ラッパー園長【反響1,000件超】相談窓口開設
ラッパー園長の就任に寄せられた声と、そこから始まったJINGUプロジェクトの現在地
先日配信した
「ラッパー・XBS(深見展啓)がマザーグース神宮前保育園の園長に就任」というPR TIMESの記事は、私たちの想定を大きく上回る反響をいただきました。
SNS、DM、ストーリーズ、口コミ、直接のメッセージなどを含め、1,000件を超えるコメントや反応が寄せられ、それらを丁寧に読み取り、全体を俯瞰した結果、
・応援・共感・前向きな声が圧倒的多数
・批判的な意見は、事実上ほとんど見受けられない
という、非常に特徴的な反応となりました。
現在、各種メディアからの取材依頼も多数いただいております。今後の取材を通じても順次お伝えしていく予定ですが、まずは最初に発信したPR TIMESにて、今回の反響を受けて見えてきたこと、そしてJINGUプロジェクトが「今、何に取り組んでいるのか」を、あらためて整理してお伝えしたいと考えています。
※前回の反響を受け、HPの改修とライン公式の相談窓口を新たに開設いたします。
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■ なぜ、これほど多くの共感が集まったのか
今回の反響は、単に「ラッパーが園長になる」という話題性だけで生まれたものではありません。
寄せられた声を読み解いていくと、そこには共通する感情がありました。
それは、
「関わりたい」
「働いてみたい」
「ここなら預けたい」
という、ごく率直な想いです。
特に印象的だったのは、こうした声が保育業界の内側だけでなく、音楽、アート、ファッション、映像、飲食、アウトドア、経営など、異業種の方々から数多く寄せられたという点でした。
そこにあったのは称賛というよりも、
「本当は自分も、子どもや子育ての力になりたかった」
という感情でした。
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■ ラッパー園長は、何をして、何をしないのか
まず、最も誤解されやすい点について、明確にお伝えします。
ラッパー園長・XBSは、保育の専門業務には一切関与しません。
おむつ替え、食事介助、寝かしつけ、日常的な見守りなど、子どもの命や発達に直接関わる行為はすべて、保育士・助産師などの有資格者である専門家が担っています。
一方で、ラッパー園長が担っているのは、次のような役割です。
・保護者・保育現場・地域・社会をつなぐコミュニケーションの役割
・現場で生まれている声や課題を、運営・経営に反映する視点
・音楽やカルチャー、発信力を活かし、保育を社会にひらく役割
・保育士や専門職が安心して力を発揮できる環境づくり
専門性を侵さず、専門家の仕事を尊重したうえで、「社会との接点」を担うこと。
それが、ラッパー園長という役割です。
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■ 「0歳児は預けられない」という誤解と、制度の実情
日本では制度上、生後57日目以降から0歳児を保育施設に預けることが可能です。
しかし実際には、0歳児を保育施設に預けている家庭は、全国平均で約17〜18%程度にとどまっています。
その背景には、
・働いていないと預けられないと思われている
・体調不良や産後の不調では利用できないという誤解
・「0歳児を預けるのはかわいそう」という社会的な価値観
といった、制度と認識の間にあるズレがあります。
また、企業主導型保育園については、認可保育所のように自治体が一括して空き状況を管理・案内する仕組みではありません。
そのため多くの場合、
・各園へ直接問い合わせる
・園が公開している情報を個別に確認する
といった方法が必要になります。
※一部の自治体では独自に情報提供を行っている例もありますが、全国共通の仕組みではありません。
結果として、「実際には受け入れ可能な園があるにもかかわらず、その情報が保護者に届いていない」という状況が生まれています。
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■ 産後うつと、見過ごされがちな命の問題
産後うつは、約10〜15%の母親が経験するとされており、決して特別なケースではありません。
さらに日本では、妊産婦死亡原因の上位に自殺が含まれる年があるという現実があります。
出産後1年以内に自殺で亡くなる母親は、毎年数十名規模で報告されています。
医療の進歩により、出産そのものの安全性は大きく向上しました。一方で、産後の孤立やメンタルヘルスへの支援は、まだ十分とは言えない状況が続いています。
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■ JINGUプロジェクトが助産師と共に進めていること
JINGUプロジェクトでは、子どもの安全と同じ重さで、
「ママの命と心を守ること」を重要なテーマとしています。
その中心的な役割を担っているのが、助産師・宮本先生です。
宮本先生は、
「産後0歳のママの産後うつ・自殺をゼロにしたい」
という強い想いを持ち、妊娠・出産・産後の母子と長年向き合ってきた専門家です。
JINGUプロジェクトでは、
・産後ママが孤立する前に支援につながる導線づくり
・専門家の知見を保育現場と運営に反映する仕組み
・「頼ってもいい」と思える空気づくり
を、現場と一体となって進めています。
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■ 「本当は、みんな関わりたかった」
今回の反響を通じて、私たちは一つの確信を得ました。
本当は多くの人が、子どもや子育ての力になりたいと思っていた。
ただ、
・資格がないから
・専門家ではないから
・どう関わればいいのかわからないから
という理由で、その想いを胸の奥にしまい込んできただけだったのです。
ラッパー園長・XBS自身も、「関わりたいけれど、関わり方がわからなかった側」の人間でした。
だからこそ今回、あえて園長という立場に立ち、専門性を侵さずに関われる場所と役割を可視化する、という挑戦を選びました。
その姿を見て、
・これなら自分も関われるかもしれない
・ここで働いてみたい
・ここなら安心して子どもを預けたい
という共感が、連鎖的に広がったのだと受け止めています。
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■ これからに向けて
JINGUプロジェクトは、誰か一人の挑戦ではありません。
本当は関わりたかった人たちが、安心して集まり、力を持ち寄れる場所をつくる挑戦です。
これからも、
・専門性を守ること
・社会とつながること
・孤立を生まないこと
この三つを軸に、子育て支援の新しいスタンダードを、現場から丁寧に実装していきます。
次回のPR TIMESでは、助産師・宮本先生へのインタビューを通じて、産後ママのリアルと、今本当に必要な支援について、より深くお伝えする予定です。
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※補足
なお、ラッパー園長・XBSは、今後も保育園運営の枠内にとどまることなく、音楽活動および写真家としての表現活動を継続してまいります。
これらの活動は、園の現場に直接介入するものではなく、カルチャーや表現を通じて「子どもや子育てを社会にひらく」ための発信として位置づけています。
保育の専門性は専門家が守り、ラッパー園長は社会との接点を担う。
その役割分担は、今後も変わることはありません。

マザーグース神宮前保育園
JINGUプロジェクト
緒方
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