三次元測量を学べる機会が広がります。点群サーベイヤー資格試験の詳細をお知らせいたします。

第三回点群サーベイヤー認定試験　受験者募集開始

一般社団法人不動産検査保証機構

2025年12月15日 11時32分

点群サーベイヤー資格『3つの目標』

１．測量と３D点群測量を基礎から学ぶ

２．３D点群測量に関する知識を深めステップアップする

３．公的に通用する民間資格を目指す

　この3つの目標を掲げ、スタートした「点群サーベイヤー」資格ですが、この度「第三回点群サーベイヤー認定試」験受験者の募集が開始されました。

　行政へのアプローチも始まりいよいよ資格としての格上げを行う段階へと進んでいます。

　これまで順調に受験者数を伸ばしており、第三回試験ではさらに規模を拡大して開催します。

　試験はテキストから出題される択一式問題と当日のセミナー内容から出題される記述問題があります。

点群サーベイヤー資格はなぜ生まれたのか

　「点群サーベイヤー認定試験」は（一社）不動産検査保証機構に設置された「ポイントクラウド測量部会」内で誕生しました。３Dスキャナを用いた点群測量は国のDX化政策の一つとして急速に普及が始まりましたが、聞こえてくる声は「導入したいがどうすれば事業化できるのかわからない」「導入したはいいものの得られた点群データをどう活用すれば良いかわからない」といったものでした。

　そこで不動産検査保証機構では０から３D点群測量を学べる場を作り出そうと法人内に「ポイントクラウド測量部会」を設置し、国土地理院OB、法務省OBを顧問に迎え、企業や測量専門学校を巻き込んだ３D点群測量のための資格試験を作り出しました。

　それが「点群サーベイヤーST・SP」です。点群サーベイヤー資格は初心者向けのSTとさらに上を目指す経験者、資格保有者向けのSPに分けられて実施され、多くの方に受験いただきました。

　当初は受験者が３D点群測量初心者が多いと予想していましたが、実際には測量のベテラン、建築コンサルの測量部署社員、土地家屋調査士法人からの受験者が半数以上を占め、３D点群測量という分野における業界全体の関心の高さに驚かされました。

　そんな「点群サーベイヤー資格試験」も第三回を迎えるにあたり一部会場を変更してより多くの受験者を迎える準備を整えました。今後この資格は行政への働きかけを積極的に行い、公的に認められ求められる資格となるべく活動を活発化させていきます。測量、建築業界に身を置かれる方々にはぜひともこれから来る資格「点群サーベイヤー資格」の受験をお勧めいたします。

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