創立117年の歴史をつなぐ——NY育英学園、ニューヨーク日系人墓参会に今年も参加
先人の志を、子どもたちの未来へ。

生徒・スタッフが一体となった取り組み
ニューヨーク育英学園は毎年この墓参会に参加しており、今年も学園を挙げて式典を支えました。児童たちはお墓に飾る日米両国の国旗を手作りし、スタッフは前日に墓地の清掃を実施。学園長による式辞とともに、学校全体でニューヨークの日系コミュニティと先人への敬意を示しました。
当日は、ニューヨーク日本人学校の校長先生も多くの児童を引率して参加。在ニューヨーク片平聡総領事からも、ニューヨーク育英学園の継続的な取り組みに対して感謝の言葉が寄せられました。
117年の歴史を刻む墓参会
この墓参会の起源は1907年、今から118年前に遡ります。当時ニューヨークで亡くなった日本人のために、JAAの前身「紐育日本人共済会」がこの地に土地を購入し、毎年メモリアルデーに集まる慣習が始まりました。今年は、JAAを創立した高見豊彦医師のご子孫も参加され、歴史の重みをあらためて感じさせる式典となりました。
式典の挨拶で、武田学園長は次のように述べました。
「先人の方々がこのコミュニティを築いてくださったおかげで、今のニューヨーク育英学園があります。3年後に創立50周年を迎える学園として、その志をしっかり受け継ぎ、日本以上に日本を、ニューヨーク以上にニューヨークを学び、挑戦と失敗を恐れない——そんな子どもたちを育てることで、次の50年・100年のコミュニティをさらによくしていきたい」
授業でも根付く「先人から学ぶ」教育
ニューヨーク育英学園では、高見豊彦医師をはじめ、野口英世氏・高峰譲吉氏など、ニューヨークゆかりの日系先人について授業で学ぶカリキュラムを実施しています。歴史の積み重ねを理解し、未来を切り拓く人材の育成を目指す同校の教育方針は、こうした地域行事への参加とも深く結びついています。
学園では来年以降、さらに多くの生徒とともにこの墓参会に参加できるよう、取り組みを拡充していく予定です。百年以上続くコミュニティの記憶を、次世代へとつないでいきます。
【学校概要】
名称: ニューヨーク育英学園
メールアドレス:pr@nyikuei.org
公式サイト: https://japaneseschool.org/
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