台湾発のAI企業Spingence Technology、日本市場での展開を加速

「AI-Native Factory」を掲げ、日本の2大展示会に出展。次期の成長に向けた資金調達も推進

偲倢科技股份有限公司

台湾で10年以上にわたり製造業向けAIの導入を支援してきたSpingence Technology(偲倢科技、以下Spingence)は、日本市場での事業展開を本格化します。

その第一歩として、今週開催される「Global Startup EXPO 2026」および「Manufacturing World Osaka」に出展し、日本市場では初めて、SPAK(Spingence Physical AI Kernel)を中核とした「AI-Native Factory」ソリューションを本格的に紹介します。

Spingenceは、日本を今後の海外事業展開における重要市場の一つと位置づけ、製造業企業、システムインテグレーター、技術パートナーなどとの連携を通じて、現地パートナーネットワークおよびサービス体制の構築を進めていきます。

また、日本市場を含む海外事業の拡大にあわせ、現在、次の成長フェーズに向けた資金調達も進めています。調達資金は、日本市場での事業開発、現地パートナーとの連携、人材体制の強化、およびAI-Native Factory関連技術・製品の開発に活用する予定です。

台湾の製造現場で培った、10年以上のAI導入経験

Spingenceは2015年に台湾で設立され、製造業向けAIアプリケーションおよびオンプレミスAI基盤の構築を中心に事業を展開してきました。

創業初期からAI外観検査をはじめとする製造現場へのAI導入に取り組み、その後、画像認識、製造ライン監視、データ分析、企業向けAIインフラ、デジタルツインへと技術領域を拡大してきました。

台湾の精密製造業をはじめとする企業やパートナーとのプロジェクトを通じて、Spingenceは単一のAIモデルを導入するだけではなく、製造設備、既存のIT/OTシステム、GPUコンピューティング環境、AIサービスを横断的に統合するノウハウを蓄積してきました。

こうした経験を背景に、現在では製造現場のAIアプリケーションから、エンタープライズ AI インフラ、デジタルツイン、フィジカル AIまでをカバーする技術基盤を構築しています。

Advantech、NVIDIAのエコシステムとともに技術基盤を強化

Spingenceは、事業成長の過程において、グローバルなテクノロジー企業とのエコシステム連携も強化してきました。

Advantech(研華科技)はSpingenceの初期戦略投資家の一社であり、両社は製造業、産業オートメーション、エッジコンピューティング領域において長期的な協力関係を築いてきました。

また、Spingenceは2018年にNVIDIA Inception Programに参加し、2024年にはNVIDIA Applications Providerとなりました。NVIDIA GPU、エッジAI、フィジカル AI技術を活用しながら、製造現場でのAI活用を継続的に推進しています。

 これらの産業現場での経験とグローバルな技術エコシステムを組み合わせることで、SpingenceはAIアプリケーションだけでなく、AI基盤、デジタルツイン、フィジカル AIまでを一体的に支援できる体制を強化しています。

SPAKを中核に、AI導入を「個別プロジェクト」から「工場の基盤」へ

Spingenceは、これまで培ってきた技術と製造業での導入経験をもとに、SPAK(Spingence Physical AI Kernel)を開発しています。

SPAKは、エンタープライズ AI インフラ、デジタルツイン、フィジカル AI の3つの技術領域を統合し、企業がAI-Native Factoryを実現するためのオンプレミスAI運用基盤です。

AIモデルやGPUリソースの管理、企業内AIサービスの運用、仮想環境上でのシミュレーションや検証、そして実際の製造現場でのAI実行までをつなぐことで、企業がAIを継続的に運用・拡張できる環境の構築を支援します。

従来、製造業におけるAI導入は、外観検査や特定工程の最適化など、個別課題を対象としたプロジェクトとして進められるケースが多くありました。

Spingenceが目指すAI-Native Factoryは、こうした個別導入にとどまらず、AIを継続的な改善や意思決定を支える「製造オペレーションの基盤」として活用できる環境を構築することです。

日本のものづくりに、台湾で培ったAI導入ノウハウを

日本の製造業では、高度な自動化や品質管理が進む一方、人材不足への対応、生産性向上、品質のさらなる高度化、柔軟な生産体制の構築などが重要なテーマとなっています。

また、AI活用においても、単一のAIツールを導入するだけではなく、既存の生産設備やIT/OTシステム、社内データ、AIインフラとの統合を含めた、より包括的な仕組みづくりが求められています。

Spingenceは、台湾の製造現場で長年培ってきたAI導入経験を活かし、日本企業それぞれの既存設備、IT環境、事業フェーズに応じたAI導入を支援していきます。

完成された一つの方式をそのまま持ち込むのではなく、日本企業や現地パートナーとの連携を通じて、各企業の製造環境に適したAI-Native Factoryの構築を目指します。

Global Startup EXPO 2026、Manufacturing World Osakaに出展

日本市場での事業展開の一環として、Spingenceは「Global Startup EXPO 2026」と「Manufacturing World Osaka」に出展します。

会場では、SPAKを中核とするAI-Native Factoryのコンセプトおよび関連ソリューションを紹介し、日本の製造業、テクノロジー企業、システムインテグレーター、事業パートナーとの交流を行います。

今回の出展を通じて、スマートマニュファクチャリング、エンタープライズ AI インフラ、デジタルツイン、フィジカル AI などの領域における日本企業の具体的な課題やニーズを把握するとともに、今後の技術連携、システムインテグレーション、販売チャネル、共同事業などにつながるパートナーシップの構築を進めていきます。

Spingenceが「Manufacturing World Osaka」展示会に出展。

日本を海外展開の重要拠点に

Spingenceは今後も、製造現場の課題を起点に、AIアプリケーション、エンタープライズ AI、エッジコンピューティング、デジタルツイン、フィジカル AIの統合を進めていきます。

日本を海外市場展開における重要な戦略拠点の一つと位置づけ、現地企業やパートナーとの協業を拡大しながら、台湾の製造業で培ってきたAI導入ノウハウを日本のものづくりへ展開していきます。

AIを単独のツールや個別プロジェクトとして導入するのではなく、製造現場の継続的な改善と高度化を支える基盤として活用する。

Spingenceは、その実現に向けて「AI-Native Factory」という新たな製造業の姿を、日本市場でも提案していきます。

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Spingence Technologyについて

Spingence Technology(偲倢科技)は、2015年に台湾で設立されたAIテクノロジー企業です。製造業向けAIアプリケーション、オンプレミスAIインフラ、デジタルツイン、フィジカル AIを中心に、製造企業のAI導入を支援しています。

AI外観検査をはじめとする製造現場へのAI導入から事業を開始し、現在では企業内GPUインフラ、AIモデル運用、デジタルツイン、フィジカル AIまでをカバーする統合ソリューションを展開しています。

2018年にNVIDIA Inception Programへ参加し、2024年にはNVIDIA Applications Providerとなりました。台湾の製造業で培った実務経験を基盤に、AI-Native Factoryの実現を目指しています。

Website:https://www.spingence.com/jp/

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会社概要

偲倢科技股份有限公司

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URL
https://www.spingence.com/
業種
情報通信
本社所在地
6 F.-5, No. 32, Sec. 1, Chenggong Rd., Nangang Dist., Taipei City 115020, Taiwan (R.O.C.)
電話番号
886-7723-8823
代表者名
CHEN, CHING-WEI
上場
海外市場
資本金
6000万円
設立
2015年11月