防災点検の定期実施は約1割、地方で備えに違い【家工房調べ】

~全国449人に聞く「地方別・防災意識と被災後の行動想定に関する調査」~

株式会社LiPLUSホールディングス

・自力では難しいと感じる作業の1位は「屋根・雨どい・外壁の点検・補修」

・最も懸念する災害は北海道では“大雪”、中国地方では“風水害”

・備蓄を3日分以上用意しているのは九州・沖縄地方で56%、中部地方は24%

カカクコムグループでホームサービスマッチング事業を行う株式会社LiPLUSホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渋谷 雄史)が展開する「おうちの御用聞き家工房」(以下、「家工房」)は、全国の20歳以上の男女449名を対象に、「地方別・防災意識と被災後の行動想定に関する調査」を2026年10月21日~22日に実施しました。  

2026年11月には、国の災害対策の司令塔となる「防災庁」の発足が予定され、防災体制が見直されるなか、住まいの備えにも関心が集まっています。一方、日本は地域によって災害の種類やリスクが異なります。家工房は、地方ごとの防災意識と、自宅での対策内容、被災後の行動想定を把握するため、本調査を実施しました。

調査の結果、回答者のうち自宅の防災点検を「定期的に行っている」人は10.0%にとどまり、「気になっているが動けていない」人(33.6%)と「特に点検も対策もしていない」人(28.5%)を合わせると62.1%でした。自力では難しいと感じる作業は「屋根・雨どい・外壁の点検・補修」が42.1%で最も多く、災害後の片付けや修繕で悪徳業者に不安を感じる人は87.6%にのぼりました。また、地方別にみると、最も懸念する災害は北海道で「大雪」(31%)、中国地方で「台風・強風」と「大雨・洪水・土砂災害」を合わせた風水害(58%)となり、対策の内容や、備蓄・点検の実施状況にも地方差がみられました。

<調査結果のトピックス>

  1. 防災点検を「定期的に行っている」回答者は10.0%。6割超が点検できていない。

  2. 自力では難しいと感じる作業の1位は「屋根・雨どい・外壁の点検・補修」(42.1%)で北海道を除く7地方で1位。

  3. 災害後の片付け・修繕で、悪徳業者に不安を感じる人は87.6%。外部に頼む際に重要視するのは「料金」(安さ・事前の明確さ)43.2%、「スピード」21.4%。

  4. 被災後の片付けに体力・人手の不安がある回答者は76.4%。身近な相談サービスを「知らない」人は46.5%。

  5. 最も懸念する災害は地方で異なり、北海道は「大雪」31%、中国地方は風水害(台風・強風、大雨・洪水・土砂災害)58%、九州・沖縄地方は「地震」56%。

  6. 懸念する災害によって、対策内容も異なり、「屋根・雨どい・外壁の点検・補修」に取り組んでいる・気になっている回答者は、風水害を懸念する人で41%、地震・津波を懸念する人で25%。

  7. 備蓄3日分以上は九州・沖縄地方が56%に対し、中部地方は24%。備蓄・点検の実施状況にも地方差。

◆防災点検を「定期的に行っている」回答者は10.0%。6割超が点検できていない

自宅の「外まわり」や「室内」の危険箇所の点検・メンテナンスについて聞いたところ、回答者のうち「定期的に行っている」は10.0%、「思い立った時に(不定期に)行っている」は22.5%でした。一方、「特に点検も対策もしていない」は28.5%、「気になっているが、自力では難しく手をつけていない」は20.9%、「気になっているが、どこに頼めばいいか分からない」は12.7%でした。

◆自力では難しいと感じる作業1位は「屋根・雨どい・外壁の点検・補修」

災害への備えとして回答者に「必要だとは分かっているが、自力で行うのは難しい・負担が大きい」と感じる作業を聞いたところ、「屋根・雨どい・外壁の点検・補修」が42.1%で最も多く、「外構(フェンス・ブロック塀・カーポートなど)の点検・補修」が33.0%、「窓ガラスの飛散防止フィルム貼り・雨戸の点検」が25.6%で続きました。高所や外まわりの作業が上位を占め、室内でできる「大型家具・家電の転倒防止対策」は18.7%、「不要な物の整理」は13.6%でした。地方別では、北海道を除く7地方で「屋根・雨どい・外壁の点検・補修」が1位という結果となりました。

全国:自力では難しい作業(複数回答)

地方別:屋根・雨どい・外壁/外構 ※地方別nは52〜66。

◆災害後の業者依頼、87.6%が悪徳業者に不安。重要視するのは「料金」と「スピード」

災害後の片付け作業で、悪徳業者(高額請求や便乗商法)に対する不安は、回答者のうち「非常に不安がある」が39.0%、「やや不安がある」が48.6%で、合わせて87.6%でした。

外部に片付けや修繕を頼む際に最も重視する点は、「料金の安さ」が24.9%、「とにかく早く来てくれること(スピード)」が21.4%、「料金が事前に明確であること」が18.3%でした。「料金の安さ」と「料金が事前に明確であること」を合わせると43.2%でした。

悪徳業者への不安(全国)

外部に頼む際に最も重視する点(全国)

◆片付けの体力・人手に不安を感じる回答者は76.4%。相談先やサービスの存在を知らない回答者は46.5%

もしも自宅が被害を受けた場合の片付けについて、体力・人手に「非常に不安を感じる」と回答した人が27.6%、「やや不安を感じる」が48.8%で、合わせて76.4%でした。

また、自宅の近くに「ちょっとした家の困りごと」を気軽に相談できる店舗やサービスがあることを「知らない」と回答した人は46.5%、「知っており、利用したこともある」人は12.7%でした。

相談サービスの認知(全国)

◆懸念する災害は地方で異なる。北海道は「大雪」、中国地方は風水害

最も懸念している自然災害は、回答者全体では「地震」が46.5%で最も多くなりました。地方別にみると、北海道は「大雪」が31%(全国7.6%)、中国地方は「台風・強風」26%、「大雨・洪水・土砂災害」32%を合わせた風水害が58%で、「地震」は25%と全地方で最も少なくなりました。九州・沖縄地方は「地震」が56%と半数を超え、「台風・強風」も28%(回答者全体14.9%)になるなど、その地域での気候や出来事などが回答に影響を及ぼした可能性があることを示唆しました。

最も懸念する災害(地方別)

◆懸念する災害によって異なる災害対策内容

最も懸念する災害を「風水害(台風・強風、大雨・洪水・土砂災害)」と「地震・津波」に分けて、現在行っている、もしくは「やった方がいい(気になっている)」と感じている対策を比べると、違いがみられました。風水害を懸念する人は「屋根・雨どい・外壁の点検・補修」が41%、地震・津波を懸念する人は「大型家具・家電の転倒防止対策」が47%で、風水害を懸念する人(30%)を上回りました。

懸念する災害別の対策内容(全国)

◆備蓄・点検の実施状況にも地方差。備蓄3日分以上は九州・沖縄地方で56%

備蓄を「3日分以上」用意している人は、九州・沖縄地方が56%で最も高く、関東地方48%、近畿地方47%、中国地方43%と続きました。一方、中部地方は24%で最も低く、「全く備蓄していない」も34%でした。

点検では、「気になっているが動けていない」が中部地方で47%、関東地方で42%となった一方、九州・沖縄地方は20%でした。また、被災経験がない人(n=234)は、備蓄が3日分以上ある人が26%で、家屋の損壊等の被災経験がある人(n=74)の73%を下回り、被災経験がある人の災害対策の意識の高さがうかがえました。

備蓄・点検の実施状況(地方別)

家工房では、お客様に丁寧にヒアリングを行いながら、お困りごとに合わせて対応しています。剪定や屋根の補修など、自力では難しい作業のご相談や、どこに頼めばよいか分からないお困りごとにも、ご相談内容や予約状況に応じて最短即日で対応します。日頃から身近な相談先となれるよう、今後も地域に根差した「おうちの御用聞き」として、住まいの備えをサポートしてまいります。

<調査概要>

調査名:地方別・防災意識と被災後の行動想定に関する調査

調査期間:2026年10月21日〜10月22日

調査方法:インターネット調査

※居住エリア別(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州・沖縄の8エリア)にて同様のアンケートを実施

調査対象:全国の20代〜70歳以上の男女449名(男性279名/女性170名)

調査実施機関:ノウンズ株式会社(https://knowns.co.jp/)

※構成比は小数第1位または整数に四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

※地方別の回答者の年代・性別・住まいの構成は均等ではなく、全国の人口構成比とは異なります。

※本調査結果の引用・転載の際は、「家工房調べ」と明記してください。

【LiPLUSホールディングスについて】

LiPLUSホールディングスは、「悩みの解決から理想の実現まで、ホームサービスの最適解を届ける。」をミッションに掲げ、生活領域全般において高品質なサービスを展開する企業です。プロフェッショナルの技術力とテクノロジーを融合させ、時代やライフスタイルの変化に応じた最適なソリューションを提供します。社名「LiPLUS」に込めた「生活と人生にプラスの価値を提供する」という理念のもと、総合ホームサービスブランドとして「世界に求められるグッドライフ創造カンパニー」を目指し、社会に貢献します。また、より多くの暮らしのお困りごとを解決するため、購買支援サイト「価格.com」やレストラン検索・予約サービス「食べログ」をはじめ生活領域に多くのサービスを展開し、数多くのユーザーを有するカカクコムグループに、2025年4月1日に加わりました。

【「おうちの御用聞き家工房」について】

LiPLUSホールディングスが展開する「おうちの御用聞き家工房」は、地域住民の生活課題を解決する総合ホームサービス事業です。丁寧なヒアリングを通じて、電球交換などの日常的な軽作業から住宅リフォームまで、お客様一人ひとりのお困りごとに合わせて幅広く対応します。ご相談内容や予約状況に応じて、最短即日で対応します。地域密着ならではの機動力を活かし、生活インフラを支える身近なパートナーとして社会に貢献します。

公式HP:https://iekobo.net/

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会社概要

URL
https://liplus-h.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿1-18-14 恵比寿ファーストスクエア8F
電話番号
03-6427-6657
代表者名
渋谷雄史
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2020年05月