代表取締役社長馬渕友理

昨今、金融業界は大きな転換期を迎えており、女性の視点やニーズがますます重要になっています。新会社では、金融機関や企業との連携を強化することで、女性投資家の育成、金融経済教育の普及、そして金融業界全体の発展に貢献できるよう、努めてまいります。

私は、金融のことがわからない”ふつう”の23歳です。だからこそ、金融がわからない20代の代表として、金融の楽しさと可能性を体現していく存在でありたいと考えています。あくまで中立の立場で、等身大の"金融ワカラナイ女子"の声を届け、金融リテラシーの向上、ひいては女性の活躍できる世の中を創り出すミッションを、力強く推進してまいります。

新たなスタートを切るにあたり、新会社では、これまで愛されてきた「きんゆう女子。」という名前をそのまま引き継ぐこととなりました。コミュニティ発足から約9年間、3300名を超えるメンバーや、兜町・茅場町の方々に愛されてきた名前であることを直接肌で感じ、その歴史と皆様の愛情を大切にしたいと思うようになりました。

「きんゆう女子。」という名前には、金融・経済という難しい世界を、親しみやすく、温かみのある「ひらがな」で表現し、その架け橋となる存在でありたい、という思いが込められています。金融業界に新しい風を吹き込み、女性たちの経済的自立を応援し続けることが、私たちの使命だと感じています。

そして最後に、この場をお借りして、これまで「きんゆう女子。」を創り上げてこられた取締役会長の鈴木万梨子さん、そして「きんゆう女子。」との出会い、貴重なきっかけをくださった取締役副会長の佐伯春菜さんに、心より感謝申し上げます。

これからが楽しみでたまりません。

今後関わる皆様、どうぞよろしくお願いいたします。